台風一過
誰でも「台風一過」を「台風一家」だと思いこむ時期があるのではないだろうか。そうして、「一家」と思っていたものの正体が「一過」だと知ったあとでも、嵐を見送ったのちの脳裏に「台風一家」の4字が浮かんでいたりするのではないか。そうして何とはなしに想像する。また空の一家にごたごたが起こったな、という具合に。
「そのくらいにしておきなさいな」
自分の家にはごたごたなど起こったこともない(うそばっかり)、という涼しい顔して、上空を睨む。
「だから、もう、およしなさいってばっ」
さて「一過」。
これはさっと過ぎてゆくという意味。
このたびやってきた台風19号も、あれほど大騒ぎして、大騒ぎのあまり浮つきそうになるのを戒め戒め待ったというのに、朝起きたら、もういなかった。さっと過ぎてしまったらしかった。空に雲は浮かんでいたが、誰に急かされているのか、あれよという間に走り去り、あとには、見上げるこちらが気後れするほど、澄みわたった青空がひろがっていた。
休校はないにしても、強風のため登校時間が遅くなるだろうと期待していた(中間試験の初日であった)高校2年の三女にいたっては、青空の真下でぽかんとしていた。
「行っちゃったのか、台風」
ぽかんとしたあと、急にあわてて地理の帖面をめくったりしている。いまさらあわてたって、間に合わない。そう思い直したのか、いつもよりゆっくり朝ごはんを食べ、「よし、行くか」と云って、出かけた。
「(答案用紙に)名前を書くのを忘れないように」
(こんな頓珍漢なことしか、かけることばを持たないなんて。……うれし)
台風19号が、わたしの頭の上を通過したのは、日付が変わった本日夜半過ぎのことだった。雨風(あめかぜ)の音を聞きながら、気がつくと、過去幾度も経験した「苦きこと」、「うまくゆかなさ」を思っていた。
いや、どんなに手きびしい目に遭っても、いつの間にかそこを通り過ぎてきたことを、思い返していたのだった。
「苦きこと」、「うまくゆかなさ」に遭遇し、停滞し、悩みにからめとられたとしても、通過するときは、なぜか一瞬だった。
ほかの誰かに気持ちを向けた瞬間、いちばん辛いところを過ぎていた。
自分のことだけでいっぱいになっている殻が、ぱんっと破ける。しかも、ほかの誰かに気持ちを……というのも、電車やバスのなかでひとに座席を譲るとか、誰かさんのちょっとした用事を肩代わりするとか、こころをこめて目の前のアナタに挨拶するとか、そんな程度のことなのだ。
誰かを思って何かする。これが苦境(大袈裟だけれども)を脱するための「はじめの一歩」。そうと知っていながら、なかなか一歩踏みだせないもどかしさを感じることがあっても、ともかく。
荒れ狂う風雨に耳傾けつつ、台風一過の青空に驚かされつつ、あらためて思いだした。
どんな場合も、自分のことに凝り固まっていてはだめなんだわ。
友だちから、いいもん、もらいました。
「父の故郷、長崎県(五島)のかんころもちです」
と、書いてあります。
15cmほどの筒状のものを、厚さ1cmほどに切って、
フライパンで焼きます。
まあ、そのおいしいことと云ったら。
さつまいもを混ぜこんだお餅(甘みも少し加えてある)なんです。
わたしは、ちょんと、醤油をつけていただきました。
こんなふうに、いいもんをちょっぴり分けていただくというのが、
わたしは好きです。
たくさんではなしに。
希少価値です。
かんころもち(甘古呂餅)、ごちそうさまでした。
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コメント
ふみこさま みなさま
こんにちは。
本日は、まばゆいばかりの光の一日ですね。
庭でさえずる小鳥たちも嬉しそうです。
さて。
「苦しきこと」や「うまくゆかなさ」が、通過する時は一瞬であるということ。
自分に重ねて考えてみて、”なるほどなぁー”と思いました。
あることがきっかけとなって、今までずっと停滞していたことがスッと通過したりしますよね。
わたしは最近、そのことを経験したばかりなので、
”あれ?ふみこさんてば、わたしの事を見ていたのかしら?”と思いました。
あと、「苦しきこと」や「うまくゆかなさ」は、
自分の人生にとって、けっして無駄にはなりませんね。
わたしは今、そのことを実感する日々ですよ。
”あの時の、あれがあったから、今回はなんだか平気じゃないか!”とね。
「苦しきこと」や「うまくゆかなさ」をしっかりと味わい尽くせば、
忘れた頃にちゃーんとご褒美となって、自分に返ってくる気がします。
今まで経験してきた「苦しきこと」が、今の私を支えているように。
その事に気づけたことは、私にはとても大きい。
がんばるばいっ!
投稿: みぃ。 | 2014年10月14日 (火) 14時55分
みぃ。さん
褒美ね。
なんだか、そのあたり、わたしは
感謝知らずで、うっかり者のような
気がします。
得たり失ったりしながらここまで
きたことは自覚しているのですけれど。
そして、 みぃ。さんと同じように、
「苦きこと」(わたしは「苦しき」でなく「苦き」と
書きましたが……どうかな、同じと思ってかまわないでしょうか)
「うまくゆかなさ」は決して決して無駄ではないと
考えています。
順風のなかにあるときより、学ぶこと、それにチャンスも
いっぱいあるな、とも。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月14日 (火) 17時25分
ふんちゃん。
台風一家。一過とわかっても、ファミリーも間違いではない気がされて、捨てがたい魅力がありますよね。
心配していることがありました。
アパートの壁に立派な蜘蛛さんがいて、大丈夫なのだろうか。でもどうしてやればいいのかわからず、そのままにしておきました。
今朝みると、無事生存していて、ほっとしました。
巣にほつれができたのか、編み直しをしていました。
投稿: 佐々木広治 | 2014年10月14日 (火) 17時39分
ふみ子様
まさに、台風とともに、苦きこと、うまくゆかなさが去っていった感じです。
この連休で、気持ちを入れかえたいと思い、ランチ食べに行ったり、お茶したり
なんてないことだけど気分転換しました。
最終日は、レポートに追われながらも、台風とともに今までの辛いことが去っていく感じがしました。
過ぎた後は穏やかで、今はまた、新しいグループでグループワークをしています。ふみ子さんは、いつも、私にタイミングよく心地のよいメッセージを下さり、感謝しています。
投稿: ゆきたん | 2014年10月14日 (火) 18時48分
ふみこ様
きのうの台風はおっかなかったです。
東風がきついなあと思っていたら止まり、
終わったのかと思ったら実は目の中にいたみたいで、
過ぎて行った後の吹き返しの北風が猛烈で、
集合住宅で、でかいはずなのに、持ち上げられて
シェイクされているみたいでした。
10時をまわると何もなかったようにシ~ン。
自然とはすごいです。
久しぶりに青空を見たらお出かけをしたくなって
今日はブラブラしました。
その時に外国の方に駅への道を尋ねられました。
(日本語で)
THANKyou.と言われ、
ちょっとだけですがお役に立てたかもしれない、
そのことが嬉しく、
歩いているうちに幸せになりました。
投稿: ゆるりんりん | 2014年10月14日 (火) 19時39分
佐々木広治 さん
台風一家と思ってますね、わたしは。
蜘蛛は大事に、と思ってますが(基本的にね)、
蜘蛛の巣には、ちょっと困らされます。
あああ、こんなところにつくったら、
困るんですよ、と。
でも、蜘蛛の巣を払いのけるののには、
葛藤があります。
巣のほつれの、編み直し。
なんて、素敵な観察!
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月14日 (火) 21時10分
ゆきたん さん
よかったよかった。
ゆきたんさんの上に、青空がひろがって。
どんなにがんばったり、
がまんしたり、
工夫したり、
ひとにやさしくしたりされたことでしょう。
グループワークも、ふんわりね。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月14日 (火) 21時12分
ふんちゃん皆様こんにちは。
ほんとですよね
気付いたら辛いことも心配事も通りすぎていた、なんてこと
ありますよね。
私には定期的にやってくる台風があります。
それは今いる身近な仲良くなりたての
友達に嫌われたんじゃないかと、思ってしまう。
被害妄想台風です。
この話をしたら嫌なんじゃないか
私以外の人と楽しそう、なんてね。
大概そんなことなくて
私の前でもみんなでもこんなふう、なんですよね。
ふんちゃんはこんな経験ありますか?
こんなときどんなふうに
気持ちをもっていたらいいですか?
投稿: たまこ | 2014年10月14日 (火) 21時14分
ゆるりんりん さん
そうなんです、それなんです。
さもないことが、うれしくてうれしくて。
「お役に立てたかな」も、支えです。
台風、そんなでしたか。
こちらは、覚悟して待ったほどではなくて、
安心したり、はぐらかされた気分になったり。
しかし、亡くなった方あり、
怪我もあり。
台風は爪痕を残しました。
自然のちからは、ひととおりではありません。ね。
無事でしたね。
わたしたち。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月14日 (火) 21時16分
こんばんは。
先週はお返事ありがとうございました。嬉しくて、「ぽっ」となりながら、何回も読み返しました。家族にも、自慢しました。
今日の「かんころもち」のお姿が、今朝、娘(登校時間が2時間近く延びました)と一緒に作った「ココアのクッキー」とそっくりだったので、またお邪魔してしまいました。粉と砂糖とココアの粉、それに油だけなので、ほろほろにできました。
投稿: cohata | 2014年10月14日 (火) 22時07分
たまこ さん
おはようございます。
ひとと仲よくしようとすることも大事だけれど、
自分を知って、親しくすることも大事。
自分を認めていないと、
結局ひとを認められないような気がします
(ひとを認めていないと、自分を認められない……
ということでもありますかね)。
たまこさん、
「この話をしたら嫌なんじゃないか」
と書いておられますが、わたし、あるときから
相手の「話したくない気持ち」を察することが
必要だし、相手が聞かせてくれるまで待つ姿勢が
重要、と思ったんです。
相手のこと(具体的には)たいして知らなくても、
親しさは紡いでゆけることもわかりました。
自信を持って!
たまこさんの慎重なやさしい気持ちが
ここにも伝わっています!
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月15日 (水) 09時32分
cohata さん
登校が2時間遅れ、
ふたりでココアクッキーを焼くなんて!
なんて、いいんでしょう。
時間のつかい方にも脱帽してますが、
何より、こころにゆとりあり!と見ました。
うっとりです。
(うっとりしてないで、少しは見習わないと)。
ほろほろのクッキー。
よかったら、ここへ、
つくり方を記していただけませんでしょうか。
いつでもいいのです、ずっと先でも。
皆さんを代表して、お願いします。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月15日 (水) 09時35分
台風一過の青空、早く見たいなぁと思ってしまう今日この頃です。
我が家は、細長ーいトンネルを一歩一歩進んでいる状態で、
そのことを理解して、納得して、慣れきって、過ごしているのに、
ふと、現実の(同世代の人々の)世界に触れた途端、
どこへもっていったらよいのかもわからない気持ちにおそわれます。
きっと、KZの方が、人知れずそういった気持ちに
なっているのだろうなぁと思いながら。
でも、やりきれなさを、ぶつけてみたり。
で、自己嫌悪。
トンネルをともに歩みきったときに、
この時間を「一瞬」の「いとおしい日々」と思えるように、
毎日を過ごしたいです。
現実世界のショックから立ち直るお供は、
「相棒」の新シリーズとプロレス観戦でした(笑)
ね、私たちらしいでしょう?
投稿: KZのツマ | 2014年10月16日 (木) 14時22分
KZのツマ さん
一所けん命、一歩一歩進んでおられる
KZさん、KZのツマさんに、
励まされています。
さあ、わたしも一歩一歩行こう。
一歩一歩行こう。
おふたりがトンネルを歩みきったとき、
恥ずかしくないわたしでいて、
そして握手したいと思います。
「相棒」の新シリーズを観ながら、
声援を送ります。
で、ここを(役不足ですけれど)、
「花の里」だと思って、
ちょっと飲んだり、こぼしたりしにきてねー。
うふ。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月16日 (木) 18時24分
ふみこさま みなさま
おはようございます。
あらあら。本当だ。
「苦しき」ではなく「苦き」でしたね。
相変わらずのスットコドッコイぶりです。ははは。
けれど、同じ意味です。
「苦しき」のあとにも「苦き」や「うまくゆかなさ」のあとにも、
きっと同じように種が蒔かれ、しばくしたら花が咲く!
その花を愛でながら、ここから先も歩いていくんだなぁ。ずっと。
そうは言っても弱気になったり落ち込んだり。
そんな時にはこちらでひと休み。
明日からもがんばろうっ!と思える場所です。
ふみこさん、みなさん。
どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: みぃ。 | 2014年10月17日 (金) 09時19分
「台風一家」と思っていた方が案外たくさんいらして、
なんだかクスクス、ほっとしている一人です。
大きな台風が過ぎた翌日、私は朝早くに隣の神社に駆け付けます。
賽銭箱の片隅に、縮こまったスズメの子や、ずぶぬれになった犬や猫が
震えている姿をよく、目にするので。
園児の頃は、次々に抱えて連れ帰り、母をてんてこ舞いにさせていました。
なんだか、天からの宝物に出逢ったようでした。
一過のあとには、深く広がる青空があります。
致命的な爪痕を残すこともありますが、
人も時も動いていくので、きっとシーンは変わるのだと思い、
今、たいへんな渦中におられる方々が
台風一過の青空を 一時も早く 眺められることを念じるばかりです。
今日は、海峡の背景に染み入るような青空が広がっています。
投稿: どりす | 2014年10月17日 (金) 13時03分
ふんちゃん
「台風一過」なんですね…。「一家」だとばかり思っていました。
でも、よくよく意味を考えようとすると、なんだかおかしいな…と思うはずなのに…(^^;)
「どんな場合も、自分のことに凝り固まっていてはだめなんだわ」
心にしみわたりました。
「だめなんだわ」という表現も、私にぴったりで…。
ゴーストの時もそうだったけれど、
相手のことを思うこと。
相手のいろんなことを想像すること。
人でも物でも、きっといろんな事情があるってこと。
最近の私のテーマです。
ことあるごとに意識してきたことですが、
今、また…。
ゆるやかな私になりたいなぁ…の気持ちです。
今日、久しぶりにゆっくりできています(^-^)
かんころもち!おいしそうです(*^。^*)
いよいよ雪虫が、そこらここらに…。
口の中に入りそうで、ドキドキしたりもしています(^^;)
投稿: もも(^-^) | 2014年10月17日 (金) 14時38分
ふみこさん おはようございます
「行っちゃったのか、台風」と
青空の真下でぽかんとしていた三女さんの姿・・。
分かるな~~と 懐かしくて 笑いました。
(化石になるほど時間が過ぎてしまったのですが)
定期テストが終わったら 目が腐るほど眠って
そして マンガを読みまくって・・・と思ったものです。
ふみこさん
「通過するときは、なぜか一瞬だった苦しみ」
あれほど苦しくて 悩んで 眠りの浅い日々が続いたことも
過ぎてしまうと ただただ 「あのときはたいへんだった」としか
思い出さないですね。
だから こうして 今日も 暮らしていけるのかもしれません。
「これから 何度 こういうことを繰り返すのかな」とも思うのですが
そんな余計なことを 考えそうになったら
空を 見上げて深呼吸。ですね。
投稿: えぞももんが | 2014年10月18日 (土) 07時54分
みぃ。さん
そうか。
種がこぼれ……花が……。
花が咲くんだ!
これは、いまのわたしにはたいそう大きな
励ましです。
花が咲くんだ!
よおし、いろんなこと、どんと来い!
うんと愉しい花畑にするぞ!
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月18日 (土) 11時57分
どりす さん
『ある小さなスズメの記録』
(ひとを慰め、愛し、叱った、誇り高き
クラレンスの生涯)
クレア・キップス
(梨木香歩 訳/文藝春秋)
をお読みになりましたか?
大好きな本です。
ふと思いだして……。
「一過のあとには、深く広がる青空があります」
というメッセージ、日本中に届きますように。
ありがとう!ございました。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月18日 (土) 12時19分
もも(^-^)さん
そうそう、
「だめなんだわ」です。
わたし、今週も、まだつぶやきつづけています。
「だめなんだわ」
「どんな場合も、自分のことに凝り固まっていてはだめなんだわ」と。
つぶやくたび、
気持ちが楽になってゆくのです。
不思議なほど!
雪虫さんたちに、よろしく。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月18日 (土) 12時22分
えぞももんが さん
試験が終わった高校2年生は、
漫画『よつばと』12巻を、目を細めて
読んでいます。
明日は、級友2人と映画を観に行くそうです。
その褒美の豊かさに匹敵するがんばりを
彼女は試験勉強で見せていただろうか。
(……)。
いまもお互い「大変」を抱えています。ね。
だんだん「大変」が「常態」に感じられるようになってきている。
少しずつたくましくもなってきたのかもしれません。
一方、これまで経験したことのない悩み、迷いが
やってきて、出題者の手腕に畏れ入ることも少なくはありません。
つづく試練(試験とも云える)を、
豊かな気持ちで受けなければ。
(文句云ったりすると追試を受けさせられるような)。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月18日 (土) 13時17分
ふみさま~みなさま~~
台風一家のきまぐれな大移動に13日が発表会だったわたくしは、
この1年分の天気予報を見たり聞いたりしておりました。(笑)
無事開催でき、翌日の次女の合唱祭(クラスの合唱伴奏をひきうけ、市の大ホールで弾くという大役をおおせつかり、ひと夏かけて練習してきたイベントでして・・)も、無事中止になることなく終わり、安堵しておりました。
でも、家中開け放ってハリケーン通過していったかのような、ありさま・・。
修学旅行から長女も帰りトランクは開け放たれ足のふみばもなく、洗濯ものは山盛り~~
そして、疲れがでたのか、3日前から次女が風邪で寝込み~~
自分の1大イベントが終わったというに、一家の母は大変だわさ。と、ため息ばかりでしたが、
ようやく仕事部屋に行きっぱなしになっていたパソコンを本日リビングに移し、ふみさまやみなさまと繋がれました。
なぜ自分をここまで追い込んじゃうのかしら?ここまでする必要がある?と、毎年のことながらあまりにこの1カ月が本当にバタバタで振り返る時間もないありさまなので、自分で撒いた種なのに、プリプリしていたのですが、ここのみなさまのホンワカですっかり上機嫌。
みぃさんが言うように、私が撒いた種もお花咲くね。(現にひと花咲かせてきたか(笑))
私の作るうどんや、おじやや、クリームシチューで、次女の具合もよくなって、明日からは無事後期の授業が始まる学校にも登校できそうです。
それってすごく幸せですね。ふみさま言うように、誰かを思って何かできる喜びをすごく感じることができる時間をもてました。
台風一家と一緒におきょうさんの師走も過ぎ去ったので、またこれからはこちらでごゆるりさせてもらいま~~す。
投稿: おきょうさん | 2014年10月19日 (日) 17時02分
おきょうさん さん
お疲れさまでござんした。
でも、幸せな結果が訪れて、
ほんとによかった……。
こちらまで、そのおすそ分けに預かり、
涙ぐんだり、あちこち片づけたり、
思いだし笑いをしたり。
ほんとうのこの年の終わりまで、
また、ひた走りましょう。
ゆったりと、落ちついて。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月19日 (日) 22時36分
ふみ虫さま
おはようございます。
今年の台風は大きかったですね。
気象予報を見ながら
祈りながら、いました。
なんだか、秋は短くなりそうな気がして
いつもより早めに冬仕度!はじめようかな。
ふみこさん、くたびれすぎないように
してください。
新聞の随筆を読んだあとに
お便りしています。
投稿: 寧楽 | 2014年10月20日 (月) 07時32分
ふみこさま
"ほかの誰かに気持ちを向けた瞬間、いちばん辛いところを過ぎていた”
という言葉、とても印象に残りました。
先月まで朝ドラ「カーネーション」の再放送をやっていたので、
毎日録画して見ていたのですが、その中で晩年の糸子さんが、
「自分のためにと思ってやったことは、全然うまくいかなかった。
うまくいったのは、人様が喜んでくれることを思ってやったとき」という
ようなことを言っていて、自分の仕事のやり方を振り返るいい機会に
なったところでした。
今日も秋晴れのいいお天気になりそうですね。
投稿: 焼き海苔の の | 2014年10月20日 (月) 08時36分
ふみこさま こんにちは
「どんな場合も、自分のことに凝り固まっていてはだめなんだわ」
本当にそう思った1週間でした。知らず知らずのうちにいろいろなことを思いつめていたようです。久しぶりに友人に電話をかけてもうまく話せない自分でした。
落ち込んだまま週末を迎えて、土曜、休む前にふと思いついて、かんころもちをパソコンで調べたらいろいろ作り方が出てきました。
干し芋はなかったのですが、ちょうどお昼に食べた「秋深し」のふかし芋が残っていたなと…それを使って、日曜日朝からホームベーカリー(の「おもち」モード)で「かんころもちもどき」を作りました。多分、本物とは違うのでしょうが(固まるまで待てませんでしたし)、ほっとするお味でした。
ウチの台風は7人家族くらいで、次から次からいろいろなことを巻き起こしてくれていますが(ここが底と思っていたら抜けていたことが度々あります)、落ち込んでいても美味しいものを食べる(作る)と、また頑張ろうと思えます。単純です。
投稿: あすちるべ | 2014年10月20日 (月) 15時52分
寧楽 さん
昨年は、秋がない!と思ったほど
でした。
夏のあと、すぐ冬がきてしまった……。
それに比べたら、まだいいかと考えていましたが、
寧楽さんの予言通り、このところ、
とつぜん秋が早足になりました。
このまま去ってしまうのか。
ご心配ありがとうございます。
いま、元気です。
元気だからこそ、疲れや、
ちょっとした不調に気づきやすいような気がします。
年末まで、お互いに
落ちついてやってゆきましょう。
元気でいましょう。ね。ね。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月21日 (火) 09時29分
焼き海苔の の さん
糸子さんのそのことば、
まさにいまのわたしの実感です。
この10月にやっとのことで受けとめた実感。
それに、
「自分」のことも、人様におしえられて
知るという一面があるんだなと、わかりました。
人様のすすめによって、
自分の知らない一面が働かせてもらったことも
過去、少なくなかった……。
やはり、「自分のことに凝り固まっていてはだめなんだわ」
です。
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月21日 (火) 09時36分
あすちるべ さん
「久しぶりに友人に電話をかけてもうまく話せない自分」
いいなあ、いいなあ(ごめんなさい)と思いました。
一緒に「どこ」にいてくれる。
一緒に「黙っていて」くれる。
一緒にいて「ぽつりぽつりと話して」くれる。
そんな友だち、いいなあ、と思って。
じゃがいも(中くらい5個)の皮をむき、
輪切りにして茹でます。
水をきってさまし、すりつぶします。
片栗粉(200gくらい)を加えてよくよく練ります。
筒状にまとめて、好みの厚さに切り、バタで焼きます。
このじゃがいものお焼き風、おいしいです。
好みのたれで。
元気出ましたか?
ふ
投稿: ふみ虫 | 2014年10月21日 (火) 09時57分
ふみこさん みなさん
こんばんは。
晩ご飯の後、クッキーを焼きました。娘の友だちに、プレゼントです。手順のおさらいも、ついでにできましたので、作り方をお伝えします。
下準備
☆ラップを30㎝くらい拡げておく(タネを一度冷蔵庫で休ませます。手で混ぜるので、あらかじめラップを準備しておくと、流れがス ムーズです。)
☆くるみ40gを包丁で刻んでおきます。
(ナッツならなんでもおいしいと思います。私は今日アーモンドを刻んでいれました。プードル状のものでもよいでしょう。)
材料 薄力粉70g、砂糖20g、ココアパウダー(無糖)15g、油40g(うちは菜種油です。癖のないものならなんでも大丈夫です。)
そして、下準備をした上記のナッツ40g
作り方
①ボウルに、薄力粉,砂糖、ココアパウダーを入れてさっと混ぜる。
油を入れて、手で混ぜる。さらにナッツも入れて、まとまるまで混ぜたら、
直径5,6センチの棒状にして、拡げておいたラップに包み、冷蔵庫で1,2時間休ませる。
②準備☆天板に、クッキングシートを敷く。
☆オーブンを160度に温める。
休ませておいた生地を、12,3個に切り分ける。ひとつずつ、成形する。
☆ちょうど、かんころもちのようなお姿を目指します。またはオセロの駒のような。ぽそぽそした生地ですが、手の温かさで、
いうことをきかせます。
成形したものを天板に並べ、160度で15分焼きます。
☆焼き上がりはもろいので、天板に乗せたまま、冷ましたほうがよいでしょう。
...こんなところでお解りいただけるでしょうか。
元は、『ほぼ日刊イトイ新聞』というHPの、『なかしましほさんのみんなでおやつツイート!! No.2』の「チョコクッキー」のレシピです。私は「自宅用」に、いろいろはしょってしまいました。どうぞ、ご本家のレシピもご覧下さい。
明日(もう今日になりましたが)から、また楽しく忙しい予定です。今夜は「台風の目洋菓子店」を開店できてとても満足です。
投稿: cohata | 2014年11月10日 (月) 00時52分
追伸
改行が上手に出来ず、大変読みづらいですね。お許しください。
投稿: cohata | 2014年11月10日 (月) 00時53分