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2016年1月 5日 (火)

年越しの日記(2015−2016)③

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   2016年が明けた。
 常よりもほんのちょっぴり気を入れて掃除した。ごく簡単なおせちが重箱に詰めてあり、屠蘇の仕度がある。居間の籠のなかに羽子板が見えている。
 わたしのする正月の拵(こしら)えなど、じつにさりげないものであるのに、どうしてどうしてあたらしい年はそれらしく明けたのだ。

「トイレ掃除はわたしがする。帰ってくるまでしないでよ」と云って大晦日に映画「スターウォーズ/フォースの覚醒」を観に出かける者あり。

「ガラス拭きね。はいはい」と独り言(ご)つ者あり。
「ね、味見お願い」通りかかる誰彼をつかまえては小皿を差しだす者あり。

 思えば暮れのこんなような情景が、
2016年の元旦の一部をつくったようでもある。
  2016年元旦の発見。
 自分がかまぼこ好きだということを、あらためて知った。奮発して求めた上等かまぼこが、気持ちを盛り上げる。

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 夫の両親とともに、妻沼聖天山(埼玉県熊谷市)へ初詣。ちちとははが「しょうでんさま」と呼ぶ(しょうてん/しょうでん)この地をわたしはとても好きだ。そして、長細いおいなりさんで有名な名物・聖天寿しが買えたらうれしい、などと密かに考える。
 しかし、2012年聖天堂(本殿)の国宝指定のあと、人気が高まったため、この日も大行列。参拝まで40分待つこととなる。聖天寿しの店の前にもたいそうな行列ができており、「きょうはあきらめようね」と話し合っていたところ、行列の前方からははに声がかかった。
「何人でいらしたの?」
「え? ええと1、2、3、4、5人!」
 ちちとははの親友Aさん夫妻がわたしたちの分の折り詰めまで求めてくださったのだった。
「はい、お年玉」
 どう考えても、これは奇跡だ。そうだ、ことしは、このようなことを見過さず、奇跡とわかって受けとめよう。
 聖天寿しは土産とし、聖天さまを訪れるときの約束でもある「実盛公うどん」(そばもあります)を食べる。聖天さまを建立(こんりゅう)した斎藤別当実盛公に因んだうどんで、大和芋のせん切りがのっている。うどんもいいが、店の佇まい、接客も寄らずにはいられない理由である。

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月4日
 ヤエバアと電話で話す。
 ヤエバアは元義母ということになるが、わたしにはいまも大切な大切な存在。しかしながら、直接はなしをするのは久しぶりだ。前の日に御招ばれした子どもたちに託してもらった土産のお礼をと思って受話器をにぎりしめたのだった。変わらないやりとりに、胸が熱くなる。
 と、とつぜん、わが口から思いがけないことばがするすると……。
「ヤエバアもわたしも向こうに行くのが怖くないものね。先に行って待っているひとのことを思いつづけているから。死ぬまで生きようね」
 わたしの元夫(現在は友人)の妹に当たるヤエバアの長女が22歳で他界し、その日から31年が過ぎた。その日からわたしの死生観が変わりはじめ、「死」が親しいものになった。親しくなり、慕わしくも思うようになったからと云って、死別の悲しみを知らぬわけではない。その悲しみを悲惨と位置づけたくない、うつくしさ愛しさとともにあることを忘れたくないという思いがずっと、わたしにはあって、「そんな死への思いが、ひととのあいだに云い様のない違和を生じさせることがあったの。だけど違和は支えにもなっていった。……ヤエバア、死ぬまで生きようね」と、わたしは話していた。
 ああ、もっともふさわしい相手に伝えるべきことを伝えた。

 年の瀬のゆるゆるとした働き。

 正月のかまぼこ。聖天寿し。実盛うどん。ヤエバアとのやりとり。家人たちとの会話。
 奇跡に満ちた年越しであった。

Photo

昨年のおわり近く、
友人から申の飾りが届きました。
あまりにかわいらしく、クリスマスのリースをはずした
翌日、つまり1226日の朝、早早と玄関扉に飾りました。

Photo_2

おさるさんのアップです。
12年後まで大事にするんだ。

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「日記」カテゴリの記事

コメント

ふみこさま、みなさま

「奇跡」と言えば一つ前に書いて下さった「受胎告知」
どうしてそのようなことがあり得ましょうかの場面を思い出し
ふらっとサンマルコ修道院のあるイタリアへいきたいなあと
逃避願望をかかえつつ。。

3日波の音聴きに3人で江の島へ。
海の見える岩屋近くの高台のお店で
そこにいる人々と駅伝のゴールの瞬間をともにする
ときめているのです
奥の間で寝転んでみたり、窓いっぱいに広がる海を
ひたすらぼっーとながめて一時間くらいすると
目の前に海鮮丼があらわれるのです。

主人の実家で迎えてくれる人がいなくなって8年
ずっと私たちを優しく包んでくれる場所の1つです

そんな場所があるのも奇跡ですね
予約しなくても私たちのテーブルはいつも
ちゃんと空いているのです。感謝です。

投稿: 真砂 | 2016年1月 5日 (火) 12時27分

ふんちゃん皆様こんにちは。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


私ヤエバア様とふんちゃんのエピソード大好きなのです。
世間的には嫁と姑は上手くいかないと言われてるけれど
ふんちゃん達のお話を聞くと未来に希望を持てます。

そういえば大事な人達に
忘年会でお礼を言えました。もっと伝えられたのに、と思いましたが笑

大切な先輩社員の方とは遅くまで付き合って頂き
ニコニコ笑顔でいた私に
感謝してますが伝わったらいいなと。

投稿: たまこ | 2016年1月 5日 (火) 12時28分

ふみ虫さま

年があらたまりましたね。
おめでとうございます。

今年もどうぞよろしく
おねがいいたします。

お正月準備のため
大晦日の朝一番にスーパーへ
スーパーだけど顔なじみの
店員さんに声をかけられ

「ママさん、今からかまぼこ半額に
なるので買っておいてください」と
お正月のおめでたい模様?!の
かまぼこ、買い求めました(^^)

暮れからお正月
時間に追われないとは
こんなに緩むことかと再確認
しました。

ふみこさんのお家の風景は
人との間合いが絶妙で
とても温かいです。

投稿: 寧楽 | 2016年1月 5日 (火) 12時30分

かわいい申の飾りですね。

今年もどうぞよろしくお願いします。
こちらに立ち寄るのが火曜日の楽しみです。

投稿: マドレーヌ | 2016年1月 5日 (火) 12時33分

ふみ虫 さま

ふみ虫さま、みなさま、
穏やかな年明けを迎えられましたことと、
心よりお慶び申し上げます。

昨年も、こちらに支えられた一年でした。
先月義父が他界しまして、
責任感強く、慈愛に溢れた義父でしたので、
つれあいもわたしもなかなか立ち直れずにいましたが、
今朝の新聞を開いて目に飛び込んできた宝島社の広告に、ガンッと一撃やられました。

死ぬときくらい、好きにさせてよ。。。

死は日常のひとコマ、これで終わりではなく
次に続いていくのですね。

今日のふみ虫さんの文(ふみ)にも、ますますその想いを強くしました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: バッテリー | 2016年1月 5日 (火) 15時42分

山本ふみこ様
毎週のブログを楽しみにしている者です。2015年大切な人を亡くしました。いつでも会えると思っていたのに、消えてしまいました。誰にも言えない悲しみです。2016年のふみこさんのブログに涙しました。「先に行って待っているひとのことを思いつづけているから。死ぬまで生きようね」  大切な人との再会を待ちながら、でも一所懸命生きていきます。

投稿: 堅ママ | 2016年1月 5日 (火) 18時55分

ふんちゃん、みなさま、こんにちは。

ふんちゃんの文を読み、ふんちゃん宛のおたよりを拝見し、ああと思い出したことがありました。
ぼくにとってとても大切な漫画があります。
今だといろいろクォリティーの高い、それこそ芸術のような絵や、文學作品のような内容のものがありますが、ぼくにとって大切な漫画とは、質としては低いだろうとおもいます。はっきりいって、素人に毛の生えたような作品でしょうか。
とは言え、初め読んだとき、胸が震えました。
勇者がモンスターを殺戮し魔王を殺してハッピーエンドと言うロールプレイングゲームを題材にしていて、ゲームだから終わるまでいくら死んでも生き返ります。
視点がおもしろく、勇者はモンスターを殺すことに疑問を持ちますし、魔王に同情したりします。そこを掘り下げていけばすごく良い作品になったのかなともったいないかんじです。
で、死んだときにゆく場所天国は、雲の地面で、羊がたくさんいます。羊飼いがいて、勇者は羊飼いと仲良くなります。
が、魔王を殺せばゲームセットで、寿命を終えるまでもう会えなくなります。
その最後に、なぜか感動させられました。
こんな気持ちです。
ああそうか、ぼくにも待ってくれている人がいるんだな。
そんな気持ちになって、なんだかうれしくなりました。

投稿: 佐々木広治 | 2016年1月 5日 (火) 19時39分

ふみこさま みなさま こんばんは。

暖かい年末年始でしたが、だんだん冷え込んでくるようです。
でも、これが平年並み。やっぱり冬は冬らしくなくっちゃね。。。と、強がってみましょうか。

今年も実家の母や弟家族が整えてくれたお餅や野菜でささやかな初春の食卓を帰省してきた人も一緒に祝うことができました。

そして、いつもの毎日が戻ってきて思ったこと。
こんな風に過ごせる日々も今年限りかも。。。ということでした。
家族が増えるかもしれないし、彼方へ行ってしまうかもしれないし、どちらでもなくても今年みたいな穏やかさはないかもしれないし。。。

同じことって一度だってあるわけじゃなかったのだけれど、いつまでも続いていくような気がしていたのも、また事実だったりします。

今年の目標は「てくてく暮らす」ですが、最初の1歩は自分の歩幅で歩き始めることができたみたいです。

投稿: かえるのしっぽ | 2016年1月 5日 (火) 21時58分

ふみこさま、みなさまおはようございます。
年末年始を大好きな人たちと過ごし、
過ぎ去っていく時の早さにしばし切ない
季節。

こちらに寄らせていただくと
胸の奥に暖かいものが流れていきます。
今年も楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。

追伸 ふみこさまの履いていた室内履き、
昨年はついに見つかりませんでした。
今年は作ろうかな!

投稿: まみちゃん | 2016年1月 6日 (水) 06時25分

ふみこさま。

あけましておめでとうございます。

私、お正月は、はるくんの守りに追われていましたので、昨日、実家の母と初詣に行ってきました。おみくじをひいたら大吉。そして、書かれていた言葉が、すんっと入ってきました。

「今までの幸運は先人の徳のおかげ。これからは、人のためになることをしていったら、もっとしあわせになれます。」

って。そっか。今までは、先人の徳のおかげで、幸運だったんだなぁ・・・。私、今年は、徳をつみたいです。
人のために、何ができるか考え中。
とりあえず、はるくんと、おじいさんのために何かできたらいいな!と思っています。

今年も、よろしくお願いします。

投稿: こぐま | 2016年1月 6日 (水) 10時03分

真砂 さん

江ノ島。
ゆっくり行きたいなあ、と思います。
近年は通過するばかりで。

ことし、きっと行こう……。

(海鮮丼にあらわれてもらえたらいいな)。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 14時34分

たまこ さん

義母義父たちに
仲よくしてもらっているのは、ほんと、
それもまたひとつの奇跡だわとあらためて
思いました。

出会う前から好きになれると信じてもいたこと。
自分の阿呆なところを隠さず出したこと。
できることだけをしていたこと。
これは、よかったかなと思っています。

ちちははを大好き!と云い切れることが
うれしいです。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 14時43分

寧楽 さん

かまぼこを半額で!
(どこに心動かされているんだか)。

緩められるときは、
緩めましょう。
お互い、約束ね。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 14時45分

マドレーヌ さん

こちらこそ、
ことしもよろしくお願いします。

申のお正月飾り、ほんとうにかわいらしくて、
扉の前で、でれーっとしてしまいます。
「かわいらしいねー、アナタは」って。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 14時50分

バッテリー さん

ほんとね、あれね。
わたしも、がつんとうれしくぶたれました。

わたしたち、
好きなように生き、
好きなように死のうね。
できるだけ。

ことしもよろしくお願いします。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 14時51分

堅ママ さん

よくいらしてくださいました。

2015年を生き抜いて、
2016年をはじめられたきょうまで、
ほんとうに大変でいらしたと思います。

ことしは、できるだけやさしく、
穏やかにゆけますように。
ここで、祈っておりまする。

ときどき、ここへ、ひとりごとを残してくださったら、
うれしいです。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 14時57分

佐々木広治 さん

会いたいひと、待ちびとが「向こう」にいても、
すぐと「向こう」に行こうとしてはいけない。
その約束が、辛いこともありますね。

わたしにも、きっとそんな試練が待っていると
思います。
が、ともかく。
「死ぬ日まで一所けん命」
と思えますようにという、いまの気持ちです。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 15時06分

かえるのしっぽ さん

同じ「とき」は生きられないけれど、
異なる「とき」が生きられる。

ということかな。
ちょっと、たのしみになってきました。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 15時08分

まみちゃん さん

わたしの使っている室内履き。
薄めだし、どうということもないのですが。
思いがけないところで、出合えるはず。

ことしもよろしくお願いします。


投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 15時10分

こぐま さん

こぐまさんのように、やさしい気持ちでいるひとは、
きっとその志をかなえるのだと思います。

はるくんのため。
おじいさんのため。
こぐまさん自身のため。
誰かさんのためになること。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 6日 (水) 15時12分

ふみこ様

遅くなりましたが...
あけましておめでとうございます。
今年もふみこ様のいろいろ...楽しみにしています!

年末はふみこ様のご提案通り、マジメにゲンジツトウヒしました!
やらないといけない事満載でも、まぶたが下りてきたら...
とりあえず一眠り。その結果あーあ...という事態が多少あっても
まずは我が身を大切にと切り替え、まあまあスッキリした年越しでした。

おさるさんのお飾り、とてもかわいいですね!
我が家の玄関にも張子のおさるがやってきたので、目にするたびに
頭をポンとしています。ゆらゆらしてかわいいですよ。

投稿: かおる(ヌケちゃん) | 2016年1月 6日 (水) 16時38分

たびたび失礼します
ふみこさんが教えてくださった若松英輔さん
今晩NHk10時より100分de名著
内村鑑三の番組に出演します

「霊性」人間を超える大いなるものとつながるとは。。
も内容に含まれているようなのでみてみます

ふみこさんが教えてくださったこの方の本の
のおかげでいろいろうけとめられるようになったこと改めて
お伝えしたくて書きました
そっとつたえられたかなあ。。

再放送は翌週の朝6時です。

投稿: 真砂 | 2016年1月 6日 (水) 20時28分

ふみこさま みなさま おはようございます。

飛行機かと思うような風の巻く音がしている朝です。
今日は寒くなりそうです。

真砂さんに続いての2度目のお便りです。

少しずつ読んでいた「昨日のカレー、明日のパン」を昨夜読み終えました。
その中で出てくるギフの言葉にウルっときそうになりました。
それは「人は変わってゆくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」というところ。(ネタバレか?ごめんなさい!)

読んでよかったです~どうやら文庫になるらしい。解説も気になるのできっと買ってしまいそうです。
ドラマの放送は見てないのです~残念!

投稿: かえるのしっぽ | 2016年1月 7日 (木) 09時03分

ふみこさん、みなさま、新しい年が始まりましたね。
また今年もどうぞよろしくお願いします。
今年はサル…ですね。私、サル年だったりします(笑)
ふみこさんの奇跡あふれる年末年始、なんだか良いことがたくさん始まりそうな一年の始まりですよね!!ヤエバアさんとの出会い、素敵ですね!ふみこさんとの関係がなんて素敵なんだろうと…。出会いって宝物ですよね……本当に。
私もふみこさんやこの広場の皆様との出会いは宝物です。

今年は、お飾りの可愛らしいお猿さんが見守ってくれますね!

今年もまたどうぞよろしくお願いします。
今年もゆったり深呼吸しながら、家族みんな笑顔な一年になりますように…

投稿: みゅー | 2016年1月 8日 (金) 10時10分

ふみこさまの日記を読みながら、
新しい日々は奇跡で充ちているんだなぁ、
と、改めて思いました。
こうして無事に生きていること自体、奇跡なのかもしれません。
ヤエさんの姿に、私の大好きな先輩女性の姿が重なり、
懐かしさで突然会いたくなりました。
会えない距離ではないけれど、このまま見守り想い続けたいひと。
そのひとの存在だけで生きるチカラになるひと。
出逢えたのは、奇跡なのか必然だったのか不思議ですけど。
ことしも、素晴らしい奇跡に出逢えますように。
本年も宜しくお願いいたします。

投稿: どりす | 2016年1月 8日 (金) 13時05分

ふんちゃん

 素敵なお正月の風景ですね…。
 それぞれが、それぞれの時間を過ごしながら、
 なんとなくそこで一緒にいるということが、とても伝わりました。
 
 家は、年末年始、娘の部屋作りに明け暮れました。
 何年越しの書類を整理し、家具を移動し…。
 夫と二人、あたふたとやりました。
 このあたふたが愉しかった…(^^)
 ほこりまみれになりながら、お互いの大学時代の書類を見つけて、
 また話が盛り上がったり、写真を見つけて大笑いしたり…。
 一緒にできたことが本当に愉しかったです。
 子どもたちも、時々、参加。
 本を移動したり、ごみを捨ててくれたり…がんばりました。
 無事にできた娘の部屋。
 でも…、夜はやっぱりさみしくて、家族6人布団ぎちぎちにして寝ています(^^;)

 「ヤエバア」さんとの会話…。
 じんわりきました…。
 『昨日のカレー、明日のパン』を読んでいて、
 なんだか重なるものを感じたり…。
 じんわりしながら、温かく、ちょっと切なく読んでいます…。
 教えてくださって、ありがとうございます。

投稿: もも(^-^) | 2016年1月 8日 (金) 14時24分

かおる(ヌケちゃん)さん

ことしも、よろしくお願い申します。

「とりあえずひと眠り」
というの、わたしも!です。
こんがらかったり、気持ちがざわざわしたり、
思いつくことがないようなとき、
とりあえずひと眠り。
15分くらい横になって眠ることあり、
うんと早い時間に床について、うんと早く起きることあり。
すると、ほどけていたり、おさまっていたり、
思いついたり。

ことしもきっとそれでゆきます。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 9日 (土) 11時05分

真砂 さん

お知らせありがとうございます。
わたしは、内村鑑三に寄せる
若松英輔の本を読んでみることにします。

高校時代、内村鑑三の『後世への最大遺物』を
読んだことは、わたしの礎(いしずえ)になっています。
ああ、その組み合わせ、どきどきします。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 9日 (土) 11時11分

かえるのしっぽ さん

ああ、よい読書をなさって。
おめでとうございます。

ほんとうですね。
世のうつろいを、わたしがうつくしいものとして
見たいのは、「そこ」!
ひとを救ってくれるところ、
世を浄化するところです。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 9日 (土) 11時13分

みゅー さん

出合い(出会い)に価値を見いだすこと、
日常に「奇跡」を見いだすこと、
これは、ひとにできる大事な部分だと思えます。ね。

ことしもよろしくお願いします。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 9日 (土) 11時15分

どりす さん

ねえねえ、どりすさん。
「奇跡」と「必然」て、
ほとんど同じものであるのじゃないでしょうか。
いま、気づいたのですけれど。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 9日 (土) 11時17分

もも(^-^)さん

お嬢さんのお部屋ができたのですね。

ことしは「せつないことの大事」について
考えてみようと思っています。
それを受けとめるやり方、
受けとめられないこころや時期、
いろいろ研究しようと。

ご一緒にね。
お願いします。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月 9日 (土) 11時19分

ふみこさま、おはようございます。

昨日奇跡起こりました
ずっと集中治療室にいた姉に先生から「もう大丈夫」
原因不明、ストレスによる心筋梗塞といわれ
不安の日々でしたが。。

そんなこともあるんだから。。
もっと自分の心臓も大切にしなくちゃです
ふみこさん、もうふっきれました。
うまくいかなくていい
思うようにいかなくていい
違和感、不安があっていい

お正月から心配おかけしました
ありがとうございました。

でもね、甥っ子たちと台所でのやりとりは宝物になりました
男の子は食べる食べる。不安も忘れて。
やはりふみこさんの本の台所で元気になるのとうりでした。

朝から失礼しました。
感謝の気持ちをみなさまにも伝えたくて。。。

投稿: 真砂 | 2016年1月10日 (日) 07時57分

真砂 さん

お姉さま、よかったこと。
真砂さんが云われるように、
心臓を大事に、と思わされます。
身体はその内に魂を守り、
心臓は、肉体と魂のつながりの「要」です。ね。

大変なお正月を、
生き生きと過ごされて、
拍手させていただきます。
ぱちぱちぱちぱちぱち。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月10日 (日) 21時14分

ふみこさま こんにちは

穏やかな成人の日でした。

可愛い申の飾りですね。

申年生まれでは無いのですが、祖父は、私が生まれた時から大阪の四天王寺の庚申堂にお参りしてくれていました。六十日に一度、中学生頃までは、行けるときは一緒にお参りに行っていました。
去年、はは のショート中、ちょうど庚申さんの日だったので、思い立ってお参りしました。昔はたくさんお参りの方がいて露店も有ってにぎやかだったのに、今回は静かにゆっくりお参りできました。
境内でこんにゃくを売っていて、北を向いて無言で食べるんです。昔も祖父と食べたなぁと懐かしく食べていました。
ウチの近くでもお地蔵さんだと思っていたら庚申塚だったりして、庚申の年では無いですが、いつも前を通るとき、こんにちはと頭を下げています。

富士ファミリ―、おばあちゃんとマツコロイドさんとの会話でいろいろ考えて、「っていうかいるじゃん!」と言うセリフにそうだぁなとしみじみしました。富士山のある生活と無い生活の違い(関西では「あるとき~!」っていう豚まんのCMがありますが…)これはうまく言えないけれどあるような気がします。私の心にあるのは二上山です。実家からもウチからも西と東ですが見えました。(スケールが違うかな)
「死ぬまで生きる」。あ~、この言もストンと胸に落ちました。ホントにそうですね。

投稿: あすちるべ | 2016年1月11日 (月) 17時46分

追伸
もちろん機嫌よくです。笑。

投稿: あすちるべ | 2016年1月11日 (月) 17時54分

ふみさまみなさま
あけましておめでとうございます

といいつつも、すでにもう11日になってしまいますね・・・

母の入院がちょっと長引きそうなので
自分の家はがたがたなのですが
まずは見舞い
そしてひとりぐらしだった実家の片づけで
お正月もほこりまみれでした。神様、このありさまに通り過ぎて行ってしまわないかしら?(笑)

今年もなんだかのっけからバタバタな感じで
なかなかゆるりと行きませんが、
食べて、寝て、笑って、そしてゆるゆると頑張る1年にしましょっと。


母の台所をなるべそのままに、
母を待たせてあげたいのだけど

やはりどんどん自分仕様にしちゃってるな・・・


一人実家でお茶をのみながら思います。

でも、そろそろ
そんな時期なのかもしれないな・・・

大きなお重
たくさんのお料理が並んだ大皿
お客様用の湯のみ
蓋つきのお椀・・・

もう、
使われることはないのかもしれないと思うと・・・

少しずつ処分したり、きちんとしまいなおしたりしてると
かなりおセンチになります。

ダメダメお正月なのに落ち込んでちゃね。

かわりに
母の毎日の湯のみ茶碗
お茶碗
お椀

をきれいに磨き上げました

帰りをまっていますよ


きちんと初期棚にならべてきました。

早くこの台所に帰ってこれますように。

新年の願いです。

みなさまのお願いも
叶う年となりますように。

かわりに


投稿: おきょうさん | 2016年1月11日 (月) 23時31分

あすちるべ さん

境内で、無言にてこんにゃくを。
なんか、関西のすばらしいのは、そういうとこ。
という気がします。

いつもは明るくにぎやかにしてはるのに、
とつぜん無言だって。
すごいなあと、ね。

投稿: ふみ虫。 | 2016年1月11日 (月) 23時40分

おきょうさん さん

わかります。
母のしていることを、ぶち壊しながら
働いてるかな、とはっとして
ふり返ることがあります。

そういうわたしにも、母から
受け継いだ部分も少なからずあるんですよー。
と、いいわけしたりして。

お大切にね。
おきょうさんさん自身も、お大切にね。ね。


投稿: ふみ虫。 | 2016年1月11日 (月) 23時43分

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