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2017年4月11日 (火)

お腹すいたー

 帰り道も、家まで数分というところで、ふとわたしはつぶやいた。
「お腹すいたー」
 いや、驚いたのなんの。
 出先で昼から大ご馳走にあずかり、鰻重のほかに、前菜、刺身、煮もの、天ぷらなどを、少しずつお腹におさめ、帰ってきたのだ。これだけ食べておいて、いったいどの口が「お腹すいたー」などと云うのだろうか。
 朝からの会合、鰻重の席が無事にまあるく終えられるようにと、気を張っていたせいか、おいしくいただきはしたのだけれども、お腹のなかでうどの和えもの、筍の煮もの、なまずの天ぷら、鰻たちが、なんとなく落ちつかずにいる。それに、肝吸いのことなど、どうだったかわからなくなっている。あったのにはちがいないが。
 家に帰って、菊のお茶を淹れ、ひとりでそれを飲んだら、やっと、落ちついた。お腹はいっぱいだった。もう何も食べられないと思いながら、こっそりもう一度、「お腹すいたー」とつぶやく。
「それにしても、きょうのことが無事おさまって、ほんとうによかった。ありがとうございました。あなたもご苦労さんでした」
 あなた、というのは、菊のお茶をすすっているわたし自身である。

 結局、うらはらなことをつぶやいて、ガス抜きをしたのだと思う。

 こんなふうに状態ともこころともあべこべのことを云うのは、めずらしくはなく、わたしは始終「疲れたー」「めんどくさーい」とやっている。
 あまり疲れてもいないし、めんどうくさくもないのに、口のなかでぶつぶつやる。ほんとうのほんとうにくたびれているときや、本格的なめんどうと向き合っているときは、決してつぶやかないのもおもしろい。つぶやくどころではないのだろう。必死というのはそんなようなものだと思う。必死のときは心身も張りつめておいたほうがいいので、ガス抜きなどしないに限る。
 必死でもなく、たいして疲れてもいないのに「疲れたー」とか、そうはめんどうでないのに「めんどくさーい」とつぶやいてしまったあとは、「えへへ、ほんとうはそうでもないんです。ごめんなさい。ちゃんとやります」と口には出さず、胸のなかであやまっておいたりする。
 誰にあやまっているのだか。
 
 こうした、みずからの「疲れたー」「めんどくさーい」の発声の背景に気がついてからは、ひとが同じようなことを云うのを見るたび、「ガス抜きだな」と思ったり、口に出して「どんどん云いなさいな、ガス抜きガス抜き」なんてことまで云ったりするようになった。

 ガス抜きできるようなときは、そんなふうにして、自分の状態が深刻化しないようにするのがいい。
 ひとのこころというものは、案外あっという間につまらぬもので充満するようにできているからだ。

 きょうは午後から、
K市で開かれる会に出かけることになっている。その場に立ち合うためだけに出席する会だったが、その役割を果たせることには誇りを持っている。わたしにできることはわたしがすればいい。
 しかし一方、こんな思いもちょっぴり(ちょっぴりです)持っている。
 その時間家にいて、仕事をしたり、雑用を片づけたりできればどんなにいいだろうか。
「あー、めんどくさい」
 これでいい。これで気が済んだ。
 行ってまいります。 

W

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W_2

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「日記」カテゴリの記事

コメント

ふみこさま みなさま おはようございます

青空の朝に取り急ぎ~

今日の新聞番組欄に「駆け込み女と駆け出し男」の短い紹介を発見♪
某BS-TBSで放送のようです。

投稿: かえるのしっぽ | 2017年4月25日 (火) 09時30分

みゅー さん

ゼラチンと粉寒天を持ってます。
それぞれの食感もたのしみながらも、
ときどき、半半混ぜたゼリーをつくります。
これもまた、いいんです。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月18日 (火) 10時21分

おきょうさん さん

超の字のつくドラマチックな
おきょうさんさんの春。

でも、夢については、
「ひたすらもやしのひげでもとっていたい。もくもくと……。
やりたいことはもやしのひげとり」
と云われる。

なんて素敵なおきょうさんさんでしょう。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月18日 (火) 10時19分

こぐま さん

リバーシブル。

いいなあ、リバーシブル。
あこがれてしまいます。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月18日 (火) 10時14分

ふみこさま、みなさまこんにちは。
ガス抜き〜!いいですね〜私も実践してみようかなと思います!
春はいろいろバタバタしますが、ガス抜きしながら乗り切ります!そうそう、オレンジページの家計簿!実は一年前まで使っていたんです!シンプルながら使いやすくて!それに紙質が私好みです…書きやすくて。
今年はいただいたやつを使用してますが、ふみこさんのコラム読みたいので、本屋さんで探してみます〜
あっ、ふみこさん、我が家も今年から毎日冷蔵庫にゼリーの生活になりましたよ〜(笑)子供達がたくさん食べるため作るのに忙しいです(笑)

投稿: みゅー | 2017年4月18日 (火) 09時47分

ふみさま~みなさま~こんばんは。
ほぼほぼ毎回オオトリコメンテーターおきょうさんです。((笑)

いやだって、新学期、新生活、はんぱない忙しさでございます。
2女新高校生誕生ということは「新高校生の保護者」という立ち位置も誕生ということなので、毎日のお弁当作りも復活。
今日なんか部活朝練あるために、こちらは2時に寝たのに5時起きで、生姜焼き焼いてました。
そして新生活。母の介護のルーティンがほぼできあがってきたので
思い切ってお断りしていた新しい生徒さんの受け入れも復活。
先週から幼稚園の年中さんがやってきてくださってます。
か~わ~いい~~~の~~💛

ピラピラのスカートに結わいた髪の毛には大きなリボン!

もうほぼおばあちゃんの域でございますね。先生、練習してなくても、音が間違っちゃってても、なんでも〇にしてあげちゃうよ~~((笑)

ですが、やはり、ものすごいテンション上げて対応していかないといけないため極度の疲労。最初に音に触れてもらうことのお手伝いができるということはかなりのプレッシャーなんです…。私の出方で音楽嫌いになってしまったらえらいこっちゃ・・・。
毎回大緊張です。

そして新しく高校生になった生徒さん、大学生になった生徒さんみなみなさま、今までの学区から外に羽ばたくことになりますので、こられる時間帯が遅くなる・・・毎日が22時くらいまで・・・

からの朝からの朝5時生姜焼きです。((笑)

そして最終破壊パンチが長女が昨日の日曜日に初、彼氏を紹介しがてら自宅に呼ぶという・・・。
春は恋の季節~~~♪♪いらない。そんな春・・・。
そして私はごはんをふるまうことになるという・・・
女子2人の母なので、男子の食事。(しかも強豪高校野球部出身という19歳。全盛期は学校のお弁当に5合ごはんを持っていっていたらしい・・)
ああ、もっとゆとりがあればこちらのみなさまで野球男子をお育ての方々にメニューと量をお聞きしたりしたかった・・・。(もはや、ふみさまの広場を乗っ取ろうとしているのか?((笑))


「ああくたびれた~~~~」これは、わたくしの最近の口癖。
お経のようにとなえております。おきょうさんだけに・・・。→おやじギャグ~~。あまりの疲れでテンションハイでございます。

でもきっとふみさまは

「おきょうさん言いなはれ言いなはれガス抜きガス抜き」

と言ってくださいましょうとも。


ため息は幸せを逃すといわれるけど、ため息でもついて

くたびれたあ~~~

とガスぬかないと、ハンプティーダンプティーみたいになっちゃいますからね。イースターですし。

ああ、できることなら、ふみさまみなさまと、どこか隠れ家にこもり、
外とのつながりをぱちんと切って、
ひたすらもやしのひげでもとっていたい。もくもくと・・((笑)
やりたいことはもやしのひげとり。なんてかわいらしい夢でしょう。
そのもやしと豚バラでおいしいもやし炒めなんか作っちゃたら、最高!

ゴールデンウイークまであとちょっと。

もやしの妄想と、
くたびれたあ~~~

でのりきります

投稿: おきょうさん | 2017年4月17日 (月) 22時19分

ふみこさま。

ボッチャ。

響きがかわいい!
私も、調べてみますね。
どんなんだろう。
楽しみです。

今日も朝から4時間かけて、リバーシブルのエコバッグを縫いました。
お弁当柄なんですよ。
なんとか仕上がって、満足しています。

では、またぁ。

投稿: こぐま | 2017年4月17日 (月) 15時33分

こぐま さん

本の紹介、ありがとうございます。
きっと読みますね。

こんどは、オカリナもね。
こぐまさん、ぐんぐん世界が広がりますね。

あのね、このあいだ、
ボッチャ(パラリンピック種目)を体験しました。
とってもたのしかったの。
体験してみることの価値を、
感じました。

子どもたちに、ボッチャの玉を、
触らせてあげたい。
魅力的な玉なんです。
革製で重みがあって。
攻撃的でなく。
競技も素敵!

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月16日 (日) 23時35分

寧楽 さん

われわれは(って一緒にしてごめんなさい)、
勝手に自分を追い立てて、
急いだり、
忙しがったり、つんのめったりしますよね。

誰も、望んでいないのに。

それはどうしたわけなんでしょう。

用事や仕事も、
ひとつひとつ見てゆけば、
そうたいした量でもないのに、
ひとまとめにして、目の前にどかんと
置いたリするから、ひゃーっとなる。

ところで
王子さま方、やっぱり働き者なんですね。
お母さまを見て育ってこられたから。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月16日 (日) 23時32分

ふみこさま。

私も、よく「つかれた~」って言っちゃいます。
たいした仕事もしてないのに、言ったら楽になりますね。
ところで、昨日、友だちに借りた本を読んで、とてもよかったので、
紹介させてください。

有川浩さんの「旅猫リポート」

なんだか、胸が洗われるような・・・。
涙がとまらなかったです。

ぜひ、読んでみてください。

今日は、裁縫をしました。
はるくんの上履き入れと オカリナのケース。

なんと、オカリナは、朗読会で演奏することになりました。
「さんぽ」と「いつも何度でも」

うまくできるかなぁ。
どきどきです。

では、またぁ。

投稿: こぐま | 2017年4月16日 (日) 13時58分

ふみ虫さま

「あぁ、しんど、時間足りへん
もう、やってられへ〜ん」
と叫んで?!ると

家にいて聞いてる
誰かが
「まぁ、まぁそんな言わんと
ゆっくりしたら?
なんにも急がんでも
誰も文句言わへんのに」
と言われる…

なので気が抜けるというか
いい意味で
緩める(^^)

家事男子(息子たち)に
助けられる日々です。

投稿: 寧楽 | 2017年4月16日 (日) 13時56分

えぞももんが さん

えぞももんがさん、あなたもですか!
それに、とてもえぞももんがさんのとは思えないような
意外なガス抜きことばに、ド肝を抜かれています。

うれしいなあ……。

エゾエンゴサクの写真のある本を
いま、ひらきました。
また、みんなに見せてまわろう。

本物のエゾエンゴサクの花たちによろしく!


投稿: ふみ虫。 | 2017年4月16日 (日) 12時14分

真砂 さん

おおお。

わたしには、
宮沢賢治についても
井上ひさしについても、
語れることが何もないのです。

とてもむずかしくて、
自分の細胞にないかたちと、感覚と、
未知の経験と、
わたしのでは届かない想像力と……
(けっこう、語ってます!)。

ただね、
いまなら読めるという気がしているんです。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月16日 (日) 12時08分

ゆるりんりん さん

ゆるりんりん にも、
ガス抜きことばがあるなんてね。
うれしいかぎりです。

自分の大好きなひとたちが、
あちらでこそっと、
こちらでぼそっと、
そちらで……。

そんなことにモーレツに励まされてしまう
わたしです。

そうしてきょう、
まねしてぼそっとつぶやいてみました。
「ああしんど」

フランス語みたいな感じ。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月16日 (日) 11時58分

ふみこ様 おはようございます

私のガス抜きの言葉は・・

「勘弁してくれよ」
「冗談じゃないよ」

なかなか ドスが効いているので
ここに書くかどうか迷ったのですが ふみこさんの
「ひとのこころというものは、
 案外あっという間につまらぬもので充満するようにできている」の
言葉に、うんうん・・・充満して 自分で がっかりするんだよ・・と 
思いながら 置きます。

「勘弁してくれよ」と おなかん中で思うんでなくて
ことばに ぼそっと出して 「さあ」といつもの通りです

ふみこさんも おんなじなんだね
よかった よかった

ふみこさん こちらも春になりました
エゾエンゴサクが 白雪姫の小人たちの顔に見えます

よかった よかった
 

投稿: えぞももんが | 2017年4月16日 (日) 05時51分

ふみこさま、みなさま。

すみません、ふと賢治さんのことで。。。
何が魅力って好きなことへの狂おしいまでの一途さ。
共感覚から来る不思議なことばの世界の魅力。。(私にとってですー)

だからどれが真実と言われようとも(すみませんまだ読んでないのに)
ゆらぎようのない魅力。。。
作品から受けったものはそれぞれの人にとってそれぞれの真実
であり、異なるから豊かなかんじがします。

そう言えば、井上ひさしさんも賢治さんが好きで
「宮沢賢治に聞く」という本かいてますよね。
確か、農業もやり宗教者、科学者、文学者でもあるような
多面的に生きることが大切なのではないかということを
はじめに述べられていたことふっと思い出したもので。。
賢治さんとの架空対談も好きでしたー。

では皆様良い週末をおすごしくださいね。
(ふみこさん。ありがとう。響きすぎるホールを下見
したらドキドキだったのがあふれる思いをとどければいいって
言う気持ちになりました。表現するんじゃなくてね。。)

投稿: 真砂 | 2017年4月15日 (土) 15時13分

ふみこ様

わたしのガス抜きの言葉は何だろうと
思い返してみたところ
「どっこいしょ」と「ああしんど」
でした。
別に大したことでもないことにそう言ってます。
追い詰められているときは
フル回転で何も言えない。
だからぼそっと言ってるのは
余裕がある時なんだ・・・と今気がつきました。

投稿: ゆるりんりん | 2017年4月14日 (金) 10時24分

かえるのしっぽ さん

自分のことも、
もうちょっとわかってやりたいですよね。

と、思うきょうこのごろです。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月14日 (金) 10時18分

佐々木広治 さん

前に広治さんにすすめていただいて、
『四十一番の少年』読んだのでした。
もう一度読み返したいです。

読後感が変わる予感がします。
あのころより、いまがその読書の好機
かもしれません。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月14日 (金) 10時17分

もも(^_^)ちゃん

ゆるめる。
そりゃ、とてもとても大事なことだっぺ。

(だっぺ、とか、云いたい気持ち)。

ことばでちょっとゆるめる。
行動でちょっとゆるめる。

ゆるみは時としてひとを傷つけるから、
ゆるめ過ぎ、ゆるみっぱなしはいけなあいかもしれないけれど、
自分自身を労らないと。ね。

ありがとうございます、ももちゃん。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月14日 (金) 10時11分

ふみこさま みなさま こんばんは

桜の開花宣言がありました。さぁ~春ですね!

ふと口にしてしまった、自分でも「えっ?」「はっ!」とする言葉も私のこころにあるものだと認めちゃおう!と思いました。
なんてことを書きながら、今日もいろいろな感情がわいてきたんだなぁ~と改めて感じるこの時間です。

「駆け込み女と駆け出し男」観ました。
原作もいいけれど映画もいいですよね~

投稿: かえるのしっぽ | 2017年4月13日 (木) 21時51分

ふみ虫さま、みなさま、こんにちは。 

『宮沢賢治の真実』は、遠くかんじていた宮沢賢治を身近に引き寄せてくれた本でした。
ただ、もしかすると、宮沢賢治がお好きな人のなかには不愉快にかんじる方もいらっしゃるかなぁともおもいますが。
宮沢賢治の妹としの恋愛(悲恋)事件も詳しく描かれてあって、彼女の死とともに賢治に深刻な影響をあたえていただろうことがよくわかる気がされました。
改めて気づかされたのは、宮沢賢治というひとは、だれかに分かってもらおうとか、伝えようと表現されたわけではないということ。
思索のかたちとして、詩のような、童話のような、心象スケッチをつづけてらしたのだということです。

cohataさん、お声かけいただき、ありがとうございます。
井上ひさしは、丁寧な読書家であって、丁寧な書き手ですね。人としてどうあるべきか、倫理観をしっかりもたれ、大切にされた。
実際のところ、問題のある方ではあったようですが。それは誰しもであり、宮沢賢治もで、美化するのは、その人物を遠ざけてしまいますね。
同じ欠点もあり誤りのある人間が正しくあろうとする姿に、胸打たれるものであり、見習えもします。
彼の作品で積ん読がいくつかありまして、cohataさんにお声かけいただいたのを機にして、『少年口伝隊』を読みました。広島原爆投下後の物語で、原爆投下後に未曾有の台風が広島を襲ったことを取り上げてあります。
全く知らないことでした。
『東慶寺花だより』も積ん読ですので、読んでみます。

井上ひさしの小説では、短編を集めた『ナイン』と、中篇『四十一番の少年』がとても好きです。ナインは、地味深いあたたかい読み物ですが、四十一番の少年は悲しく恐い物語です。ともに井上ひさしの子供時代、養護施設にいた経験を素材にされています。
母恋し、家族恋しの強い方だったのでしょう。強すぎて、あまりに強すぎて、逆に家族を壊すことをされてしまったのかなぁ。
家族の存在は、大きいですね。

投稿: 佐々木広治 | 2017年4月13日 (木) 14時32分

ふんちゃん

 わかる〜、わかります!
 「お腹すいたー」の一言。

 お腹がすいているのかと言うと、そうじゃないのに、
 何か食べたくなるような感じ。
 それ…、いつもの鍼灸院の先生に話したことがあります。
 そしたらね、
 「ゆるみたいんですよ」ってにっこり笑われました。

 心身ともに、緊張していると、何かを口にしたくなる。
 これは、カラダがゆるみたがってる証拠だって言われました。
 ちゃんと緩めてあげてくださいね…って。
 おお〜っ。
 だからか…、私は、一時期、コーヒーとチョコレートが手放せなくなっていました。
 そして、吹き出物が増え、生理前の不調がひどくなり…。
 それで、その鍼灸院にお邪魔したのでした(^^;)
 どうやら私のカラダは、カフェインと甘い物に弱いらしいのです。
 少しずつ質のいい物に変え、そういう物は、たいてい高価なので、量も減っていきました。

 ちゃんと、カラダの声を聞いて、優しくしてあげてくださいねって
 相談するたび、その先生に言われます。 

 最近は、ちょっと待てよ…とカラダの声を聞くようにして、
 ゴロンと寝転んでみたり、湯たんぽを抱っこしてみたり、
 お灸をしてみたり…。
 おかげで体調も、良くなりました(^^)
 それでも、時々、ついついその辺にあるものを口に放り込んでいることが…。
 おっと、お疲れですな…の時だと気づけるようになりました。

 ふんちゃんの「お腹すいたー」で思い出しました。
 ふんちゃんがね、時々、ちゃんと寝るんだよって言ってくれるので、
 思い切って寝るということを習得できたのです。
 これって、大事ですね。ありがとうございます!
 最初は、本当に思い切ったことでした。
 
 ところが…最近…、
 ちょっと、ちょっとだけ…ね?
 となります。
 怠けな私が、のそのそとでてきちゃってるのかなぁ〜と
 時々、ドキドキします。

 なんちゃって家計簿をつけていたのに、
 ついついふんちゃんの文章が載っていることを知って、
 求めてしまいました。
 今の家計簿が終わる、12月まで待機するノートとなりました(^^;)
 ふんちゃんのコラムだけ、あっという間に読んじゃいました〜。
 

投稿: もも(^_^) | 2017年4月13日 (木) 14時30分

真砂 さん

「ちょっと無理ー」
も、一種のガス抜きということで。

本格的にはじまりましたね。
響かせる季節が、 真砂さんに訪れましたね。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月13日 (木) 02時44分

cohata さん

どうもありがとうございます。

ここに置かずにはいられない気持ちを
ありがたく、ありがたく受けとらせていただきました。

「駆け込み女と駆け出し男」観ます。
なんだか、いまの自分に必要なものが
そこにはありそうに思えます。

この春、ふくらみを持った cohataさんのお仕事。
瑞瑞しさを感じて、うれしくなりました。
仕事を、そんなふうにとらえたいなあ、と。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月13日 (木) 02時42分

ふみこさま、おはようございます。

嬉しい励ましのお便りありがとうございます。
そうなんです。
そういってもらいたかったのです。
「マダムフローレンス」みたいです。
歴史ある建物。はるかに経験豊かな方たちと演奏。。
最初は夢みたいと大喜びしてたのに、なんだか
ちょっとむりむりーみたいな感じになっていたのです。

フシギのひきだしうけとりましたー。
自分の近くの引き出しにいれてお守りに。うふ。
そうでした。そうでした。
いつもこうやってふみこさんの本のなかのことばを
自分のこころのなかのひきだしにいれて
ささえてもらっていたのでした。
改めてありがとうございます。

賢治さんの本も演奏会終了したらゆっくりよんでみたいです。
私の中の賢治さんですきなのは突拍子のリズムでやってくる賢治
さんなので興味あります。ワーグナーやドビュッシーベートーベン
をこのんでるあたりからするとそういう感じあるように思います。
本の紹介ありがとうございます。

では皆様良い一日をです。

投稿: 真砂 | 2017年4月12日 (水) 08時34分

ふみこさん、みなさん
こんばんは。

本当は、明日までにやる家仕事がある
明日は朝早くから出勤
早く寝なくては

なのですが

ちょっとこの広場を覗いたら、おじゃませずにいられませんでした。
お茶一杯だけ飲ませてください。そしたらすぐに戻ります。

初めてお声を掛けさせていただきます。
佐々木広治さま。

今回ご紹介下さった本でなく、少し前の、
『父と暮らせば』のことです。

お勤めしている学校図書館で、芝居の本を展示するにあたり、読んでみました。そして、迷わず生徒さんたちに紹介しました。
正確ではありませんが、
「お前はわしによって生かされとる」と、押し入れからでてくるお父さんが、娘にむかって言う台詞を取り上げて、説明文を作りました。
深い、伝えるのが難しいことこそ、平易な言葉を使って、いばらないで(は、私の受けた印象です)語っている。だからこそ、読んでいるわたしたちに、「直に」言葉が聞こえてくるように感じました。

それ以来、井上ひさしが気になるようになりました。

『駆け込み女と駆け出し男』という映画を偶然観ました。
大泉洋、キムラ緑子、樹木希林、木場勝己、神田三鈴…
台詞がいいなあと思っていたら、原作は井上ひさしの、『東慶寺花だより』と知りました。
役者さんたちはきっと、嬉しく、大事に、それぞれの台詞を言っているだろうなあと思いました。
機会がありましたら、ぜひご覧ください。
ふみこさんにも、この広場の皆さまにもおすすめいたします。

佐々木広治さま、またご本を教えて下さるのを楽しみにしています。

ふみこさん、ありがとうございました。

この春から、図書館に加え、事務のお仕事もさせてもらえることになって、楽しく嬉しく働いています。もちろん緊張もしていて…ガス抜き、させていただきました。
力が抜けて、よく眠れそうです。

投稿: cohata | 2017年4月11日 (火) 22時59分

佐々木広治 さん

ありがとう、広治さん。
この本を、紹介しきれなかったわたしの
強過ぎる〈弱み〉がさっと逃げてゆきました。

ここが、みんなの広場だと信じていた気持ちが、
報われるようです。

けだものは、愛しいね。
いや、そうじゃないのかもしれません。
けだものとわかったときに、
相手に愛しさの橋がかかる……。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月11日 (火) 20時00分

たまこ さん

ああ、たまこさんには、
どんどん蜜のような、
甘い霧のようなやさしさが宿ってゆく……。

ここに置いてくださったことばが、
たまらなく、そう思わせます。
でも、それを〈母性〉と呼ばなくてもいい?

〈母性〉が自然に生まれるものだとは、
思いたくないから。
〈母性〉ではないかもしれないにしても、
ぬくもりを育むものを信じたいから。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月11日 (火) 19時57分

ふみ虫さま、みなさま、こんにちは。

ほんとうに辛いときは、辛いとかしんどいとかいう余裕すらありませんよね。いいたくない、いうとさらに重みがますかんじで。

家計ノート、買ってつけてみようかな。

つい最近読んだ本を紹介させて下さい。
今野勉さんの『宮沢賢治の真実』です。
説明書きを引くと、

同性に恋焦がれ
己を「けだもの」と称した詩人は
最愛の妹の胸中を知り
修羅と化した

「春と修羅」「永訣の朝」「銀河鉄道の夜」――
伝説のドキュメンタリストが執念で解き明かした
数々の名作の奥底に潜む実人生の慟哭

たった4行、だが「猥」「凶」「呪」など
ただならぬ言葉をちりばめた文語詩との出会い。
それが始まりだった。
謎の詩に導かれるように、
著者は賢治の人生をたどっていく。
身が千切れるほどの悲しみ、
心が砕け散るほどの苦悩を、
彼は作品に変えていったのだ。
妹を死の淵にまで追い込んだ事件とは何か。
なぜ、賢治は自身を修羅と呼んだのか。
なぜ、「小岩井農場」は600行も綴られたのか。
「永訣の朝」はいかにしてつくられたのか。
「銀河鉄道の夜」で描かれた「ジョバンニの切符」とは一体何なのか――。
比類なき調査と謎解きの連続で賢治像を一変させる圧巻の書。

ものすごく、痛く切なく、たまらない気持ちになりました。
自らの恋の痛みで、妹の恋の痛みを理解しようとしてゆく。
良い本でした。

投稿: 佐々木広治 | 2017年4月11日 (火) 14時12分


ふんちゃん皆様こんにちは。
ふんちゃんにぴったりの本にコラムですね。
フシギってつけるくらいですから
ふんちゃんの暮らしには
あたりまえのフシギが溢れているんですね。きっと、皆様の生活にも。


そして遅ればせながら皆様
私の結婚、妊娠に対しての暖かなコメントありがとうございます。
ようやく全部読ませてもらいました。


皆様の愛でお腹の子が
成長しますように

投稿: たまこ | 2017年4月11日 (火) 12時51分

真砂 さん

演奏会の会場をプレゼントしておもらいに
なったのですね。
素敵。

がんばってください。
(月並みだけど、
ここは、がんばらないと、でしょう?)

フシギのひきだしのはなしなんですけど、
ほんとにちょっとフシギなことを書いたんです。
見てほしいなあ、受けとってほしいなあと
思っています。

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月11日 (火) 12時08分

ふみ虫より皆さまへ

ひとつ前のブログへのおたより、
たくさん、どうもありがとうございました。
先週は外に出ていることが多く、
お返事がおくれました。
ごめんなさい。

お返事、本日うれしく書きました。
いまさら……と思われるかもしれないけれど、
お受けとりください。

ふみ虫

投稿: ふみ虫。 | 2017年4月11日 (火) 12時06分

ふみこさま、おはようございます。

フシギのひきだしというタイトルいいですね。
くらしのポケットといい。。ドラえもんのポケットみたいですー。

いつもいつもそんなちょっとした工夫で
暮らしを楽しんでしまえると心が喜ぶかんじします。
まだまだ修行中です。。ふふ。

3女さんもつけてらっしゃるのですね。さすがです。
うちの成人の誕生日プレゼントこれにしまーす。
主人も含めて3人の誕生日がくっついているので
なにかいいことふってこないかなー。
(本当はね。。誕生日の日に演奏会の会場予約してくれて
あせってるところー。ふー。いや。楽しむって決めた。
魔法使いの弟子に感謝。感謝。)

投稿: 真砂 | 2017年4月11日 (火) 10時33分

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