8月の日暦(ひごよみ) その2
8月△日
とうもろこしをいただいた。
とうもろこしというと、昔々、出版社の編集部に勤めていたころ、庄野潤三せんせいが送ってくださったとうもろこしが思いだされる。当時、庄野潤三の世界を旅する以前のわたしであったのは、惜しいことであった。
いや、それでよかったのだ。
もしいまのようであったなら、熱に浮かされて、「庄野せんせーい」と叫んで、とうもろこしを抱きしめていたかもしれないのだから。そんな自分を晒さずにすんだ。
さてとうもろこしだが、「フルーツコーン。皮を剥いて、沸騰したお湯で3分茹でてください。電子レンジの場合は、1本ずつラップで包み、1本につき2分ほどかけてください」という説明書がついていた。
かつて、たっぷりの湯を沸かし、10分も20分も茹でていたのがウソのようだ。とうもろこしに、すまなかったなあ。
8月△△日
バッグのなかから、長財布がわたしを見上げる。
紙幣、小銭のほか、銀行のカード、クレジットカード、プリペイドカード、ショップカードなどを数多(あまた)収納して……、いつの間にか贅肉(ぜいにく)をつけて、少し太っちょになっている。
収納能力に惚れこんで求めたころは、スリムな美人だったが。
出かけるたび、全スタッフを財布に入れ、連れまわさなくてもよいのではないか、と、ふと思う。
財布に必要な金額を入れ、必要なカード類を持って出かけることにしようっと。そこできょうは、留守番コーナーをつくる。ここをちゃんと
しておかないと、大事なカード類をなくしたりして、そうなると、誰かに迷惑をかけるから。
8月☆日
埼玉県熊谷市の実家にいる夫から、メール。
「立秋翌日。今朝ブルーベリーを摘んでいたら秋の風を感じた」
出た!夫の秋センサー。
毎年、誰もが暑い暑いと汗をぬぐうなか、ひとり「秋を感じた」と呟くのである。
「熊谷の夜明けの空高くに鰯雲が浮かんでいた。あっという間に(1時間後には)崩れて、鰯は空からいなくなったけど。秋のもの悲しい気配が漂いはじめる晩夏が、いちばん好き。子どものころから」
こちらも、気をつけてみよう。秋の気配に気づけるように。
8月☆☆日
夜、1、2時間散歩するのが習慣になった。
夜の散歩。
思えば三女の「就職活動」のころ、ふたりであれこれ話しながら歩いたのがはじまりだ。夜はさすがに気温が下がり、時に風も吹いてくるから、歩くのには具合がいい。
ひとりでは滅多に歩かない。誰かと連れ立って歩くことになるわけだが、話の合間に考えごとができる。これが、その日1日の整頓となるようだ。
たとえば、昼間の事象に対し、「それはこのように受けとめることとする」というふうに、決定することができる。
となりを歩く相手に向かって、打ち明けるともなく打ち明けることもある。
「じつは、こんなようなことがあってねえ……」
「それは、やっかみ」
「え」
そうして、胸のなかで静かにことを収束させる夜。
長野県上水内郡信濃町から届いた
とうもろこしです。
おいしいおいしいとうもろこしでした。
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コメント
ふみこさま。おはようございます。
とうもろこし。。おいしそうですね。
大好きです。ひとつぶひとつぶきれいにならんでね。
秋センサーといえば。。
こぶしの実もう黄緑からうっすら赤くなっている実を発見。
中庭のせみの合唱のハーモニーがやわらかくなってますー。
でも好きなのは「シャーー」という音。
まどろんで夢の世界へ連れて行ってくれる感じがして。。
これぞ夏の喜びなんて。。
物語の世界へあそんでいてばかりいないでそろそろ
曲も真剣にしあげないとですが。。。
「若い王子と王女」は一体どの物語を想定して作曲したんだろう
なんて想像するのはこの夏ならではのお楽しみということで。。ふふ。
あー。西洋朝顔のヘブンリーブルーくん。ようやくちいちゃなつぼみ
らしきもの発見。いつも夏の終わりを飾ってくれます。感謝なり。
ではふみこさん。みなさん。楽しい夏おすごしくださいね。
投稿: 真砂 | 2019年8月13日 (火) 10時28分
真砂 さん
へえ。
こぶしの実のおはなしは、
びっくりです。
友だちのこぶしのところへ、
行ってみます。
褒めてこなけりゃ。
ありがとうね。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2019年8月13日 (火) 22時50分
ふんちゃん皆様こんにちは。
秋の気配を察知できるなんて
ご主人は素晴らしいですね。
わたしは朝
虫が鳴いて、鳥がないて、ああ夏だなと感じます。
ラジオ体操に行っていたあの頃を思い出します。
さて、お盆は毎日仕事に行きながら合間にお墓参りやみんなでゴハン。
充実して、今も幸せです
投稿: たまこ | 2019年8月14日 (水) 05時51分
ふみこ様 皆様
こんばんは。
とうもろこし…美味しそう!
うちのチビ(もうだいぶ大きいですが)は、
コーンが好きじゃないです。
ふかしたトウモロコシや、焼きトウモロコシは食べるのに。
外食なんかで、付け合わせについてくる、スイートコーン(バラバラの粒)が、ダメ。
本人いわく、「バラバラのあの粒は、トウモロコシじゃない!」んだそうで。
…へんてこな子です。
「嫌いなんだよー」と言うのを、「嫌いって、言わないで苦手って言いなよ。嫌いって言うと、ホントに嫌になっちゃいそうで悲しいでしょ?」…なんて。
どこかで、聞いた受け売りですね(笑)
でも、本当にそう思うのでそうやって伝えてきました。
食べ物も人も、仕事も、「嫌い」ってバッサリ切ってしまうと、それで終わってしまう気がします。
どれも、バッサリなんて切って生きてはいけないですものね。
せめて、「苦手」くらいにしておいて、付き合っていきたいです。
話がそれて、ごめんなさい。
秋を感じる旦那様、相変わらず素敵ですね。お身体も回復されてるのでしょうか。
引き続きご自愛くださいますよう…。
投稿: ぽんぽん | 2019年8月14日 (水) 21時31分
たまこ さん
「充実して、しあわせ」
というたまこさんのコトバに、
ひまわりの群生が見えてきました。
たまこさんを中心に
(中心、と考えるのは、たまこさんを思う気持ちから)、
まわりの皆さんの思いやりやら、努力・工夫やら、
が咲かせているひまわりたち。
なんてうつくしいこと!
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2019年8月15日 (木) 11時28分
ぽんぽん さん
うちも末娘が、同じでした。
「バラバラのあの粒」は……、
好きじゃなかったです。
でもだいぶ大人になったので、
粒も食べるようになりました。
いろんなことを克服したり、
相手への(トウモロコシとかね)表現を変えたり。
そう思って眺めていますが、
じつは、自分も同じです。
克服したと思ってたのに、
やっぱり「ダメ」なままじゃないか!と
がっかりしたり、ね。
大きなチビさんは、
お母さまの前でだけ、「嫌いー!」
と云われるんだと思います。ね、ね。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2019年8月15日 (木) 11時34分
こんにちは
とうもろこしと聞けば書かずにはおれません。
私の小さい頃夏のおやつはとうもろこしでした。夕方になるとお風呂を沸かした後の燠(おき)を七輪に入れてもらって 近くの畑で採って来たとうもろこしを焼くのが 日課でした。その後に夕飯のなすびを焼きます。これは家族へのサービスです。1度下痢が続き その頃赤痢が流行って(?)いたので心配した母に診療所に連れて行かれたのですが 先生から とうもろこしの食べ過ぎ と言われました。
今でも大好きです。貸農園でお野菜を作っている主人が毎年作ってくれるのですが 収穫がカラスと競争でひと夏で5本程食べれたら上出来です。
家族は食べないので すべて1人で1本丸ごとかぶりつきます。
今年はもう終わってしまったのでまた来年です。
庄野潤三さんの本大好きです。私は大阪富田林に住んでますが 庄野さんのご出身地の帝塚山結構近いです。本の中に時々故郷のこと、ご家族のこと
書いてあるとうれしくなります。
この間書いておられた田辺聖子さんの本色々読んでみます。
投稿: ann | 2019年8月16日 (金) 11時27分
ann さん
きっとこれから、
とうもろこし、と聞いたら、
annさんの
おはなし(ものがたりのような)を
思いだすことでしょう。
焼きとうもろこし。
そうして、焼き茄子。
なんていいんだろう……。
田辺聖子。
これから読まれるなら、
短編小説をおすすめしようかと思います。
わたしが好きなのは、「二階のおっちゃん」。
ふ
ほおおおおっとなりました。
投稿: ふみ虫。 | 2019年8月16日 (金) 12時32分
ふんちゃん
秋…もう秋を感じるのですね…。
札幌も、空気が冷たくなってきました。
なんだかあっという間の夏…。
わたしは、春に気付くのが早いのです。
前に春にはうつ的になりやすかったので、
きもちよく気付く…というよりは、
きもちの落ち込みを予期して、カラダの器官が感じていたように思います。
とうもろこし!
わたしは、とうきびということが多いのですが、
これは北海道弁?なのかなぁ…。
今年も、あま〜い地物を頂きました(^^)
そして…、
いよいよ、娘の「大冒険」第1章が終わりました。
ちょっと落ち着いて、ことばにしてみよう!と
ここへお邪魔しました。
今日、家に帰ってきました。
もう手首に名前が書かれた輪っかがつけられてない帰宅。
これは突然やってきました。
濃度が濃い点滴を入れるための静脈ポートなるものの痛みが出て、
点滴をすっぱりと止め、
それでは…と、ポートを取り去る処置を受けました。
本当に簡単なもので30分かからないくらいかも…と
予想していたのですが…、
局所麻酔が思うように効かず、
あれよあれよという間に、かなり強い薬になっていき、
結局は、ストレッシャーで眠りながら帰ってきました。
おおっ〜、これはまさに手術後…というかんじの…。
途中経過を看護師さんが随時知らせてくれていて、
途中から主治医の王子さまが、付き添ってくれていると聞いていたので、
もうすっかり安心して待っていました。
部屋に戻ってきたら、すぐに目が覚め、
自分がどうなっていたのか…聞きまくり、
それまでどうだったのか…話まくり…、
ロレツが回らない話し方が、幼児だった頃の娘に戻ったようで、
これがかわいくて、かわいくて…。
終始笑ってしまっていたわたしでした。
その後、次の日も麻酔はのこっていて、
フラフラ…よれよれ…。
ん〜、もしかしたら、このくらいの方がかわいいかもなぁ〜と
冗談を言いながら過ごしていました。
そんな感じの中、次の日に、いつもの主治医との面談。
体重は、手術になってしまったとはいえ、減らずに横ばいだったので、
先生が、帰りたかったら…、たとえば…明日とか…退院する?と
聞いてくださり、娘は、びっくりして、さらに麻酔のおかげで、
ぼんやりと…、しばしの時間の後、大きくうなずいて、
退院が決まりました。
先ほど、3番目ちゃん、4番目ちゃんと共に迎えに行き、
2人の主治医の先生、看護師さんたちに見送られて、
無事に家に戻ってきました。
これからは、週1回の外来受診となります。
退院する時、「退院療養計画書」って書類を手渡されました。
主治医の先生からと、担当看護師さんからの、まるでお手紙みたいな書類でした。
これからも治療は続きますということ、
「コワイ」があっても、きちんと食事をとることは大切ということ、
無理せずに3食食べてね…ということ、
不安が強くなったりしたら来てね…ということ、
心配なことが出てきたら夜中でも電話していいよ…ということ、
そして、学校生活…たのしんでね…
とありました。
見た目、正式な堅苦しい感じの書類なのですが、
こんなに中身が温かい。
じんわり涙がにじみました。
昨日…、久しぶりに娘から交換ノートが手渡されました。
そこには、もうひとつの「コワイ」について書かれてありました。
今は、その「コワイ」はない。
けれども、これからきっとまたくる。
それを考えるとどうしたら良いのかわからなくなる…と書いてありました。
さて…、わたしは、どうやって返事を書こう…と考えています。
まずは、何より、これだけたくさんの「応援団」ができたことを
書こう!と思います。
昨日の面談のあと、主治医の王子さまと娘で、
娘の「コワイ」について周囲に分かってもらうための書類作りの作業をしました。
退院が、思っていたよりも早かったので、
入院中には間に合わず、結局、この作業は外来で継続することになりました。
本当は、会えなくなるはずの王子さまと、また外来で数回会えることになりました。
少しずつ、話し合って、ステキな完成版ができるといいなぁと思っています。
娘と「コワイ」の説明書。
これは、もしかすると、家族が一番必要なのかもしれません。
娘の「コワイ」を分かっているようないないような…、
と、気にせずズケズケことばをかけてしまうのは、
一番身近な家族な気がしてもいて…。
わたしを始め、家族が娘の「コワイ」を想像して、
少しでも楽に過ごせるように…。
王子さまの頭脳をおかりして、勉強中です。
昨日…、この王子さまとわたしも話をさせてもらって、
「大冒険」を振り返りました。
娘の「自立」の旅だったね…。でした。
これから、またもうひとつの「コワイ」が襲ってくるかもしれないけれど、
きっと昨年のようにはならないと思います。と言ってもらい、
わたし自身も、そう感じてはいたものの、
背中を押してもらえたきもちとなりました。
そうして、この王子さま、病室での娘との話のあと…、
「『オトナになるのも、そう悪くはないですよ』ということを
ここでの最後のことばにしたいと思います」
と行って去って行きました。
第1章のしめくくり。
大きなプレゼントをいただきました。
来週1週間…、家で過ごし、再来週から学校がはじまります。
「大冒険」第2章の始まりです。
高校生、小学生チームは、来週月曜日、火曜日から学校。
それぞれがはじまります。
ず〜っと、「大冒険」会場へ行っている生活だったので、
わたしも、元に戻るまでちょっとかかりそうです。
先生たちや看護師さんたちに支えてもらって過ごしていたので、
わたしもしばし、自立する感覚を取り戻さなければ…(^^;)
すっかり長くなりました。
少しきもちが落ち着いてきました。
これからまたゆっくり…、取り戻していこう!と思います。
ああ、まずは、これからお赤飯を炊きま〜す(^^)
投稿: もも(^_^) | 2019年8月16日 (金) 14時45分
ふみこ様 皆様
こんばんは。
あらー。末娘さんもトウモロコシ(粒コーン)苦手でしたか…。
なんだか、嬉し。
他の食べ物はほとんど食べるし、食べた後は必ず「美味しかった」と、言ってくれるので、良し!としています。
反抗期でだいぶ手を焼く日もありますが、
こちらを覗かせて頂いていて、皆さんの色んなお話を伺えて、元気をもらえています。
来週は、大阪に旅してきます!
皆さんも、残りの夏をそれぞれの場所で愉しく過ごせますように…。
投稿: ぽんぽん | 2019年8月16日 (金) 18時14分
もも(^_^) ちゃん
大冒険第1章から、
おかえりなさい。
ほんとうに、ほんとうによくよく
がんばられましたね。
夢の国からもどったような「退院」
おめでとうございます。
目覚めた、眠れる森の2番目ちゃんですね。
物語の登場人物はあまり変わらず、
それでも第2章は、学校生活が加わりますね。
ほんとの舞台は「ももちゃんち」です。
そこが守られていれば……、2番目ちゃんは大丈夫。
声援を送ります。
静かにそっと、でもいつもいつも。
皆さんの祈りが1本の糸に通されて、
お手元に届くでしょう。
祈りとは、そういうものですものね。
そう信じています。
ももちゃん、ときどきなまけたり、
玄米のランチをひとりで食べたり、
とうきびを齧ったりしてください。
元気でいてください。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2019年8月17日 (土) 21時03分
ぽんぽん さん
大阪をたのしんでくださいね。
元気をもらえますよね、関西って。
わたしは大好きです。
おいしいもののお土産話、待っています。
(おねだり)。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2019年8月17日 (土) 21時04分
ふみこさま
みなさま
ご無沙汰しております。
父が毎年とうもろこしを作っています。手間暇かけて作られたとうもろこしは、とても甘くて美味しいのです。
そんな父のとうもろこしには、私達家族以外にも熱烈なファンがいるのですが、このファンのみなさん、ちょっと困ったみなさんでして…。そろそろ食べ頃~の時期をちゃんとご存知で、収穫を楽しみにしている私達よりも早く「お先に失礼~!」とばかりにお召し上がりになります。召し上がった後は、畑のそこかしこに残骸が巻き散らかしてあり。毎朝見まわりに行く父は、ガックリと肩を落として帰って来ます。
ハクビシン達よ、君らも生きていかなくてはならないからね、仕方がないとは思うよ。けれど、も少し遠慮しておくれよー!と思う私ですが、この物語のような恒例行事を、こっそりと楽しんでいたりもします。
網を張ったり囲いをしたり、父も毎年対策を練っていますが、賢い彼らはそれらをものともせずに、一番乗りで美味しいとうもろこしを食べてゆきます。父とハクビシン達の知恵比べ。来年は一体どうなるでしょう?
To be continue.
まだまだ酷暑が続きます。ふみこさま、みなさま、どうぞご自愛下さいませ。
投稿: みぃ。 | 2019年8月18日 (日) 07時32分
みぃ。 さん
そうでしたか。
読み応えのあるエッセイだ……。
と、うれしがっている場合ではなかったですね。
でも、ハクビシンやタヌキや、
クマやカラスや……、
彼らのことを考えると、
胸が痛みます。
人間(ヒト)は、彼らとの共存を、
どのあたりで考えなくなったのか。
それはともかく。
(と、片づけるところがいけない)
それはともかく、おいしいとうもろこし
なのでしょうねえ。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2019年8月18日 (日) 11時59分
ふみこ様 へ
夜の散歩。いいですね!
ポケットに 小銭を入れて
自動販売機で 飲み物を買って
誰もいない 公園で 散歩人ふたりで
休憩するのも楽しそうです。
それに
「それはやっかみ」と ぴしっと
言ってくれるところも
受け止められることも とてもいいです。
この夏は 熊騒動で なかなか歩けなかった森
昨日 久しぶりに 歩きました
そうしたら めったに会わない
クマゲラに会いました (熊ではなくてね)
黒い体に 真っ赤な 帽子をかぶったような
天然記念物の 鳥です。
今日も 会えるかな?と、
今から また ちょこと 歩いてきます。
ふみこさん 残暑 まだまだ 厳しそうですね
おからだ 大切に。
投稿: えぞももんが | 2019年8月18日 (日) 13時13分
ふみこさま。みなさま。
庄野潤三せんせい、お名前が登場しただけで、ほっこりしました。
子どもの頃、夏休みの自由研究に大好物のトウモロコシを選びました。
トウモロコシの歴史、実を全部外して数を数えたり、祖母の畑に通った夏を思いだしました。
大人になったら種を蒔いて自分でトウモロコシを作りたいと思いました。
最近のこと、種を蒔き、発芽。あー自分で育てたトウモロコシがやっと食べられる。夢は実現。明日の朝、あと1日待って収穫と楽しみだったのに
翌日の朝、私が畑に行く時間より更に早く猿が全部ちぎっては食べつくしていたのです。このくやしさ!が収穫になりました。
今年もお盆は3人家族に横浜から2家族、近くの娘家族が加わり、16人。
毎年、お盆になると大所帯。
今年は60歳を前にしたお嫁ちゃんは提案を出しました。
その1、敷布団はこちらで用意しますので、枕、タオルケット、シーツは各自
持参でお願いします。
その2、食事の皿やコップ類はほとんど紙皿にします。
毎年、帰った後の寝具と食器のかたずけが大変であり
この提案を60さい近くまで言えなかったお嫁ちゃんなのでした笑。
何よりも今年のお盆は術後、退院した王子も一緒に食事の席に座り、みんなと笑顔で会話ができたこと。笑顔が見れたことはこの夏の最大の収穫です。
そして、ももちゃんへ。
名前が書かれた輪っぱが外れて、退院おめでとうございます。
私の娘は高校生のときに入院生活、手術をし無事に退院。思いあってか
この輪っぱをもらって帰りたいとお願いして、看護師になりました。
まわりには見えないけれど、3番目ちゃんと4番目ちゃん出迎えにいく。
かけがえのない日。お話を読ませてもらっただけで胸がいっぱいになります。
支えること、見守ることは時に家族であってもむずかしく、
時に、王子と「どうすればいいのよ!」と口げんかするときさえあります。
たまに、支える側と支えてもらう側が本音でぶつかることも大事です。
私、忍耐力だけは王子のお蔭でつきました。
娘さんからの交換日記、素敵すぎます。
お母さんがついているから、こわくないよ。
冒険第2章、ここでこれからも応援させてください。
投稿: ユリの木の花子 | 2019年8月19日 (月) 09時46分
えぞももんが さん
クマゲラ!
すごいね、 えぞももんがさんの森は。
えぞももんがさんが熊に逢って、
はなしているところを、想像したりしていました。
「クマさん、おなまえは?」
「ケンです」
「ケン?」
「あなたは……?」
昨夜、2時間半歩いてきました。
樹の生い繁る遊歩道を歩きました。
カブトムシ、クワガタ、カナブンたちが
行進しています。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2019年8月19日 (月) 11時12分
ユリの木の花子 さん
お疲れさまでございました。
いろんな苦心と工夫があって、
拍手したい思いです。
王子さまも、佳い夏を過ごされていますね。
秋は彼もつぎの「章」をはじめられるのでしょうね。
…… ももちゃんも2番目ちゃんも。
ユリの木の花子さんもわたしも。
みんなみんな。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2019年8月19日 (月) 11時16分