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2020年8月 4日 (火)

8月記〈第1週〉

 8月◯日
 夜、やっとのことで家のしごとを終え、机に向かってもう、どうしたってのばせない仕事を前に、深いため息をつく。やけにくたびれていて、自分を持て余す。
 そこへ三女がやってきた。
「歩かない?」
 くたびれているんだってば……と思ったが、ふとこころが動く。
「行こう、10時出発にしてくれる?」
OK
 そうして60分間、フル回転で仕事をする。
 こういうとき、わたしは自分の脳に向かって「60分間で仕上げるから、よろしくね」と頼むのだ。すると、たいていうまくゆく。完成しないまでも、骨格はできあがる。
 夜の散歩へ出発。

8月◯◯日
 6歳の男友だちから手紙が届く。
 折り紙の裏側に絵入りで書いてくれている。表の色はピンク色。

 ふみこさん え
 おかしありがとう。
 そうだね またあえるといいですね。
 げんきでね。
 ばーい。
 こうより

 ばーい、だって。
 わたしも、この夏、誰かに宛てた手紙のおしまいに「ばーい」と書いちゃおうっと。

 8月◯◯◯日
 ははのお骨。
 ことし7月5日にこの世から旅立ち、翌日骨壷に納まり、さらに箱に抱かれ、錦のカヴァを着こんだ、ははの名残りが居間に坐っている。
 ははは、しかし、壺のなかになんかいないのだ。
 いまや、自由に飛びまわっていて、この家の居間にやってくるのも、たまのことかもしれない。
 それでも……。
 朝、箱の前のろうそくに火を灯すとき、それを消して出かけるとき、帰ってきてまた灯すとき、夜寝る前にそれを消すとき、わたしは四角いははの肩を抱く。
「お母ちゃん、おはよう」
「お母ちゃん、行ってくるね」
「お母ちゃん、ただいま」
「お母ちゃん……」
 夫とわたしの共通の友だちからのすばらしくうつくしい供花の器に、これまで花を取っ替え引っ替え生けつづけている。ははの好きなピンクの花を混ぜつつも、基調は白でまとめる。
「忙しいんだから、いいのよ、気を遣わなくて」
 とははは云うにちがいないけれど、聞こえないふりを決めこむ。
「めずらしいダリアが入りました」とか、「ピンクのグラジオラス、おまけします」とか、花店で、常にとは異なる事ごとに遭遇するたび、「お母ちゃん、お母ちゃん」と報告する。
 お母ちゃんのちからだなあ、と思いながら報告する。
 ごはんのお供えは、めずらしいものに限って、する。お母ちゃんが生前、ふだんはあまり食べなかったようなものを「これ、食べてみてね」と云って供える。
 たとえばラザニア、クレソンのスープ、フルーツサラダ、ティラミスというようなもの。

 8月◯◯◯◯日
 日記を書いたら元気が出てきた。
 8月のあいだ、たのしい日記を綴ろうと思う。
 やけにくたびれて深いため息、と書きはじめてしまい、危ういところだったが、夜お散歩に出かけたおかげで「ため息世界」から脱することができたし、まずまずのスタート。
 ……たのしい日記を綴ろう。

01_20200804034201

02_20200804034201
こんなお線香をみつけました。
香りは「香食(こうじき)」とも呼ばれ、
供養になるのですって。

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〈公式ブログ〉

 

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「日記」カテゴリの記事

コメント

ふみこさま


おはようございます。
日記って。。書き出すとなんだかひらめいたり。。。
思い出したり。。いいですね。香りもふとここではない世界へ。。一瞬
扉が空くような感じがしたり。。ふふ。

私ももうすぐ義父の命日なので。。残してくれた写真集の世界へ
遊びに行きます。13年前のこの夏はものすごくあつくて西洋朝顔くん
がいっぱいいっぱいさいたのをよくおぼえています。
「もっともっと美しい瞬間を愛でて残したかった。。」
といっているようにおもえました。けっこう西洋朝顔くん発芽も難しいし葉っぱだけでおわることもあるようです。でもこのハートの形の
西洋朝顔の葉っぱをみていると天から見守ってくれているようで
ひらひらたのしそうです。(おきょうさんさんうちもまだよ~)

朝さんぽのときセミのシャワーがうつくしかったな~
ハートの朝顔の葉っぱが声かけてくれたな~と絵日記書こうかな。
ではふみこさんもみなさんも美しい一瞬をたのしんでくださいね。

投稿: 真砂 | 2020年8月 4日 (火) 10時36分

真砂 さん

ことし、セミが、
シャワー・コーラスで、
励ましてくれているような気がしています。

あ・り・が・と・う。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 4日 (火) 18時47分

ふみこさま みなさま
こんばんは

夜中に 妖怪小豆とぎのようにお米をシャカシャカ

明日の予定や 忘れちゃいけない子どものことなど考えますが 朝になるとアタマがボンヤリで やっぱり熟睡できてないといけないなぁと思います。

きょうの午後は家庭訪問でしたので午前中は少し緊張気味

人とのコミュニケーションは いつもわたしの苦手分野の上位にあって ソコツな性格とあいまって失敗の連続なんてものじゃなく 開き直る以外どーすんだ くらいな気持ちです。

それでもなんとかやってこれた部分は きっと運よくわたしを許し 助けてくださる方々に出会えたからなのだろうと 感謝なんて言葉では表せないめぐりあいのおかげと思ってます。

先日のことばのように 変化はもう起こっていて気づいてないのかもしれませんね。
毎日おきているあたりまえの奇跡
って映画「シャーロットのおくりもの」のなかで流れる歌のフレーズだったかなぁ

今夜は妖怪はあらわれないかしらん

暑いあつい日々
みなさま どうか御身お大切に

投稿: こんぺいとう | 2020年8月 4日 (火) 21時00分

こんぺいとう さん

ひととのコミュニケーション、
得意にならないほうがいいです。

……なんか、苦手分野、というひとと、わたしは、
やりやすい。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 4日 (火) 22時23分

ふんちゃん皆様こんにちは。

優しい日常ですね。

きっとくたびれる日もあったことでしょう。
それを優しい視点で書けるのは
文章を書くことを続けてきたふんちゃんの魔法ですね。


先日、つい義母もけんか腰になってつい
今の環境はストレスだというようなことを
言ってしまいました。

それでも義母は毎週娘を帰ってこさすと反論。ああもうだめだ、と思いました。

それで主人は会社の人が力になってくれて
知識をつけました。


私は我慢しすぎる所があるのですが
正直よくキレたと自分を褒めてあげたいです。
たぶん人生で初めてではないかと。

またひとつ進展しました。
また報告にきます

投稿: たまこ | 2020年8月 4日 (火) 22時39分

たまこ さん

佳い8月を。

佳い8月を。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 5日 (水) 07時24分

ふみこさま、みなさま。
8月 5日、無事に旅から帰ってきました。
庭のあさがお、めだかさん、海、
空、見慣れた景色が新鮮でした。
ただいま!
入院前から読み始めた、作品
幸田文、男。
ゆっくりと読み終えました。
ふみこさんのひとはもっと、ひとにもこの世の生きものにも惚れなくては。のあとがき、うん
うなずいてしまいました。
入院中に日頃見れない景色を見ました。
そして、惚れこむものがたくさん
まず、担当の医師
惚れてしまった。イケメンとかではないのです。
ドラえもんののび太くんみたいですが、ユーモアーがさえている。
不安なのに、笑える。
この医師のおかげだった。
祈りの石は100以上あり胆嚢は私の体から外の世界へと摘出された
医師がプレゼントと渡してくれた
キャビアのような石を笑われてしまいそうですが
家に帰り、洗って天日ほししました。長年の祈りの石だった。
いつか、こんなものいらないという日が来るだろう。
でも、今はこの石が私にとっては大切なものに変わっている。
出た?まだ?でた?このことばがプレッシャーだった。
おならくん
始めてでた日にはおならなのに看護師さんと喜びあった。
おならくんの役目にも惚れこんだのです。ありがとう!って。

面会もできなかった数日
医療現場の人たちの言葉に助けられ、この広場のみなさんのコメントが楽しみでした。
人は心に届いた言葉で生き抜ける力をもらえるとこのことばがあったからと思える気持ちにもなりました。
ふみこさん、みなさま祈りをありがとう、ありがとうございます。

この場をお借りします
おきょうさん
スカーレットとならんで微笑ながら一輪、はなこちゃんも花を咲かすことがやっと出来ました。
早朝に。ありがとう。

こぐまさん
前に池袋のふみこさんの会で実売価格はるくんとこぐまさんにあっています。はるくんですか?
お名前はと聞かれて名前いってしまった。
今度はユリの木の花子と小さな名札つけてきますね
一瞬の出会いでしたが。

円さん
祈りをありがとうございます。

ハクセキレイさん
ステキな名前
どんな思いがこめられているのかな?
祈りをありがとうございます。

ももさん
ももさんの日常にいつも学んでます。私、麻酔が少しさめてきた時に頭の上で声が聞こえてきました
これは、夫の声、これは娘の声
これは看護師さんと。
顔は見えないけれど、この時思ったのです。私がこの世から消える時ってこんなふうに共に暮らした愛する人の声を聞きながら旅 たつのかも知れないなぁーって
そして、薄暗い、機械や管が多久さんの集中治療室で人生を終える人もいると思うたら胸がいっぱいになりました。
家に帰りたい。みんなの声を聞いていたいって。これは不思議な体験でした。
お母さまは愛する人たちのそばで声を聞いている。
私も祈ってます。

みなさま、長くなってごめんなさい。
もー、くよくよしないぞー!

投稿: ユリの木の花子 | 2020年8月 5日 (水) 13時43分

ふみこさま 皆さま

7月31日深夜、母が旅立ちました。

悪性度の高い脳腫瘍と診断されたのがちょうど一年前でした。

一ヶ月の入院後、自宅でリハビリにも励みましたが
失語と右半身の麻痺は否応なく進行しました。

その後、父も介護、治療が必要な身となり、
昨年末、父は施設で、母は自宅で・・・と離ればなれになりました。

父は過去の病で無理がきかない体だったので
もと看護師の母の口癖は
「私がお父ちゃんより一日でも長く生きる」
でしたが
それは叶わない。

父の自立が母の安心になる、
そう思いました。

幸い、父は施設や病院でよくしていただき、
安心して過ごせるようになり、
母も寂しいながらも
その様子に安堵していたことと思います。


父が誤嚥性肺炎を繰り返し入院。

6月
父がその施設にはもういられなくなり
途方にくれていると、
思いがけず、
母のケアマネージャーさんの計らいで、
父と母が一緒に過ごせるよう、
母がショートステイしている施設で
父を受け入れてくださることになりました。

7月8日、七夕の一日遅れ。
母は父と半年ぶりに再会し、
ホールで2人並んで食事しました。

7月11日
父が誤嚥性肺炎で再入院。
その後、
張り詰めていた糸が切れたように
母の覚醒は落ち、その後
食事は取ることはありませんでした。

自宅に帰り2週間。

最後は妹と姪が見守る中、息を引き取りました。

たくさん言いたいことがあっただろうと思います。
歌が大好きだった母・・・。
やっと自由になって
大きな声でお気に入りの歌を
歌ってる気がします。

追伸)
ふみこさん

今日はお供えのおかずは
ひもとうがらしとじゃこの炒め煮でした。
母の夏の朝ご飯の定番。


 

投稿: 円 | 2020年8月 5日 (水) 16時06分

ふみこさん、みなさん、こんにちは。
毎日暑いですね。
北海道にも短い夏がやってきました。

前々回、ふみこさんからのおたよりに
あたらしい自分をみつけられる‥
と書いていただき、
あ、そうか。あたらしい時代、あたらしい
自分かぁ〜と、少し前向きにシフトして
みたのですが‥。板挟みとはこういうこと
か‥と、どうにもならない状況に気持ちが
滅入ってしまう出来事がありました‥。
それぞれのペースを掴むまで、まだ
しばらくかかりそうです‥
ここは成長のタイミングなんでしょうが、
久しぶり過ぎて、どうしたらよいものか。
模索の日々です。

投稿: ぞみさん | 2020年8月 5日 (水) 20時27分

ふみこさま みなさま

夏が始まりましたね。8月は特にのちの世に旅立った方が忍ばれます。会いたいなぁ。

ふみこさんのまねっこをして、よるの散歩にわたしも行ってみました。いつもの道が暗いだけで別の道に感じて、ちょっとドキドキ、ワクワクでした。昼前の熱が残っていても、風が気持ちよかったです。

先週、息子は暑い中がんばりすぎたのか、倒れてしまいました。無理をしないように見守っていたつもりでしたが…焦りや疲れが出てきたのかなぁ。息子もわたしも。反省です。
息子は息子のペースで過ごすのが一番ともう一度学び直しです。ゆっくり休んでようやくいつもの息子になり、ホッとしています。

円さん、お寂しいですね。がんばりやさんのお母様でみえたのかなと。この一年、円さんご家族も一緒にがんばってみえたんですね。
お母様のご冥福をお祈りします。

ユリの木の花子さん、おかえりなさい。
お元気になられたようでよかった。貴重な体験のお話にぐっときました。いつか訪れるそのときのために覚えておきたいなぁと。

わたしの名前、ハクセキレイは大好きな鳥からもらいました。白、黒、灰色と目立つ姿ではないですが、きっかりとした色合いが清々しいです。
尻尾をふりふり歩く姿がかわいいく、夏スマートな姿とはうらはらに冬にはまんまるになるところも好きで。波打つように飛ぶ姿も素敵だなぁと。
いつも近くにいてくれるよう。子どもの頃、ふと見下ろした校庭に。今ではうちの庭先に。まるで、応援してくれているようなのです。つい熱く語ってしまいました…

みなさまのお名前の由来も気になるなぁ。

投稿: ハクセキレイ | 2020年8月 6日 (木) 00時15分

ユリの木の花子 さん

お帰り!なさい。

おたよりでのお知らせ、
惚れ惚れしました。

どうもありがとうございます。

100の石のネックレスー!
とうたをつくって、歌っています。

100の石のネックレスー!

ユリの木の花子 さんを
ある意味守ってくれていたのかと思うと、
ありがたくてたまりません。

お帰りなさい。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 6日 (木) 00時20分

円 さん

お母さまの旅立ちに、
こころから……、ええと、
皆さん、ありがとうございます。

晴れやかさを感じて、
そう申したくなったのです。

あ、お母さまの歌が
聞こえた!

という気持ち。
「野ばら」

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 6日 (木) 00時24分

ぞみさん さん

時にまかせ、
天にまかせ、
のんびりしている……。

そういう一面もありますよ、ね。

模索しながら、
全然別のたのしいことを、つい考えていた……、
なんていうのも、素敵。

ね。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 6日 (木) 00時26分

ハクセキレイ さん

無理する心意気に、
まず拍手。

やるなあ、王子は。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 6日 (木) 00時28分

ユリの木花子さん!!
おかえりなさい。
「もー クヨクヨしないぞー」私もとなえます!

ふみこさんの みなさんへのお返事、どれもとても温かく。自分にむけられた言葉のようにも感じて 毎日癒されています。

大野

投稿: 大野 | 2020年8月 6日 (木) 05時34分

ふみ虫さま

本格的な夏がやってきました。
暑さと熱さとたたかう、毎日です^_^

マスクもあって、より…

灯明は道あかりに
お香は香食に
お花は衣になると思っています。

汗だくになりながら
県内あります四ヶ所のお墓まいりに
来週、いきます^_^

不安なことごとが多い夏ですが
小さなことにも
しあわせの種を見つけられる
夏でありますように。

投稿: 寧楽 | 2020年8月 6日 (木) 08時16分

ふみこさま。
毎日、暑いですね。
日記つけたいと思います。
私の場合、日記を書くよりお話って思ってましたが、日記もいいかも‼️

ユリの木の花子さん。
そうだったんですね。お会いしていたんですね。素敵な方だった印象は残っていますよ。お元気になられてよかったです🎵

ハクセキレイさん。
綺麗なお名前だと思っていました。
私の名前の由来。
本名が おおぐま といいます。
おおぐま は偉そうな感じがしたので、
こぐま にしました😆

投稿: こぐま | 2020年8月 6日 (木) 17時20分

ふんちゃん

 ひとつひとつ、
 ふんちゃんの日常が、あったかく… 
 感じられました。
 わたしも、綴ろう…。
 と…思いながら、心の中で綴っているだけです(^^;)
 けれど、心の中で、つぶやくように綴っているだけでも、
 なんだかきもちが落ち着く感じもして不思議です(^^)

 先ほど、お母さんが、また入院となりました。
 ちょっと…、ホッとしました。
 もう1人にしておけないなぁ…と思っていたところでした。
 お母さんも、安心したようです。
 痛みと、しんどさと…。
 夜、1人で寝るのも不安だったろうなぁ…と思います。
 お風呂には、心配だから一緒に入ったりしていました。
 こわ〜いお母さんが、小さくなって…、
 わたしがこの家に来たときの歴史を感じました。
 (といっても、そんなに長くない20年弱ですけれど…)

 たまこさんのお義母さんとのことを読んでは、
 がんばれ〜!と思ったりもして…。
 (チカラを入れて頑張るのではなくって、のんびりと…のがんばりです)

 2番目ちゃんも、少し落ち着いてきました。
 これから、どうなるかなぁ…ですが、
 大冒険は、続く…のです(^^)

 今は、畑で豆が採れ放題です。
 ササゲ?モロッコ?みたいな豆。
 今日は、お昼にてんぷらにして、冷たいそうめんと食べました。
 昨日は、油炒め。
 その前は、お味噌汁に…。
 豆、豆、豆の毎日です。
 毎日、ひとつひとつ確かめるように、
 朝、昼、晩とご飯を作り、
 台所にまた助けられていました。
 特別なものじゃないおかずたち。

 ふんちゃんの週1回の夜のメルマガエッセイが終わってしまって、
 さみしいな〜です。
 この広場もあるから、贅沢ですね(笑)

 ああ。ちょっと気が抜けました〜。
 知らぬうちに、わたしも気が張っていたのだなぁ〜。
 ここへお邪魔して、またホッとしました。
 いつも、ありがとうございます!

 ユリの木の花子さんへ
 おかえりなさ〜い。
 わたしへの温かいおことばまでありがとうございます。
 100の石!
 痛かっただろうなぁ…と思いながら、
 すごい宝物だなぁと思ったりもしていました。
 どうぞ、しばらく…ゆっくりといてください…。
 本当におつかれさまです。

投稿: もも(^_^) | 2020年8月 7日 (金) 16時17分

すみません板きれより送信させていただきます。

明日が潤の三回忌のためバタバタしております。
それが終われば私もお盆お休みになりますので、
スカーレット日記も綴りたいので今週はもう一回登場させてくださ➰い。
(すみません前回のふみさまの『雑談』の回のところのコメント欄の最後に先週のスカーレット日記が残されております。まずはそちらを読んでいてくださいませませ。(ギリギリ投稿だったものですみません(^o^;)お返事などは全然大丈夫ですからねー。m(__)m))

とりいそぎは
場所をお借りしたくて。

まずはユリの木の花子さん
お帰りなさーい。(^-^)/
たくさんの力のお守りの石をおみやげに戻られた花子さん。そして朝顔も咲かせられた花子ちゃん。
この夏は素敵にごゆっくりお過ごしくださいね。私も6年前に大きな手術をうけたときはやはり完全復活までは半年以上かかりました。後に肌荒れのアレルギーっぼいものにも悩まされましたし(私の場合は全身麻酔との相性が悪かったようで)とにかく休み休み少しずつです。花子ちゃんの朝顔日記、また楽しみにしてますね。
意識がなくなり目覚めた時からの世界観、確かに私も変わりました。私にとっても10日間の入院はよい経験だったと思います。


円さま。
このたびはお母様の旅立ち、いろいろ大変だったことと思います。おつかれさまでした。
明日、弟、潤の三回忌なので、『よーく虹のは橋の向こう側の道案内をおねがいしますよ』と伝えてきます。身長187センチもある弟なのでお母様はまず迷われることはないでしょう。
ふみさまのご両親、先月旅立たれたふみさまのもうひとりの母さま、私の父や潤や大好きだったおばちゃんも住んでいる痛みも苦しみもない世界‥楽しそうです。わいわいにぎやかに。

一方私たちはもうしばらくこちらの世界でがんばりましょう。みなさんとともにさまざまなことに立ち向かってまいりましょうね。虹の端のむこうからみんなが応援してくれているはずです。

暑さの中のご葬儀大変だったと思います。お疲れでませんように。


投稿: おきょうさん | 2020年8月 7日 (金) 20時43分

ふみこさん、みなさま、ご無沙汰しております。夏のおてんとさまの暑さと、海のキラキラの季節になってきました。
なかなか携帯で文字を紡ぐのが苦手な私、なかなかお便りできず申し訳ないです…
ふみこさんの「お母ちゃん」という響きに、すごくすごく心が暖かくなりました。私も世界で一番好きだった母方の祖母のことを「お母ちゃん」と呼んでいました!病気で亡くなるまで、本当に本当に大好きな「お母ちゃん」でした。
そして、私が学生時代は、神奈川から毎月一度、祖父母宅まで行っていたのですが、
良く夕飯のリクエストに上がっていたのが、
「グラタン」でした。「お母ちゃん」は自分ではそんなハイカラな料理は作れないけど、食べたいのよといつも言っていました。
ふみこさんが「お母ちゃん」に、ラザニアやティラミスを差し上げているお気持ちが、なんだか分かるような気がしました。

さてさて、今日から短い夏休みがスタートです。
なんと息子は2月ころから、瞬く間に成長し、
150センチの私より身長が高くなりましたし、体重は私より重くなり、足のサイズも24センチに!!
子供の成長は本当に早いものですね!
これからも、のびのびと彼らしく生きていってほしいな〜と思っています。

ふみこさん、のんびりとステキな夏を!!

投稿: みゅー | 2020年8月 8日 (土) 10時12分

寧楽 さん

「小さなことに
しあわせの種を見つけられる」

このことばこそ、
人生の目標だわ、と
思って、大急ぎ胸のなかにしまいました。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 8日 (土) 23時31分

こぐま さん

日記、いいかも!

です。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 8日 (土) 23時32分

もも(^_^)ちゃん

お母さまの安心を思っている
ももちゃんの安心を、
わたしも考えて、ほっとしています。

いちばんよい道がつづいてゆきます。
信じましょう。
信じましょう。

「20時のおつかれさま」
読んでくださって、どうもありがとうございました。
12回のところを16回書かせていただいたんです。
コロナの「コ」の字も書かないで
4月から4か月、ひとつの世界を与えられていたような。

書く世界には、書かないでおくという選択ができます。
書く世界には、書いておくという選択ができます。


投稿: ふみ虫。 | 2020年8月 8日 (土) 23時37分

皆さん

8月3日の「おきょうさん さん」の
日記風おたよりをここに置きます。

***

ふみさまみなさまこんにちは~~
ひさびさにギリギリの投稿になってしまいました・・・

梅雨があけた~~~!!

とウキウキしてるまに、よく考えればもう8月も3日。
この辺の小中学生さんはようやっと8月1日から夏休みですが、
新学期の開始はなんと18日からという・・・

~~~~

生徒さんHちゃん
「でもね先生、聞いてよ~~~読書感想文や、自由研究も宿題で、
そのほかに計算ドリル、プリント学習、塾の夏期講習は毎回すごく宿題もでてさ・・・」


おきょう先生
「あれまあ、先生も感想文はすっごく苦手だったから、
いつもお母さんに出来上がりをこっそり読まれて、
『京子!これじゃあらすじだけじゃない!!』
とおこられたな~~こっちは苦手なのになんとかがんばって3枚書いて終わった~~
と思ったのにさ~~」

Hちゃん
「だよねえ・・・私もさ自由研究はテキトーてもいいかな~と思ったんだけど
先生が『自由研究も成績の一部になります!』なんていうから、
もうお母さんが『まじめにやりなさ~~い』ってうるさいの・・・」

おきょう先生
「そうかあ、でもさ、先生もすっごくまじめにとりくませたk(長女)の自由研究は
新学期に提出して、さらっとかえされちゃったんだけど、
先生が忙しくてな~~んもかかわれなくて、
お勉強大嫌いなkがてきと~~に半日でやった自由研究がさ、
学年の代表に選ばれちゃってビビったときあったよ。
だからこれはくじ引きやるみたいな感じで楽しく
あまり一生懸命じゃなくやっちゃってもいいんじゃない??
お母さんの話はちょっと適当に流しちゃって・・(笑)」

~~~~~~~~

本日の午前中の生徒さんとの雑談でございました・・・。(笑)

今、大人もだけど、子供もすごく雑談、したいんじゃないかな・・・


~~~~~」

生徒のMちゃん
「きいてよ先生、今年で中学おわりなのに、
夏の吹奏楽コンクールも、文化祭も、修学旅行もなくなっちゃった・・・。
体育祭も1日6時間を2時間づつ3つにわけて各学年ごとに2種目くらいを別々にやるだけ・・・。
これじゃ体育の延長でしかない感じだよ・・・。
紅白リレーのときに吹奏楽部の演奏でもりあげたり、したかったな・・・。
しっかりあるのは受験のための実力テストと塾くらいだよ・・・」


おきょう先生
「学校の先生方もなんとかしたい気持ちはあっても
どうしたらいいのかわからない状態なんだよね。
Mちゃんたちを守りたい気持ちが最優先なんだよ・・・。
でもほんとに寂しいよね。せっかくの夏休み。
ホレ、ピアノはさ、一人でもできる楽しいことでもあるから、
まずはさ、『私の15歳の夏!この曲に捧げました!』
くらいのちょっと難しめの曲にチャレンジしてみようかね。塾の合間にがんばってごらん」

~~~~~~~

と先週雑談して帰っていったMちゃんがこれから夕方にレッスンに来ます。


『感染をひろめないようにするには、経済をまわすには』
で大人たちは大変だけど、子供も見えない菌を相手にとても頑張らされちゃってますね・・。
私がそんな中出来ることは
本当に子供たちと雑談するいいいかげんなおばちゃんになるくらいだけど、
それでずいぶん逆に私の心も柔らかくしてもらっている気がします。


こちらの場所を『広場』と、呼んでいる意味。
あたたかいですね。
こんな今、本当にしみじみとこの場所があることが私にとってありがたく思います。
おきょうさんの毎週の
「きいてよ~~~」
を、みなさんがうんうんって聞いてきださることが力になります。


今週末が弟、潤の三回忌。
今虹の橋のむこうで、この世の中を潤はどんな風に見守ってくれているのかな・・・と、
時々思います。


読書会・・・・参加したいなあ・・・・
お仕事もりだくさんの月曜日じゃなければなあ・・・・(;^_^A
でも参加した気になって、この夏の課題図書は「神の微笑み」にしてみようかと思います


~~おきょうさんのあさがおにっき~~~

8がつ3にち

すかーれっとは、どんどんどんどんもじゃもじゃになって、とおくからみると、
ブロッコリーみたいなかたちにはっぱがおいしげりました。
おはなのつぼみはまだありません
でも、つゆがおわってたいようがでてきてくれたのでいよいよつぼみもでてくるかなあ・・・
とわくわくしています。

でもすかーれっとはぷらいどがたかそうなので、
そうかんたんにはおはなをみせてくれないのかもしれません。
そのわりにあっというまにのどがかわいてしまうようで、
あさにきちんとあげても、ゆだんするとはっぱがすぐにシナシナになってしまうのであせって、
いそいでついかでまた、たくさんおみずをあげています。
すかーれっとだけまたえこひいきしています。


でも、ぶろっこりーみたいなすかーれっとをみると
なんだかまいにちげんきがでます。
なぜだかわかりません。ふしぎなちからをもっているすかーれっとだから、
ぷらいどがたかくてもえこひいきしてゆるしてあげようとおもいました。

投稿: おきょうさん | 2020年8月 3日 (月) 14時58分

投稿: おきょうさん さんの、前回のおたより/ふみ虫 | 2020年8月 8日 (土) 23時45分

ふみこ様 こんにちは

数日前に ふみこさんの広場で
みなさんのコメントを読み
そして 今日 もう一度 読み返しました

みなさんの暮らしの ほんの端っこを
共有できることで 自分の暮らしを見つめなおしています

ユリの木の花子さんの
みんなの声を聞いていたいと言う願いと
胆嚢から出たたくさんの石を
天日干しにしたと言うお話
わたしも 愚痴らずかんばるぞ!と
いう気持ちになりました

ふみこさん いつもありがとう

追伸・・・今日は お盆にお墓に お供えする
お弁当の 材料を買いました
義母から 私へと 代替わりして4年になります。

お弁当の数は めっきり減りました・・・ごめんなさい。

それにしても サクマドロップスのお線香の香り
気になります

投稿: えぞももんが | 2020年8月 9日 (日) 14時20分

ふみこさま みなさま お暑うございます。
おげんきですか。

『自分の脳に向かって「60分間で仕上げるから、よろしくね」』
『ばーい』
いいなぁ。真似させてもらおう。
なんて読み進め…
ふみこさんの「たのしいこと日記」
実は、真似させてもらっていました。
「きょうのうれしい日記」を昨年から宿題に出していました。
ふみこさんの「きょうのうれしい」のまねっこです。
去年は、「今日の気持ち日記」なんて勝手に変えて
「くやしかったー!」「あたまにきたーぁ!」
と書いていた子もいましたが…それもよろし。
今年はね、毎回「きょうもいい一日でした。」と
しめくくる日記を書く子がいて、
読むたびに私も嬉しくなっています。
毎日ではないけれど〝うれしい”がたまっていく日記です。
ちょっといい日記です。
みんなの日記にお返事書く時、笑顔になっています。
(周りの人が見たらおかしいことになっています、きっと。)
ふみこさんのおかげです。

ユリの木の花子さんへ
退院、おめでとうございます!
「祈りの石」に尊厳を感じました。
そして、その祈りの石が目の前に置かれる。
すごいことだと思います。
大変な手術の後、どうぞお身体大切になさってください。
祈りの石が、
今度はユリの木の花子さんを守ってくれるような気がします。

ふみこさま
お返事をいただいてから随分時がたってしまいました。
「びっくりした顔」…きっとまさにそうだったかも;;
さのまるはふみこさんにどんなふうに映っているんだろう。
考えてしまいました。
さのまるはけっこう黒いです…。


投稿: さのまる | 2020年8月 9日 (日) 17時40分

ふみこさま

お言葉、母の旅立ちに光を当てていただいたようで、なんだかほっとしました。ありがとうございます。

この場所をお借りして…

ハクセキレイさん
母の1年を想っていただいてありがとうございます。私たち兄弟も、1年間母のそばにいられる環境に恵まれていたことに癒されています。

おきょうさんさん

弟さんの三回忌、お忙しい中、読んでいただけでもありがたいのに、温かいお言葉までありがとうございました。

弟さんの道案内、心強い、百人力です!
歌は歌うし、道草する母ですがどうぞよろしくお願いします(笑)。

そうですね、寂しくもこちらはこちらで、日々の暮らしを愛しんでいきましょうね。晴れの日も雨の日も。

投稿: 円 | 2020年8月 9日 (日) 23時35分

ふんちゃんへ

三女さんとの夜のお散歩、いいですね…。並んで歩くと普段話さない事など自然に話せるのかもしれません。娘とそんな時間持ちたかったな…。

あのお線香の香り 私も気になります。父の新盆にと大好物だったどら焼きのローソクを見付けたので先日 実家へ送りました。
アイスやソフトクリームも大好きでした。
お盆は帰らず9月に納骨で帰ります。その時にまた実家の片付けをします。今回は計画的に進めなきゃ!と考えてますが姉や妹の都合と私の腰の具合いもあるので どうなることか…。

昨日は誕生日でした。
朝から息子とカットへ出掛けて帰りにケーキを買ってもらい「あ~っ幸せだわ」と思っていました。
友人からプレゼントやお祝いメールが届くなか夜になっても夫、娘からは何も連絡ありません。
今朝になって夫から「仕事していて すっかり忘れてた」とLINE来ました。何だか、悲しかったです。娘からも「一日遅れましたが、おめでとう」と。二人とも忙しいのは分かるけど…。

なかなか気分を切り替えられない嫌な自分が居ます。
お天気も良いし何処か出掛けようかな…♪

ユリの木の花子さんへ

その後 体調いかがですか?
体力が戻るのには時間が必要です。
焦らずにゆっくりその時を待ってお過ごし下さいね✨

投稿: ハチミツ | 2020年8月10日 (月) 09時19分

おきょうさん さん

先週、潤さんが
わたしのところへも訪ねてきてくださいました。

ことばを選ぶ場面があり、
咄嗟にわたしは「潤」と書きました。
気がつくと、そう書いていました。
という感じです。

ことばを選びあぐねているひとたちに、
「早い!」
と驚かれました。
わたしはそのとき、
ああ、潤さんだな、と思ったのです。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月10日 (月) 12時24分

みゅー さん

えええ?

王子の身長が150cmに?
足のサイズは、わたしも抜かされました。

ひゃー!
大きく、立派になってくださって、
どうもありがとう。
ほんとうにありがとうありがとう。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月10日 (月) 12時27分

おきょうさん さん

とんでもなく可笑しなことを思いだしてしまいました。

小学5年生のころのことです。
母と楽しみに見ていた時代劇のドラマを、
自分なりに脚色して、国語のノートに
書いていたんです。

わからないところも少なくなく、
たぶん飲みこめた部分だけをふくらませて
書いていたのだったと思うんです。
セリフなんか、いっぱいつくってたりして。

母がわたしのノートをみつけて、
読みふけっていたのを思いだしたのです。
「これ、おもしろいわ」

もしかしたら、あのときの母のことばは、
わたし未来につながったかもしれないなあ。
あることないこと書く、という未来です。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月10日 (月) 12時32分

えぞももんが さん

サクマドロップの香りは、
あまーいです。

おもしろいことが好きだったひとたちが、
寄ってきているような気がして、
たのしくてたまりません。

父なんかは、
「なんだ、これは」
とちょっと不機嫌。

母やははは、
「ふふふ」
と笑っています。

「ハッカはないの?」
と云う存在もあって、
「それはないんです、あったらいいのにね」
と答えています。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月10日 (月) 12時35分

さのまる せんせい

なんて、うれしい!

このおはなしは、
「きょうのうれしい」を超えて、
「今生のうれしい」
です。

ありがとうございます!
さのまるせんせい。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月10日 (月) 12時37分

円 さん

明るく、光の降り注ぐ夏をね。
わたしも、そういう気持ちでいようと
思っているんです。

でないと、お母ちゃんが心配するし、
つぎ会うとき、
「あのとき、わたしを感じていれば、
もっと明るい顔になってたはず」
なんて言われちゃいそうだからです。

ね。


投稿: ふみ虫。 | 2020年8月10日 (月) 12時40分

ハチミツ さん

お誕生日おめでとうございます。

お誕生日の前後ひと月の「不思議」を
過ごしておられるのですね。

決めたり、
理解したり、
決めたり、
選んだり、
決めたり、
伝えたり、
決めたり、
はじけたり……

そんな時期なんですって。
不思議にパワーのあるふた月。

投稿: ふみ虫。 | 2020年8月10日 (月) 12時43分

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