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2021年8月24日 (火)

くまがや日記(12)

 8月□日
 母屋の工事がおおむね終わったことを悟ったと同時に、波のように寄せてくるものがあった。ひたひたと。
 寄せてきたもののなかには、引越しの最終章も含まれていた。工事が終わるまで運びこむことができず、長屋門の部屋で待っていた段ボール箱のもとへゆく。
「待たせたね」

 わたしのバッグたち。
 夫の仕事の資料。
 三女の荷物。
 二女から預かった本。

 これらは波のうちでもはっきりとしたモノたちで、運んできて開けてやればよかった。
 しかし、もっとも大きさを感じさせた波は、「日常」であった。
 これに気がついたとき、5月8日にこの家に入ったときからずっと、「非日常」を生きていたことを知った。大波となってもどってきた「日常」はといえば、家計簿、日めくり、読書……。
 書きだしてみれば些細なことでもあるのだが、わたしの支柱ともいえる事柄である。

 たとえば家計簿。
 毎日、数字を記入することだけは何とかつづけていた。移住に伴う「特別費」はつけておかなければ、惜しかったとあとから悔やむ決算となるだろうと必死で項目と数字を書いたのだ。
 だが、5月から本日まで、ヨコもタテもたし算をしないままできた。ヨコというのはその日の支出合計、タテは項目別の支出合計だ。計算機を出してきて、どのくらいパチパチやらなければならないことか。

 たとえば日めくり。
 これほど気に入りで、しかも毎年大好きな友人から贈られる日めくりなのに、めくらずに過ごして、ときどきはっとして10枚くらいまとめてめくる。たまった日にちをめくるときには、日毎のやさしいことばを読みながら、自分で時を止めていたような気がして、なんとも云えない焦りが胸のなかにひろがる。

「非日常」を生きていたことに気がついたわたしは、熊谷での暮らしがはじまったころ書いた日記を思いだしていた。

                      *

 わたしのなかに芽生えて、育ったものがある。このたびの移住のテーマと云ってもよいかと思う。

「何事も大げさにとらえ過ぎない」

(中略) まわりに移住を打ち明けたはじめたのは、引っ越しまでひと月を切ったころのだったが、伝えた友人知人からは、「引っ越しを軽く考えないほうがいいですよ」ということばを少なからず受けとった。親身なアドバイスである。
 これをありがたく受けとめながら、ゆったりかまえ、失敗もまた、よしとしようと、考えることとした。するべきことのいくつかが抜け落ちたって、追いかければたいてい間に合うのではないか。失敗にしても……、これはあとから笑い話にしてたのしめるはず。

                     *

 たしかに引越しは軽くなかった。
 しかしそれを重荷にしないため、「何事も大げさにとらえ過ぎない」と決めたことは、やはりわるくなかったように思う。
 ほんとうのところ、ずっと移住にかかる作業と、仕事と、ぎりぎりのルーティーンしかしていなかったようだ。
 大げさに考えなかったからこそ、3か月半が過ぎたいまになってそのことに気がつき、「非日常」と対面して、あらま、なんて思っているのである。ぼんやりと。

8月□日
 読書。
 仕事上の「読む」はくり返してきたが、布団の上で寝転がって本を開くとか、待ち時間をみつけて鞄から読みさしの本をとり出すとか、そんなことはしなかった。転がればたちまち眠ってしまったし、待ち時間にも仕事をしないと約束の期日まで間に合わなかった。
 でも本日、読みました。

 岩手県盛岡市に住む友人が、8月のはじめに送ってくれた本は『デフ・ヴォイス——法廷の手話通訳士』(丸山正樹/文春文庫)。
 春ごろ、「おすすめです」とメールをもらったけれど、予定意を書きこむ小型カレンダーの隅に書名だけ記して忘れていた。
 物書きであるこの友人は、「おすすめです」を超えて「ふみこさんよ、読んだほうがいいよ」というとき、現物(本)を送ってくれる。「はいはい、読みます」と云っておいて、結局読んでいないことが伝わるのだろうと思う。
 友人が隣にいるような心持ちで読み進め、「ふみこさんよ、読んだほうがいいよ」はここだな、と思わせるところにさしかかるたび、「ほんとうだ、ありがとう」とわたしは声に出して云わずにはいられない。
 耳が聞こえない両親と兄を持つ耳が聞こえる主人公。
 読みはじめて20ページほどのところで、つぎのくだりに出合い、長いこと揺さぶられつづけていたことを、こんなに鮮やかに……と感激する。
                      *
 話しながら荒井は、この青年に好感を抱き始めていた。田淵が最初から、「聴覚障害者・健常者」という言葉を使わず、「ろう者・聴者」という表現をしているからだ。
                      *
 健常者ということばが、わたしにはわからない。
 それらしく生きているが、ほんとうにそうなのか。無理なくできることがいまのところいくつもあるが、そうでないひとを援けようというときならいざ知らず、自分を健常者と位置付けることを「どうかしている」と思わされるようになっている。
 それにだんだん年をとり、ゆっくり脱皮して、ほんとうのほんとうに健常者でなくなってゆくではないか。

 さて物語は過去に起きた殺人事件を軸に展開してゆく。その意味でサスペンスドラマであり、ぐんぐん引きこまれる。だが何より、知っていたつもりでいたことをほんとうは知らないままだったことを突きつけられるのだ。
 障害をもつひとの声だけでなく、世に問いたいことを持ちながら、いまのところそれがかなわないひとの声についてもおおいに考えさせられる。

Photo_20210824084501
これはわたしの計算機です。
竹製なんですよ。
これからパチパチやって、
家計簿の5月、6月、7月の
決算をします。

〈公式HP〉
https://www.fumimushi.com/
〈公式ブログ〉
http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/
〈公式Instagram〉
https://instagram.com/y_fumimushi

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「日記」カテゴリの記事

コメント

ふみこさん 

先週のお返事…うれしかったです!作詞作曲家にオッケーもらいました!
今夜パソコンから 詩をこちらに置きにきます!
(今 スマホからおたよりしています)

家計簿、挫折を繰り返しています。ダメな主婦です。もういい歳なのになぁ(^^)

投稿: 背の高い松の木 | 2021年8月24日 (火) 12時46分

ふみこさん

こんにちは。いつも楽しみに拝見をさせていただいております。
ありがとうございます。

>引っ越しを大げさに捉えすぎないように<
>失敗もまたよし< 未知なることに挑む際に、これほど
よき心構えはないように思われました。

そもそも生きてゆくこと、それ自体が、未知なものですけれどね。

まだ尚、引き続き暑さが続くようです。
夏の名残の時間をより一層楽しむ時間を持てますように。

投稿: なおなお | 2021年8月24日 (火) 14時16分

ふんちゃん皆様こんにちは。

ふんちゃんが日常を増やし始めているのに
なんだか嬉しく思います。


さて、私達家族もこれから非日常を味わいます。
次男くんが無事に入院できるように
発熱させないというミッション。
そして入院の2週間。この1ヶ月気を張ります。

どうか無事に済むようにお祈りしてもらえませんか?力になります。
コロナで手術延期になりませんように

投稿: たまこ | 2021年8月24日 (火) 14時41分

こんばんは
食卓の私の席から庭の朝顔が見えます。毎朝、今日はいくつ咲いたかなと眺めながらの朝食です。
こんな穏やかな日常を私にくれた義母にあらためて感謝しています。
私の体調を思いやって、それまでの日常から施設での非日常のような日々を受け入れて義母が老健に入所して一年が来ます。一年を経て施設での生活も優しい職員さんに囲まれ落ち着いた日常になり、少し安堵しています。
コロナ禍の五分間面会、今はまたリモート面会ですが良い顔をしてくれます。
必ず、ありがとうなぁと言って手を振ってくれます。面会の帰途夫とありがたいねといつも話します。
早くコロナが収束していつでも会えるようになる事を願うばかりです。
家計簿ですか!ふみこ先生お忙しいのに立派です。
ご存知の通りの適当人間の私には、家計簿はいまだに挑戦と挫折の繰り返しです。

投稿: 岡山のこんちゃん | 2021年8月24日 (火) 19時48分

ふみこさん
みなさん

今年の3月、次男が作った詩です。
お世話になった寄宿舎に残してきました。


紫成寮歌(作詞 大野 圭梧)

古都の景色背にして
日々通うとおり
厳しい気候に負けぬ
健やかな暮らし

夢に向かう力 築く学友と
ともに住まう中で
新たに見える

助け合いの心 素晴らしき心
絆を育む 紫成寮


志を忘れず 日々努力重ね
よぎる不安にも負けぬ
暖かな自信

紫野の自然
ときに浴びながら
思い描く未来 実を結ぶまで

成せば成ると信じ
道を切り開く
開くは我らが 紫成寮

投稿: 背の高い松の木 | 2021年8月25日 (水) 02時39分

ふみこさま


おはようございます。

ふみこさんの竹の計算機いいですね。
なんだかその日のうち具合によって「おつかれさま」
とか「あ~なんかいいことあったね~」なんて答えてくれそうです。

私も色の筆ペン心地よい感じのをみつけたので
ちょっとした瞬間の喜びをさっと一日のおわりにかいたりするのが
好きな時間です。ふふ。

それからそれから。。
あさから早速すてきな詩にふれ元気をもらいました。
心の中のたからものがきらきらして力強くて。。
背の高い松の木さんありがとう!!

投稿: 真砂 | 2021年8月25日 (水) 07時16分

おはようございます。背の高い松の木さん、素敵な詩ありがとうございます。
今朝は久しぶりに太陽の日差しを浴びています。この詩に出会い今日一日またがんばれそうです。

投稿: 岡山のこんちゃん | 2021年8月25日 (水) 08時00分

ふみこさま みなさま
こんにちは

子どものことと私自身のことで病院にきています。

山の中にあるこの場所で いま
通り雨がすぎていきました。

日常と非日常。
子どもたちとの綱渡りのような日々を わたしは平凡な日常とは思えずにいましたが
いま振り返って全体を捉えようとしてみると やはり日常ではあったのだなという思いです。

近所にあるワンコイン無人販売所にイチジクがあったとオットが買ってきました。
血をとられたので今夜はお肉かな、やっぱり笑

寮歌というのがあるのを初めて知りました。
寮生活の充実感が想像できますね。未来に光を見せてくれるような。

投稿: こんぺいとう | 2021年8月25日 (水) 17時14分

背の高い松の木 さん

どうもありがとうございます。
無理をお願いしたかもしれません。

家計簿つけは「挫折」とセットです。
わたしも挫折しながら!

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月25日 (水) 22時53分

なおなお さま

おたよりどうもありがとうございます。

初めての道、
未知なる未来に向かって、
てくてくと。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月25日 (水) 22時55分

たまこ さん

祈ります。

まいにち。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月25日 (水) 22時56分

岡山のこんちゃん さん

こんちゃん、帰り道の
だんな様との「ありがたいね」のことばが、
お義母さまには何より……。

ありがたいね。
何もかも。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月25日 (水) 22時59分

真砂 さん

ああ、みなさんと寮歌を共有できて、
これまた、ありがたいです。

筆ペンさんによろしくね。
と、わたしの相棒(計算機)が
云ってます。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月25日 (水) 23時01分

こんぺいとう さん

お疲れさまでした。

いちじくと牛肉。

小説のタイトルみたい……。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月25日 (水) 23時04分

ふみこさん

本人に話すまで 
NOだったらどうしようと思って緊張しましたが
「これはもうオフィシャルソングだから」と
言っていました。
みなさんが 詩のことをコメントしてくださって
今 とても幸せな気持ちです。
こちらこそありがとうございます。

少し場所をお借りします。

真砂さん
ありがとうございます。
曲もついているんですよ。
ドドファソラソファレド~♪
(最後のレとドは小指を伸ばして(笑))

岡山のこんちゃんさん
ありがとうございます。
卒業式の日、この詩が尞のロビーに掲示されていて
感動して、どうしていいかわからないほどでした。

こんぺいとうさん
ありがとうございます。
寮歌がなかったから作ってきた、と言っていました。
本当に充実した日々だったようで、いい顔していました。
先生方に友達に、感謝です。
本人にも、拍手です。

たまこさん
この詩を作った次男も赤ん坊のころから
数えきれないほど治療の為に入院しました。
体調を崩さず入院させなければ、と必死でした。
大変ですよね。すごくわかります。
私も祈っています。

投稿: 背の高い松の木 | 2021年8月26日 (木) 07時42分

ふんちゃんへ

母屋が完成され段ボールさんたちもそれぞれの定位位置におさまり、ずっと出番待ちだったものが中から出て来たりなんですね。
本格的に始まりますね…くまがやでの暮らしが。

素敵な計算機ですね♪
家計簿と読書は私の秋田での「非日常」の暮らしではかなり重要な役目(しごと?)です。
普段から家計簿はつけてます。
使った分を書きとめ収支を計算する程度の簡単なものですが…。計算がピタッと合った時はスッキリとかなり気持ちが良いです。
秋田では、てくてく歩いて買い物に行き帰ってきたら計算をして、万歩計の歩数をカレンダーに書き込んでます。冷蔵庫が小さいので多くの食材を買い置きできず、考えながらの買い物と献立づくりです。ちょっぴり不便でも、仕方ない…。
昼からはほぼ毎日読書です。贅沢な時間の過ごし方をしてるなぁ…と感じたり、夫以外の人と関わらない生活に少し寂しさを感じたり…。

ふんちゃんの「何事も大げさにとらえ過ぎない」は私も真似っ子してます(^o^)
前より、ものの捉え方が違ってきてる…と思います。
ふんちゃんいつもありがとうございます。

背の高い松の木さん

素敵な寮歌ですね。
実り多き充実した日々を過ごされたのでしょうね。
逞しさを感じました。

たまこさん

わたしもまいにち祈りますね。

投稿: ハチミツ | 2021年8月26日 (木) 17時07分

ふみこさま。みなさま。
朝からセミの合唱が聞こえる中
栗の木には栗が実り
柿の木には青柿が実ってました。
夕暮れが少し早くなってきたようです。
ふみこさんに読む、読書の時間がやってきたことはとてもうれしいです。
久しぶりに本の紹介も。
次の仕事がしっかり待ってるのでしょうが、たまにはごろんと寝ころがって、体と心を休ませて本のページをゆっくりめくって下さいね。
夏の終わりはなんだかさみしいなぁと思っていました。が
背の高い松の木さんからのご紹介の詩を読み、とてもとても勇気と力をもらいました。
この広場のひとたちといつかはことばを交わし会える時があると信じてきましたが
すでに出会いをして会っていると思いました。
祈りを力を今までもここでもらってきた。
この出会いは奇跡です。

背の高い松の木さん
紫成寮歌にすごく力をもらいましたよ。
30代になる王子は10年前から
膵液の病気でほとんど家の中で過ごしてます。
でも、明るさや楽しみは忘れてないし、病気と向き合いながら前進して行く自分の過去も今も誇りに思ってます。
でも、時に不安も。
この夏、この詩に出会えたことは
とても勇気をもらいました。
ノートに書きうつしました。
ありがとうございます。

たまこさん
祈らずにはいられません。
祈りますとも。
私もここから、祈ってます。

投稿: ユリの木の花子 | 2021年8月27日 (金) 09時22分

ふみこさん、みなさん、こんにちは。

長い長いと思っていた夏休みもあと数日。
来週から、息子の中学校も始まります。

おすすめの本、私も読んでみたくなりました。
「健常者ということばが、わたしにはわからない。
それらしく生きているが、ほんとうにそうなのか。」
ドキッとしました。
パラリンピックをみていて、まさに自分がそう思っていました。
「普通」って何?とも思っていて。
勝手に自分が思っている常識は思い込みなのかもしれない・・・
そんなことも考えたりしました。

このコロナ渦で、「日常」も「非日常」のような。
「非日常」だけど、それがもはや「日常」になっていて。

常に何かしら不安やモヤモヤしたものをうっすら感じながら暮らしているように思います。

息子のこともつい心配しすぎる傾向があるので、
「何事も大げさにとらえ過ぎない」
この精神は大切だなって思いました。
家庭の中くらいは、おおらかな空気で笑っていたいと。
失敗も笑いあえる雰囲気を作りたいと、そう思っています。

*

背の高い松の木さん
とっても素敵な歌詞でした。
満ち足りた時間を過ごされたのでしょうね。
元気をもらいました!ありがとうございます。

たまこさん
私も祈っています。
どうか無事に。
どうか元気に。

投稿: さゆ | 2021年8月27日 (金) 13時58分

ふみこさま

こんばんは。
私、1週間前から口の中が痛くて耳鼻科でみてもらったら、えびアレルギーかもしれないって😓 そして薬を飲み続けてもまだ口が痛くてですもしかしたら虫歯の治療後の鉄アレルギーかもって😰
いやだ~‼️
今日、とりあえずえびカニのアレルギー検査を受けてきました。
歯の治療より、えび食べられない方がいいなぁ~😅

何事も大げさに考えない

この言葉を胸に、月曜日まで検査結果を待ちます。
体力ないなぁ~。
いやになります。

背の高い松の木さま
素敵な詩をありがとうございます。

たまこさま
祈ります

投稿: こぐま | 2021年8月27日 (金) 18時37分

ふみこさま みなさま

わたしも「何事も大げさにとらえ過ぎない」を続けております。最近は構え過ぎだと気付いたら、呪文のように唱えてます。いつか、ぼんやりと「あらま」と思えるところまで到達したいです。目標です。

『自分を健常者と位置付けることを「どうかしている」と思わされるようになっている。』ふみこさん、この視点をみんなが持ったなら、、、広めていきたいです。

「聴覚障害者・健常者」なら、わたしは聴覚障害者になります。「ろう者・聴者」なら聴者のわたし。わたしは難聴者です。8年前から両耳補聴器を使ってます。聴力は安定していて、補聴器を使えば肉声はだいたい拾えます。

わたしがこうだからか、健常者という言葉には違和感があって。わたしは聴力が生まれつき弱いですが、わたしにとってはそれが当たり前。「常」ですし、「健やか」だとも思うのです。

生活するのに苦労はあるし、工夫も必要です。でも、フツウじゃないからかわいそうと、なんだか思われたくなくて。例え、誰かに迷惑をかけて申し訳なくて頭を下げるときだって。ひねくれているかもしれませんね。

みんなが助け合う世界がいいです。誰もが足りないところ、できないことを補い合って。あたりまえに。わたしもその一員になりたい。助けてもらうだけではなくて、わたしのできることをしながら。想像すると、ワクワクしてきます。

びっくりさせちゃったら、すみません。わざわざ言う必要はないと、今は思ってます。でも、この話題。思わず、言っちゃいました。

そうそう、こちらでは耳を使わないでお話できるので、とてもとてもうれしく、ありがたいと思ってます。

背の高い松の木さん
「寮歌がなかったから作ってきた」って、かっこいいなぁ!素敵な歌をありがとうございます。

たまこさん
とどこおりなくと祈ります。まずはお熱が出ませんように。たまこさん、がんばって!

投稿: ハクセキレイ | 2021年8月28日 (土) 21時31分

ふみこさん 

みなさんの寮歌への一言がうれしいです。
場所をお借りします。

ハチミツさん
ありがとうございます。
充実した日々だったようです。荷物が全部片付いて、部屋を後にするときは涙がとまらなくなっていました。

ユリの木花子さん
ありがとうございます。
今年の春、ひとり暮らしの部屋を探すときに 
「住むのが視覚障害者って言ったら断られた話もよく聞くから。
もし断られても、落ち込まないようにね、母さん」と、笑った次男です。
教えられることばかりです。

さゆさん
ありがとうございます。コロナ禍で感染対策など大変だったと思いますが学校と寮の先生方に感謝です。寮歌を披露する機会も作ってくださいました。

こぐまさん
ありがとうございます。私は高松なので
すぐ近くにいらっしゃる方、といつもコメント拝見しています。

ハクセキレイさん
ありがとうございます!そうなんです。カッコイイんです ^^
「わざわざ言う必要はないと、今は思っています」に共感!です。

投稿: 背の高い松の木 | 2021年8月29日 (日) 09時53分

背の高い松の木 さん

作詞作曲者に、
最上級のお礼の気持ちを
伝えてください。

……どうか。

これからも、ずっと尊敬の気持ちを
持ちつづけながら、ご活躍を
眺めています、と。


投稿: ふみ虫。 | 2021年8月29日 (日) 18時49分

ハチミツ さん

秋田のおうちの冷蔵庫が小さい。
だから工夫する。
そういう暮らし方に、わたし、
あこがれつづけています。

便利を追い過ぎると
つまらなくなります。

ハチミツさん、いつも、
ありがとうございます。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月29日 (日) 18時53分

ユリの木の花子 さん

ほんとほんと。

暑さや、いまの時代の閉塞感や、
いろいろの重荷と向きあうなか、
寮歌を静かに置いていただけたこと、
よかったね。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月29日 (日) 18時55分

さゆ さん

ああ、 さゆさんにも、
この本をおすすめできて、
よかったな。

できることをさし出し合いながら、
生きていければいいなあと、
つくづく思います、いま。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月29日 (日) 18時58分

こぐま さん

おおげさに考えず、
こぐまさんらしく、
おもしろがって、歯の治療を
受けてきてくださいな。

(きっと、ものがたりにつながるはず……)。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月29日 (日) 18時59分

ハクセキレイ さん

大切なはなしをしてくださり、
ありがとうございます。

そうでしたか。

「聞く」も不思議。
ことばを拾うだけでは、
「聞く」ことにはならないのかもしれません。
どう聞くかが問われることを
忘れずに、聞いたり、話したり……ね。

どうもありがとうございます。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月29日 (日) 19時03分

ふみこ様

こんにちは
8月も 今日を含めてあと2日になりました。
今年 北海道は本当に夏らしい夏で
今日も 気温が上がっています。

昨日 ワクチン接種 2回目が終わり
朝から 熱が上がっています。
解熱剤を飲み ウトウトし 少し楽になりました。
うつらうつらしながら 
ラジオのパラリンピックの放送を聞いています。 

ここに集うみなさん
おひとり おひとり
心底やさしく そして とても強い。
自分のことを顧みます。

追伸・・・・背の高い松の木さん 次男さんの寮歌を
ありがとう。  

投稿: えぞももんが | 2021年8月30日 (月) 11時39分

ふみこさん

作詞作曲家に伝えます。私よりも背が高くなっています。高松でお会いした時は小学生でした♪

えぞももんがさん
3月に、寮歌 どんなだろう…と言ってくださいましたよね。ふみこさんのおかげでこちらに置くことができました。
えぞももんがさんも心底お優しいです。そして賢い方。お会いしたい…

投稿: 背の高い松の木 | 2021年8月30日 (月) 12時11分

ふみこさま みなさま

また、お便りします。
ふみこさんのお返事を読んでから、ずっと考えています。この間のわたしの言葉たちは、ひとりよがりで愚痴のようなものでした。この広場で、わざわざ口にしなくていいものだったのではないか、と。

それから、わたしの理想とする世界と、頑ななわたしはかけ離れていることにも気付きました。わたしの障害は、わたしが話さないとわからないものです。「迷惑かけたくない、私だってまだやれる」のようなわたしだけの気持ちにこだわっていたら、、、

わたしの理想の世界のスタート地点にも立てていないです。わたしは「わたし以外の方がどう思われるか」の視点がありませんでした。力になりたいと思ってくださる方にとってはたいへん失礼にあたりますよね。申し訳ありませんでした。

もっと考えたら、いろいろ気付きそうです。
まだまだのわたしです。失敗しながら学ばせてください。

とりあえず、この広場のみなさまに、改めて自己紹介をさせてくださいね。

ハクセキレイと申します。
両耳に補聴器をつけています。
聞こえないときや、聞き間違えてトンチンカンなことを言うときもあります。
困ったときはお話します。力を貸していただけたらうれしいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

いつか、面と向かってでも、さらりとできるようになりたいです。

背の高い松の木さんへ
息子さんが自分よりおかあさんを心配する様子から、学ばせてもらいました。ひとりよがりな自分が恥ずかしいです。憧れます。ありがとうございました。

ふみこさんへ
「どう聞くか」を大事にしておりませんでした。聞くだけでなく、どう聞くかも意識したいです。どう話すか、も。成長していきたいです。ありがとうございます。

みなさまへ
こんなわたしですが、これからもよろしくお願いいたします。

投稿: ハクセキレイ | 2021年8月30日 (月) 12時44分

ふんちゃん

 なんだか、ここのところ、気がつけば月曜日。 
 あ〜、遅れちゃう〜と思って、ここへおじゃましているかんじです。

 仕事としごとのバランスがうまくとれずに、
 あっちこっちに傾いて過ごしています。
 仕事は、次々と新たなことが起こり、
 しごとは、家の中を全面的に改装中〜という感じで過ごしているので、
 落ち着かないというのがあります。
 ふんちゃんちみたいな、引っ越し〜というほど大きなことではないし、
 日々、特に“工事中”というようなこともなく過ごしているのですが、
 勝手にわたしの中だけ……、
 「ここはこんな風に変えたい」
 「こっちはあんな風にしたい」
 という感じで、落ち着かないでいます。

 一方、夫との関係が少しずつ変ってきて、
 ここいらあたりで、わたしたちも新しいわたしたちになっていこ〜!という感じがあり、
 2人で歩く時間を、お茶する時間を……と
 2人で何かをする時間を捻出すべく、
 (子どもが多いのもあり、意識的にしないとできないのです……(^^;))
 時間をやりくりしている感じもあったりして……。

 でも……、なんだか大げさに考えずに
 きもちはのんびりしています。
 ぼんやりすることも増えて、 
 なので、ここへお邪魔するのものんびりしている間に、
 お〜っと、遅れちゃう遅れちゃう……なんてなっています。

 先日、夫が健康診断でひっかかり、大腸検査を受けるということがありました。
 本人は、だいぶ、心配していたようですが、
 結果は、な〜んともなっていなくって大丈夫でした。
 わたしは……といえば、「どうなっても、受けとめるしかないしな〜」と
 “大げさにとらえ過ぎない”は、
 おまじないのようにきいていたようです(^^)。

 また大家族。てくてく、やっていきます。

 背の高い松の木さんの王子の寮歌を教えていただいて、
 とっても元気になりました。
 やっぱりすご〜い!曲も聴いてみたい!と思いながら、
 想像して過ごすのもいいもんだな〜と、勝手に想像したりしています。
 王子さま、ありがとうございます!!!!!

 わたしは、自分自身は、お役所とかに認められるような障害はありませんが、
 障害にとても近いところにいると思っています。
 子どもたちの中にも……ですが、
 仕事でも、たくさんの人に出会い、そこにはそういったことがたくさんあって……。
 おかげで、社会の中にいる大変さとか、“コノヤロー!”と言いたくなるような状況に遭遇して、
 一緒に、浮いたり沈んだりすることができます。
 本当にたくさんのことを教えてもらっています。
 今回のパラリンピックでは、大会に出るために必要な検査を
 わたしがさせてもらえた青年が出場しました!
 (ん?うまくことばにできない……(^^;))
 惜しくも決勝まではいけなかったけれど、
 本当によくがんばりました!
 ありきたりのことばだけれど、
 感動をありがとう!!!です。
 車いすラグビーなんて、女性も一緒にプレーするのですね!
 大興奮です!!
 
 「何ごとも大げさにとらえ過ぎない」は、
 ここにもそこにも、あります、ね。
 これからも、やってきたコトゴトを、そっと受けとめながら、
 前に進んでいけるといいなぁ〜と思います。

投稿: 空色めがね | 2021年8月30日 (月) 15時23分

えぞももんが さん

しんどいかもしれないけれど、
えぞももんがさんが
うつらうつらしているところを
想像すると、ちょっとうれしくなります。

許される限り、
うつらうつらをつづけてほしい、です。

8月が終わりますね。


投稿: ふみ虫。 | 2021年8月30日 (月) 21時19分

背の高い松の木 さん

ありがとうございました。
これで、8月を静かに見送れます。

感謝。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月30日 (月) 21時21分

ハクセキレイ さん

やさしいおたよりを、
どうもありがとうございます。

ハクセキレイさんは気づいていないかもしれないけれど、
ハクセキレイさんは圧倒的に、
ひとの力になってくださる存在です。

そういうハクセキレイさんが、
力になろうとするひとを感じたいと云われる……。
それこそが共生のとびらなんだと思います。

とびらは開く。
開きたいと思うひとの前に。
ぱたんと閉まっても、また、開く。

ありがとうございました、おたより。

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月30日 (月) 21時29分

空色めがね さん

いろんなことに「近い」のは、
空色めがねさんの仕事だけではなく、
思想でもありますね。

見習わなくては。

うらやましいと思いながら、
見習わなくては。

コノヤローと思ってるだけじゃなく、
いっしょに浮いて沈んで、できることがしたい!

投稿: ふみ虫。 | 2021年8月30日 (月) 21時50分

ふみこさん

場所をおかりします。

おきょうさんさん
ありがとうございます。いつかおきょうさん さんに
次男のピアノもきいてもらえたらな、と夢見ています。

ハチミツさん
私も 反省ばかりです。
子供たちが小さいころ、がみがみ言ってました^^;

あすちるべさん
ありがとうございます。パラの開会式の君が代を歌った子は
次男の高校のクラスメイトでした。まぶしかった!です。

円さん
ありがとうございます。そうですか。強さ・・・。
とてもとても嬉しいです。

えぞももんがさん
次男の病気がわかったとき 主人が
「こうなったら とことん明るく生きてやる」と言ったことを
つい先日、手引きをしながら(歩きながら)次男に伝えたんです。
これまでも話したことがあったように思ってましたが
本人にははじめて話したようでした。
「ちょ やばい 涙がでそう」と 言ってびっくりしていました。
確かに ずっと楽しかったな^^とつぶやいていました(笑)

空色めがねさん
ありがとうございます。
宝物・・・!! 
いつも おたよりから元気をもらっています。
北海道の風景を想像しながら。

投稿: 背の高い松の木 | 2021年9月 6日 (月) 22時22分

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