数学とわたし
3月15日
ふみ虫舎エッセイ講座*の新宿での教室。
遠くは北海道函館から、徳島県から集ってくださり(あとからベルギーからのお仲間も合流)、感激する。
村上春樹の『職業としての小説家』(2015年/スイッチ・パブリッシング)から一部をともに読む。
小説家に向いているのは、たとえ「あれはこうだよ」みたいな結論が頭の中で出たとしても、あるいはつい出そうになっても、「いやいや、ちょっと待て。ひょっとしてそれはこっちの勝手な思い込みかもしれない」と、立ち止まって考え直すような人です。
こんなくだりを、皆で読む。
このなかに出てくる「小説家」を「エッセイスト」「随筆家」に置き換えて読むことができると、考えたのだ。
さらに云えば、これは人づきあいの有りようにもあてはまる。
だんだんこの世が「結論好き」になってゆくのに、わたしはまったく追いつけなくなった。追いつけないことに、とまどうこともなくはなかったが、じつはいま、追いつけないことに安堵している。
もちろん急いで判断を下さなくてはならない事柄はある。けれども、わたしが関わる「書く」「読む」、それから「人づきあい」などは、ああだろうかこうだろうかと揺れるなかで表現がかない、構築されてゆくものばかりだ。
*「ふみ虫舎エッセイ講座」は、現在募集をしていません。
3月16日
東京吉祥寺の店で髪を切る。
2022年のおわり、髪の面倒をみてもらっている美容師のマリコさんに、「あっという間に過ぎた1年だったけれども、山本さんの髪がこんなにのびたのは、大きな達成」と云わしめた髪を……切ってもらう。
子どものころから、ずっと短髪でやってきたが、昨年は切らずにいたのである。だけど、やっぱり切りたくなった。お帰りなさい、ふみこ、という気持ち。
3月20日
数学者の書いたエッセイを読んでいる。
読みながら、高校3年のとき、関数のテストを受けた日のことを思いだした。
テスト用紙にならんだ問題を見ると、すぐと、わたしの手には負えないことがわかった。
しかたないな、と思った。
テスト用紙を裏返し、そこに、数学に対する思いを綴ってみたのである。主として「素数」について書いた。1より大きい自然数のうち、1とその数自身でしか割りきれない素数。もっとも小さい素数は2である(2は、1と2でしか割りきれない)。
1を素数とすると不都合が起きることから、特別扱いされている1への同情、宇宙に向かって永遠にのびてゆく素数の列のうつくしさ、そんなことを書いた。
問題を解かず、テスト用紙の裏面に、感想めいたことを書いたことを叱られるだろう、と予想したが、テストを返される場面でせんせいに褒められたのには驚いた。
そのことが、数学とわたしの間柄を決めた。数学に、友だちとして認めてもらえたような気がした。
その後わたしは「書く」と「読む」に没頭するようになり、学校を卒業したあと出版社の編集部に勤めてからは、没頭を超えて文章世界を必死で歩くようになった。
数学という友だちのことはあまり考えなかった。だが常に、遠くにその存在を感じていたのである。「書く」にも「読む」にも、数学的と云ってもいい何かが不可欠であることに気がついていた。
情緒系統の感覚で押し切ろうとすると、ことに「書く」はうまくゆかない。
というわけで、いつか、数学と文章との共通性を、あるいは連動性を証明したいという考えを持っている。
昼ごはんに大根の千六本のおみおつけをつくる。
これをつくろうとする感覚、食べようとする感覚も数学的じゃないだろうか。
大根の千六本(太め)のおみおつけ。
うんたったラジオ15
気がついたら1周年。忙しいなかでできたこと。
豊洲に泊まる、神社に昇殿参拝、WBCに「キャー!」、
チャリティチーム・カーネーションズのこと、など。
▼現地の声
https://www.teamcarnations.com/voice
▼anchor
https://anchor.fm/untatta-radio/episodes/15-e20gq7i
▼Spotify
https://open.spotify.com/episode/33Z0qofRfgpBVb4DvDBzrT?si=3DynW2fwSnaqA_cmRW7dDw&context=spotify%3Ashow%3A59ZOIe4r9tIc3nccw6BP97
▼Appleポッドキャスト
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%81%86%E3%82%93%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA15/id1666439319?i=1000604423767
〈公式HP〉
https://www.fumimushi.com/
〈公式ブログ〉
http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/
〈公式Instagram〉
https://instagram.com/y_fumimushi
| 固定リンク
コメント
ふみこさま みなさま
桜が咲き始めました。我が家では寒緋桜が早くに咲いて、そろそろ花の終わりです。
素数のお話でなぜかわたしは、うちの犬のアレルギー食のことをふいっと考えました。体がアレルギー反応を起こさず気づかないほどに細かくしたものをフードにして与えているのです。ヘンですね、思考が。
天畠万貴子さんのお話、肌が少し泡立つような感覚で読んで、最後は目尻に涙、でした。
人はだれでも気づかずとも誰かの、何かの役に立ちたい存在だとおもいます。こうであったなら、こんなふうでなかったら、そんな思いに駆られながら、自分にできる小さな何かをコツコツ切実に、誠実に続けることがようやっとほんのちょっぴりやれるようになる気がします。
外は春の雨です。
これでオットのチューリップも咲くのかなぁと、静かな雨音を聴いています。
投稿: こんぺいとう | 2023年3月21日 (火) 11時24分
ふんちゃん皆様こんにちは。
数字は目に見える変化であり
生きる目標にもなると思います。
私は家が建つまで指折り
カレンダーの数字が生きがいでしたから笑
さて、子育て報告です。
三兄弟を育てて早半年。
最初は無理ーっとなっていましたが
三兄弟の母です、と言うと
あまり周りにいないので一発で
覚えてもらえます。
私の個性になりました。
個性を作ってくれた三兄弟に感謝です!
投稿: たまこ | 2023年3月21日 (火) 13時07分
ふんちゃん、みなさま
祈りをありがとうございます。
先ほど、合格発表があり、
1番目ちゃんの受験番号はありませんでした。
今回も、手ごたえがあり、
以前受けていた模試の結果からいっても、
この結果は、不思議だと、
浪人1年目のときにお世話になった予備校の先生が言ってくれたそうです。
本人も、余裕の合格圏内だったから、
なにかへまをしたのか……な、
何を失敗したんだろう?……と、話していました。
失敗じゃないよ。
違う道がきみを待っているから、
そっちじゃないよ~ってお知らせが届いただけだ。
もしも、どうしてもこの道で歩きたいというきもちなら、
そのきもちは本当かい?と、聞かれてるだけだ。
って言ってやりました!
どうやら秋口くらいから、
合格できる実感があったようで、
4月から、東京での生活だと、そんなきもちでいたようです。
もともと予定変更が弱い1番目ちゃんなので、
なじむまで時間がかかると思われます。
1番目ちゃんのきもちを考えると切なくなるので、
ときどき、それも一緒に味わいながら、
過ごそうと思います。
さて、どんな道が待っているのでしょうか~です(^^)。
1番目ちゃんが、うれしくなるようなこれからを
見つけていけることを祈っています。
時間は、どれだけかかったっていい!ですね(^^)。
数学は好きと言っていた1番目ちゃんですが、
受験では一番てこずっていたようです。
数学って(なんでもそうだんだな~きっと)、
考え方そのものは、おもしろいのでしょうね……。
それが学校の勉強となると……またちょっと違ってくる。
ん~、その面白さとやっていることをつなげられなくって、
興味をもてないからやる気をなくしちゃってたんだな~って
自分を振り返って思いました。
わたしは、自分の机の上に「数学する身体」という森田真生さんの本を
置いています。
全然、読めてなくって「積読」です(^^;)。
いつか読みたいな~と思っています。
今日は、札幌もとても暖かい日です。
雪どけのこの時期、溶けてゆく雪とアスファルトの間に、
ほんの少し隙間があきます。
そこを足で踏むと、「パカッ」といい音がするのです。
これがおもしろくって、子どもの頃よくやっていました。
こないだ、学校へ向かう5番目ちゃんにやって見せていたら、
「お母さん、おもしろい」と大笑いしながら、
一緒にやっていました。
「パカッ」、「パカッ」……っと。
そりゃぁもう、たのしいです!!
ああ。ここに来られてよかった~。
ふんちゃん、みなさま、
本当にいつもありりがとうございます!
思いのたけを書いて、すっきりしました~!
では、また~🎵
投稿: 空色めがね | 2023年3月21日 (火) 13時47分
追伸
3番目ちゃんは、無事に
公立高校も、合格していました!
こちらはこちらで、
入学準備が、忙しく、バタバタしています(^^)。
投稿: 空色めがね | 2023年3月21日 (火) 13時48分
ふみこさま、みなさま
『しかたないな、』と問題を解くことはあきらめて、数学に対する思いを綴るところがすきです。素数の列のうつくしさの表現も。素数が宇宙に向かって永遠にのびてゆくのを想像しました。たしかに、整然として静かで、うつくしいですね。
今晩は大根の半月切りのおみおつけをいただきます。
投稿: かよ | 2023年3月21日 (火) 19時46分
ふみこ先生、みなさま
こんにちは。雨の彼岸中日です。
こちらの桜はこの雨が上がった頃からでしょうか?
18日から瀬戸大橋を渡り、1番目王子の所へ行ってきました。高所恐怖症の夫にとって瀬戸大橋は鬼門です。いつも通り過ぎるまでただ前を見て無言です。せっかくの景色を見れませんが橋の下の児島という街に転勤で一年間暮らしていたので見なくてもよいそうです。
豆柴すずちゃんとの初対面でした。きっと吠えるだろう思っていましたがとてもおとなしい女の子で、すぐ友達になってくれました。孫たちも成長してなかなかの兄弟喧嘩もしてくれますがすずちゃんが良き緩衝材になっていました。すずは家族の一員となってみんなの癒しでした。
今日のせんせいのお話は、とても奥深くて、あと10回は読まないと(それで少しわかればよいのですが)
なぜならわたしは数学に友だちとして認めてもらえないし、努力して認めてもらおうともしないヒトだからです。素数といわれただけで拒否反応です!
ただ「書く」「読む」「人づきあい」において勝手な思い込みをしないよう、立ち止まって考え直すことはエッセイ講座を通じて学んでいける気がします。情緒系統の感覚で押し切ろうとすると「書く」ことはうまくゆかないというのは俳句作りでも感じます。
俳句は五七五の数におさめて詠むということももしかしたら数学的なことにつながるのでしょうか?
ピントはずれていると思いますがせんせいのお話から1番目王子の高校時代の言葉を思い出していました。わたしと違い彼は理系男子です。
「数学は解いていくと一つの確かな答えが導き出されるから気持ちがいい。国語は、この文章は何が言いたいのかと問われてもオレにはオレの捉え方があるから作家と同じにはならないこともある。答えは一つではない」などと言って、センター試験でも国語に足を引っ張られていました。
空色めがねさん
どうぞ、どうぞ1番目ちゃんがうれしくなるようなことと出会える日々を支えてあげてください。
68年生きてきてようやくこんちゃんは、藤井風くんの言う「起きていること全てに意味がある」ということがわかるようになりました。WB Cではありませんが、人生九回の裏ツーアウトまでわかりません。わたしも祈り応援させていただきます。ファイトです。
「裸木の影 揺るぎなき 試歩の道 」 こんちゃん
長く歩く時は杖を使っています。リハビリに土手を歩いているときに地に引いている影に揺るぎない強さを思い詠みました。初めて俳句誌の特選の中のひとつに選んでいただきました。
せんせい、みなさま
今週は雨が続きそうです。寒暖差に気をつけてお過ごしくださいね。
投稿: 岡山のこんちゃんき | 2023年3月21日 (火) 19時49分
空色めがねさま
3番目ちゃん、合格おめでとうございます。
投稿: 岡山のこんちゃん | 2023年3月21日 (火) 19時51分
ふみさまみなさまこんばんは~~~~
めずらしく火曜日の登場です。
本日は春分の日。
『熊谷の母』をめざし星占いお勉強中のおきょうさんですが(笑)
宇宙界では春分の日の本日が元旦になるとのことです。昼と夜が同じ長さの本日を境に、また新しい一年がここから始まると。→なので12星座の最初の牡羊座は3月21日生まれさんから始まる。なるほど・・・・。
なので
はじめの1歩が本日から。→空色めがねちゃん、聞いてますか~~ここ大事よ~~今日から新しい一歩なのよ~~
なので私もさまざまに自分のなかでの初めの1歩を本日は作り出しておりました。
数学・・・・
得意だとおもっていたのは中学までだったな・・・高校の数学になったらもう、暗号でしかない世界でした。x軸、y軸の他にz軸が出てきたところで、もう終わった~~~と思いました。(笑)
でも、『数学』とは180度反対のところにいそうな『音楽』もかなり数学的な思考も必要なもので、拍子や、リズムの規則性、転調の法則、などなど、わりと数字で考える事多いのです。なので理系の人がわりと音楽得意な事は納得できる気がする。そういった意味ではz軸やlogなどが、永遠に謎のままで終わっている私はちょっと音楽も本当には理解できていないのかもしれまぬ・・・。
エセ講師だ・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
数学も、音楽も、国語も、化学も、歴史も、地理も、からまりあってできているこの世界。
面白いなあ~~。
大根のおみおつけに数学を感じる・・・。素敵だなあと思います。
その素敵を充分に楽しんでいきたいな。
星のことを調べていると、
地球があって、太陽系があって、銀河系があって、その外に星雲がある
太陽系から銀河中心までは2万5800光年ですって。光が2万年以上・・・アワワワワ・・・(゚д゚)!
もう、そんな中での私たちの喜怒哀楽なんてほんとにほんとに小さいホコリくらいなものなのだけど、そのちいさなホコリのなかで、おみおつけの大根に数学をつなげてみたり、せっかくのばした髪を切ってしまったり(みた~い!かえってきたぞ~のふみさま。)皆で自分の思いを言葉にのせる『エッセイ』をお勉強したり、とっても一生懸命生きている私達ってすごく愛らしいなと思いました。→空色めがねちゃ~~んここも大事よ。1番目ちゃんから銀河の中心までは2万5800光年超えよ~!だから1年がんばってきたといったって、そしてこれからの道をさがせるまで時間がかかるかもしれないっていったって、銀河系からみれば『ピ。』よ『ピ。』だからお気楽にた~~くさん時間をかけてこの1年で学んだことを糧に楽しいこの世界をさまざまに満喫していってほしいです。
あ、そうだハチミツさまもだ!ハチミツさ~~ん4月の検査も『ピ。』と頑張ってしまいましょうね。
今日は高校時代の友人とファミレスで会っていたためWBCはみれなかったのですが、ものすごいドラマがあったようで、きっとふみさま、あずささまは大盛り上がりだったのだろうな~と思います。私もこれから観るスポーツニュースが楽しみです。うんたったラジオでスーパー白熱しているお二人のトークに笑いながら洗濯干していました~~いよいよ決勝!!
投稿: おきょうさん | 2023年3月21日 (火) 21時59分
こんぺいとう さん
どんなふうにいつ咲くのか、
というチューリップの未来も、
素数の連なりみたいに思われます。
そこにあるのにちがいないけれど、
ちょっぴり遠く、神秘の友だち。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月22日 (水) 01時10分
たまこ さん
かわいいたまこさんが、
いつのまにか3王子のお母さま。
そのことにあらためて
驚いたりする、なつかしくも
あたらしい春です。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月22日 (水) 01時12分
空色めがね さん
わたしが読んだのは、
森田真生(もりた・まさお)の
『偶然の散歩』(ミシマ社)です。
1番目ちゃんの未来が、
光に導かれていることを確信し、
跳ねていますよ、わたしは。
そこまでことしの「東京行き」を止めている
あなたは、1番目ちゃんに何を託そうとしているのですか?
……と。
3番目ちゃん、
おめでとう、おめでとうございます。
あなたは、大喜びしてね、ばんざいしてね。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月22日 (水) 01時18分
かよ さん
ともに大根のおみおつけを前にして、
「奇跡の春」をすすんでゆこうね。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月22日 (水) 01時19分
岡山のこんちゃん さん
こんちゃん、
こんちゃんのおたよりは、とても哲学的。
何度も読み返しています。
俳句はたしかに、
数学の美を内に抱えこんでいますね。
やさしいおたより(空色めがねさんへのおたよりも)、
どうもありがとうございます。
……沁みます。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月22日 (水) 01時23分
おきょうさん さん
「ピ。」ね。
「。」さえとって、身軽になってもいいくらいですね。
この春の合言葉ね、「ピ。」。
ぴ。(←あ、ふ のまちがい)。
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月22日 (水) 01時27分
ふみこさま
おはようございます。
「ああだろうかこうだろうかと揺れるなかで。。」といえば。。そうです~~♪音から伝わってくるものの豊かさ
おもしろさ。。不思議ですよね。
バイオリンのボウイング(弓順)も「先生方なら分かるでしょ~早く決めてくれ~」なんて思ってましたが
ようやく繰り返し繰り返し弾いてきたのに急に仕上げの時期になって「あれ~これ作曲者の意図はちがうきがする~~」なんて気づくことふえてきました~。
この間ふみこさんが聴いてくださったエルガーさんは
独学で作曲を学んだとあるので何冊も作曲の本を読まれて音の不思議と戯れた方なのだろうなと思います。
ホ長調をニ長調でかえてひいた時なにかが消える感じがするのは不思議です~。あと弦楽器は特殊なおさえかたをすると2オクターブ高い音が出るのって弦の長さが
関係してくるらしいのですが。。これも不思議でたのしいです~。ピアノならほぼ指番号がかいてあるので
こんなに迷わなかったけれど。。同じ音でもどの弦で
取るのか。。上げ弓なのか下げ弓なのか。。迷うことを
たのしめるようになってきました~。
(おかげで今朝は道に迷って迷ってぐるぐる歩く夢
みてまだぼ~っとしております~)
そうそう8ねんくらい前に「ドミトリーともきんす」(高野文子さん)の本のことふみこさんがかいてくださって
確かその時も湯川秀樹さんの「詩と科学とは同じ場所から出発したばかりではなく行き着く先も同じなのではないだろうか」というようなこと話題にしたことふっとおもいだしました~。そうかだから道に迷うことは大切なんだ~なんてね。。ふふ。だから空色めがねさん
5人もの子育てをどうかゆっくり休憩しながら
いってくださいね~。娘もいつも選択するときぎりぎりになってこっちの道もいい感じがする~なんてドキドキで私なんか1人でもあたふたでしたから空色めがねさん
すごいですよ~。ゆっくりした春すごせますように祈ってますね。ではふみこさんみなさんも今日もいい一日おすごしくださいね。
投稿: 真砂 | 2023年3月22日 (水) 07時58分
真砂 さん
ね、真砂さん、真砂さん、
作曲者の意図することを受けとめようとすることは、
大事?
大事なんでしょうね。
書いたものは、意図したこと(それがあったとして)
と異なる受けとめ方を許容することが
前提なんです。
わかろうとすることが、
大事なのかな。
わかるかわからないか、というのは、
どんな場合も超えたいと思うけれども。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月23日 (木) 02時22分
ふみこさま
おはようございます。
うれしいおたよりありがとうございます。
作曲者の意図をどううけとめるかというよりも
この旋律を思いついたとき作曲者の前にひろがっている
風景や心情は何だろうとあれこれイメージするのが
好きです。
なので。。。何回も「こうだろうか。。」とおもっていたフレーズがふとした瞬間に「あれ。。こうかもしれない。」と別の解釈がうまれるとうれしくなります。
もちろんそれを表現できているかはべつですが。。
心に触れた何かの謎ときみたいなあそびでしょうか~。
すみませ~ん。うまくいえなくて。。
だからアンサンブルなどで違う解釈にであったり
するのも楽しいです。
ではふみこさんみなさんきょうもいい一日おすごしくださいね。
投稿: 真砂 | 2023年3月23日 (木) 07時47分
真砂 さん
どうもありがとうございます。
救われました、真砂さんの解釈に。
あれこれイメージ。
これはひととの関わりにとっても大事ですね。
……こうだろうか。
……あれ、こうかもしれない。
なんていいんだろう。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月23日 (木) 18時42分
ふみこさま
数学ときいて、「博士の愛した数式」を真っ先に思い浮かべました。
映画、よかったなぁ〜。
私は、大学で教育学部の家政研究室に在籍してたんですが、家政科も理系なんですよ!って言われて、私、文系でやっていけるのか不安になったことを思い出しました。
料理も、やっぱり数学は必要ですよね。
くまこは、食べ物が何人分かすぐわかるんですよ。そして、それは、はるくんも。
食べ物だけは、計算が早いなぁ~って笑ってるんです。
私は、数学も暗記みたいにして勉強してたので、文系よりの考え方かもなぁ。
書くことにも数学が必要って、目からウロコでした。
空色めがねさま
私も、受験生2人かかえていたときは、とってもしんどかったです。ゆっくり、ゆったり過ごしてくださいね~。1番目ちゃん、応援してます!
投稿: こぐま | 2023年3月23日 (木) 20時19分
ふみこさま。みなさま。
今日は朝から雨でした。
家の裏にみかん畑があり、1本だけ
大きな山桜の木があります。
満開になり、朝は玄関や庭に花びらが
沢山舞っています。
桜の花びらで家のまわりが
いっぱい。
花びらをみていると、この
広場でご紹介下さった
笠井久子さんを思います。
桜の花びらを押し花にして大切に
残していられた思い。
桜を見て下さっているかなと思います。
数学の前に算数がきらいになった私
たしか、分数あたりでつまずいたんだと
理解力のない私はに母が畑から甘夏みかんを
とってきて、切って分数を理解させようと
してくれました。
これでもかと甘夏を切る
わからない私に母は諦めたらしく
もー、いい
算数はダメだけれで、書くことと描くことだけは感心するよといってくれた母のことばが私を支えてくれました。
みんなダメな子ではないんだと思えたんです
今でも、数学ということばには弱い
この1年、1年生になった孫と一緒に
さんすうの宿題をした。
それはとても、楽しい時間だった。
今度は2年生のさんすうの宿題に付きあって行こう。
空色のめがねさん
素敵な、1度きりの春の時間を過ごされているように思います、
空色のめがねさんからはいつも希望を感じます。
明日は晴れるようです。
悩みも葛藤もあるけれど、春だもの
楽しみを作ろう、作ろう!
みなさまもよき春の日をお過ごし下さい。
投稿: ユリの木の花子 | 2023年3月26日 (日) 20時19分
こぐま さん
「書く」「読む」
を情緒的な分野としてだけで位置付けると、
うまくないことが起こるような気がしています。
書くときの、構成。
読むときの、組み立て。
ここにわたしは数学的なものが必要と、
考えています。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月27日 (月) 00時40分
ユリの木の花子 さん
笠井久子さんのことを書いてくださって、
どうもありがとうございます。
学び直しの季節は、不意に訪れますね。
いいなあいいなあ、2年生の算数!
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月27日 (月) 00時44分
ふみこさん、みなさん、こんにちは。
ふみこさんが考える「数学と文章との共通性について」の文章を読んでみたいと心から思いました。
私は、計算は遅いしミスは多いし、算数は決して得意ではなかったのですが、あれは、小学6年生の算数の時間。
図形問題で、先生が「これの答えはこうです。なぜこの答えになるのでしょうか?」って質問したのです。
普段、答えを求めましょうって言われるのに、
答え先に言っちゃうんだ!?クイズみたい!って面白くなって。
その時、最初にひらめいて、挙手して答えたんですね。
普段は、恥ずかしくて手をあげれなかったのに、分かったことが嬉しくなっちゃって。その時に、考える楽しさを知ったように思います。
あのおかげで数学が好きになっていったように思います。
だから図形問題と証明問題が好きでした。
ひらめいて、これがこうで、これがこうなるから、こうなって、と順に解き明かし、最後に答えが導かれる感じが大好きでした。
ふみこさんの素数のお話もとっても素敵です。
私も『博士の愛した数式』を思い出しました。
あの本も大好きです。
でも、もう数学は解けません。
息子に教えられたのは中3までがギリギリで。
高校生はもう難しすぎて。何十年前に自分が解いていたとは信じられません。でも、きっと考え方とか、面白さとか、そういうものは私の中に残っているのではないかなと思っています。
息子を見ていて、
勉強って多分面白いことなんだよなぁって思います。
試験がつらいだけで。
学ぶことはずっと大人になっても面白んではないかと思います。
ずっと苦手だった英語を息子の教科書を読んでて理解できた時、やっぱり小学6年生の時みたいな嬉しさがありました。
空色めがねさまへ
1番目ちゃん、本当によくがんばりましたね。
どんな選択をしても、きっと明るい方へ向かっているだと思います。
息子も2年後には受験と思うと他人事には思えません。
遠くから応援しています!
投稿: さゆ | 2023年3月27日 (月) 12時11分
さゆ さん
さゆさんの云われる「ひらめき」は、
数学と文学の、はじめの1歩であると思います。
そのままならんで進んでゆき、
どこかで、それぞれの道を……。
学び直しの機会が、
身近にあるといいなあ。
ふ
投稿: ふみ虫。 | 2023年3月27日 (月) 20時44分