へいちゃら
12月26日
2023年をふり返ってみようかな。
そんな心持ちになるたび、いやいや、まだ早い、と頭を振ったりしていたけれど、もう、ふり返ってもよいのではないか、と思う。
急流を漕ぐような、1年だった。
どこで会う知人友人からも、同じ感想を聞いたのだ。
「ことしはここまで、ほんとうに早かった」
「WBC(2023 WORLD BASEBALL CLASSIC)→ 猛暑→ やっと寒くなったと思ったら大雪。これで1年が過ぎていったよ」
ことしはわたしにとって、決着の年であった。
これまで見て見ぬふりをしていたが、どうしたって決着させなければならない事ごとを、やっとのことで終わらせる、という年。
あちらの仕事を片づけ、こちらの実務をこなしきり、という取りくみに没頭していたため、あたらしいことには向かう余裕がなかった。あたらしくいただいた仕事というのはあったけれども、わが胸に企てが湧き上がると、それを一旦横にずらすようなことが一度や二度ではなかった。
そういうわけで地味な年となったわけだけれども、いま、1年を通して自分が強くなっていたという感慨を持っている。
本来持っていた強さに気がついた、という云い換えもできるかもしれない。
片づけたり、決着をつけたり、整理したりするうち、体内の底のほうから、「へいちゃら、へいちゃら」なる気配が立ちのぼったのだ。
軽く、さりげなくのぼる。
自覚していたのより重いものに片をつけていたと見える。
そんなことも、こんなことも、いまのわたしはへいちゃらです。
ところで、1年の過ぎる速度についてだが、これは、幸いの証だろうと思う。よくよく考えれば、さまざまなことに逢い、考え、たのしみ、笑ったり泣きそうになったりしたのである。
皆さん、2023年も広場に集ってくださいまして、どうもありがとうございました。2024年も、この場所で待っています。
どうか佳い年末年始をお過ごしくださいまし。
クリスマスも終わりました。
12月1日から、家のなかに坐っていてくれた「このひと」を
クリスマスの箱に納めようとして、ふと。
まだしばらく、そばに坐っていてもらおうかな、
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