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2024年4月の投稿

2024年4月30日 (火)

蚊やバッタや、ヒトのこと

4月22
 朝、お茶を飲んでいたときだ。
 ブーンという羽音が、降ってきた。
 気がつかなかったことにする。だってだって、まだ4月だもの。

 夕方、また羽音。
 アイツがやってきたことを認めることとす。
 蚊である。
 蚊遣りを出してきて、線香に火をつける。刺されればかゆいし、なんとはなしにうるさいし、蚊を無視することはできない。
 そういえば、「うるさい」ということばだが、同じことがくり返されるからいやになり、心を閉ざしたく感じる状態を指す。……そうそう、それだ。
 しかし広辞苑によると、それだけではないことがわかる。
〈転じて、〉いやになるほどすきのない相手に一目置き、反発したくなる気持ち、とある。……ほお、である。
〈転じて、〉のつぎは、〈また、〉。
〈また、〉それほどまでにゆきとどいた相手の状態をいう。……やや、なんと相手への敬意があらわれている。

「うるさい」の項はまだまだつづき、定規をあててみると5cmmmにも及ぶ。おしまい近くにこうあるのをみつけた。

 ゆきとどいている。申し分ないほどである。……。

 蚊に向かって「うるさい」と思っていたが、そこには蚊に対する尊敬にも似た気持ちが隠されているということのようだ。だからこそわたしは、蚊遣りどまりと決めているのかもしれないな。やっつけるのではなく、煙をくゆらし立てて、そこではない何処かへいってもらう選択だ。

 と、ながなが書いているこの状態こそ、「うるさい」。


4月23
 夜、机で仕事をしていたら、ばさっという音とともに、何かが落ちてくる。
 ひろげた原稿の上に、バッタが立っていた。
 立派な体躯のバッタで、驚きながらも感心する。しばらくそうしていたかったけれども、両手をかぶせてそのまま、玄関の戸を引き、外に逃がす。
 虫が怖いたちでなくて、よかった、と思う。

 3年前熊谷に移り住んだとき、同じことを思っていたな。
 虫が怖いたちでなくて、よかった。
 蜘蛛が好きなたちで、よかった。


4月25
 女3人で、真昼、蕎麦を食べる。
 当然のように日本酒を頼み、勝手に天ぷらをたのみ、友の注文の蕎麦味噌を褒めたりしながら、過ごしている。

 話したことの半分もおぼえていないが、ヒトとしてこれほどの時間を過ごせるとは、望外。
 今週触れあった蚊たち、バッタたちに胸を張りたい。

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4月29日の麦畑です。
穂が風に揺れています。

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2024年4月23日 (火)

瀕死だそうです。

4月16
 友人夫妻と、一人娘のツキちゃんと食事。
 東京・北千住の、隠れ家のようなワインバーは、予約をしておくと、フランチのフルコースを出してくれるという。わくわくしながら、出かけてゆく。
 わたし好みの草の(ような)テイストの白ワインと、重たい赤ワイン、おいしかったな。うずらのウフマヨからはじまる、8品はうつくしくて、どうしていいかわからなくなるほど、美味だった。
 2種のカナッペ。きのこのポタージュ。さわら。チコリ。ビーフ。デザート。

 どうしていいかわからなくなるほど、と云いながら、内容を書いてみようとすると、食材しか浮かばないのは、おそまつ。だが、これにはわけがある。
 おしゃべりがあまりにもたのしくて、だんだん、目と舌がおそまつ化していったのだ。それなら、牛丼をつまみにちびちびお酒を飲みながら喋りまくるのでいいのではないかと、思わないわけではないけれど……、それはちがう。たぶん、ちがうと思う。
 牛丼をつまみにちびちび、と書きながら、またしてもわたしはそこに魅力を感じたりして、こんがらかっている。

 25歳のツキちゃんが云う。
「ワインも、フレンチも、おしゃべりもおいしい! ね、気がついてた? 5時間もときがたってる!」
 そう、それだ。何もかもおいしかった、夜。


4月18
 久しぶりに長女の梓が来熊。「来熊」は、熊本県に「来る」ことを指し、らいゆうと読むそうだ。無理やりらいくまと読むことにして、熊谷に来ることをこう書いてみた。
 熊本県のひとが、顔を曇らせるだろうか。見逃してください。

 昨夜、東京からそれぞれ上野東京ラインに乗りこんで、熊谷駅の下車時、デッキで顔を合わせたのだった。

「よくきたね」
「うん、きょう熊谷に行くことを思いついて、よかったな。じつは、からだが弱ってます」
「風邪が、まだつづいてるの?」
「瀕死と云ってもいいかな」

 おお、数日ともに過ごすなか、「瀕死」から抜けだしてもらわなければ。
 そういえば……、わたしも昨年の春、弱っていたっけ。
 
☆「やる気が出ない」「ひとと会いたくない」という症状が出てきたときにはとうとうわたしにも病気という経験が訪れたのかもしれない、という気がして、夫に向かって「わたし、長くないかもしれない」なんて云ったりした。

 なんてことを書いている。
 蒲団にくるまりながらTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」の傑作選(YouTube)を聴いて、大声で気がちがったほど笑って、笑って、それでよみがえったことまで書いてあった。
 ことしの4月、わたしは元気で過ごせているが、そうか、娘の梓が「瀕死」となったか。よし!と、からだに力が入る。
 医師でもないわたしに治療はできないけれど、よみがえりには、思いがけないほど何気ないことが効くことを、わたしは知っているのだよ。


4月19
 瀕死宣言をした癖に、梓は寝室に設(しつら)えた「隠し机」で、ずっと仕事をしている。
 むずかしいテーマの取材をしたらしく、必死で原稿を書いたり、オンラインの会議をくり返したり。

「ね、昼ごはん、食べに出ない?」
 と誘ってみる。
「ラーメン、食べたいです」

 てくてく歩いて、ふたりでラーメン店へ。
 歩きながら、柚子胡椒の利いた塩ラーメンと餃子を食べながら、むずかしいテーマの取材について、あたらしいチームでの仕事について、聞く。
 話す梓の顔が、ゆっくりとだが、やわらかくなってゆくのがわかる。
「文句や愚痴も云ったら、いいのよ」
 そう云って、聞き役を務める。

 帰り道、アメリカ雑貨を扱う店に寄って、lizard hook(とかげのカタチのフックです/アイアン製)を買う。同じ敷地内のコーヒーショップで 珈琲をテイクアウト。
 家に向かう途中で、モツ煮の自動販売機をみつける。
「これまで、いろんな自動販売機を体験してきたけど、モツ煮は初めて。買っちゃおう、買っちゃおう」
 と云って、盛り上がる。


4月20
「瀕死」の梓は、バスで熊谷駅に出て、上越新幹線で軽井沢へ出かけた。打ち合わせだそうだ。

 夜帰ってきたら、また少し、表情がやわらかくなっている。
 おみやげに蜜蝋のロウソクをもらう。

 あさりでとったスープに、ほうれんそうを加え、かきたま風に卵を落として供す。それと、ブロッコリのチーズグラタン。こういうのは、「瀕死」に効くはず。


4月21
 裏の竹林に、たけのこ発見。
 掘りたては、茹でずに、焼くのがいいと思う。
 焼くぞ。

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庭の畑に植える野菜のタネを、3月末蒔きました。

ズッキーニの芽がはじめに出ました。
ナスの発芽がおくれていたけれど、
出ました! 出ました! 

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2024年4月16日 (火)

ライオンの歯

4月9日
 庭にたくさんのたんぽぽが、咲いている。
 ことに、母屋の東側から裏手にまわる通路は、黄色いじゅうたんをひろげたような按配だ。

 中学1年のときだった。
 英語の授業がはじまるや、「たんぽぽが咲く季節になりましたね」とせんせいは云い、黒板に向かって白墨で「dandelion」と書いた。
「たんぽぽの、ギザギザの葉をライオンの歯に見立てて、この名が生まれたのです。おもしろいでしょう?」
 フランス語のdentdelionが語源だとか。
 12歳のわたしは、愛らしいたんぽぽをライオンの歯なんて名で呼ぶ異国の感覚に、度肝を抜かれた。おもしろいでしょう?と聞いて、ほんとうにそうだと、思うことができたなら……、わたしはもっと英語と仲よくなれたかもしれないな(なんてね)。

 たんぽぽの葉はライオンらしく、手強い。
 土の上に貼りつくようにぎざぎざの葉をひろげ、根は深く張っている。
 こんなにもたくさん、黄色い花がならぶのを見たら、とてもではないけれど、いまのいま抜き去ることはできない。種子を遠くに飛ばすため、花が綿毛となる前に、抜くとしよう。

 草とりというのは、わたしにものを思わせる。
 たんぽぽもそう。
「いまのたんぽぽは、日本たんぽぽではなく、たいてい西洋たんぽぽでしょう?」
 という話を聞くたび、複雑な気持ちになる。在来種と外来種の問題である。
 在来種の生息をおびやかし、生態系のバランスをくずすほどの勢いを持つ外来種が存在する。が、日本が島国でなく大陸のなかの一国であったなら、そも、在来種・外来種などとは区別できないのではないだろうか。
 西洋たんぽぽは、生育は早く発芽率も高いから、現在わたしたちが目にするたんぽぽの多くは、たしかに西洋たんぽぽであるか、在来種との雑種であるらしい。

 雑草というとらえ方にも、受け容れがたいものがある。手もとの広辞苑に当たると、目的の栽培植物以外の草、とある。
 たしかにひとがタネを蒔いたのでも、植えつけたものでもないけれど、カタバミもホトケノザも、ハハコグサも健気にのびてかわいい花をつけている。ああ、またしても複雑……。

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2024年4月 9日 (火)

かえる初鳴き!

3月30
 卒業した自由学園の「クラス委員」を、行きがかり上3年間務めた。
 卒業後の「クラス委員」にも伝統があり、規模は小さいがその分密度が濃くなるのだろう、それなりの役割が待ち受けている。
 そも「クラス委員」を引き受けたのも行きがかりだったのだが、引き受けてみて実感したのは、この任務には、これまで自分が避けていた・逃げていた・目をつぶっていた、そんな要素が込められていることだった。

・卒業した学校への感謝不足。
・事務作業への不安——ことに数的作業(経理)。

 を突きつけられた。

 引き受けた数週間後、熊谷暮らしを突発的に決め、半年後、東京から88キロ離れることになり(地方在住の卒業生には、委員の義務がなくなるのですよ)、そのあたりにも運命的な試練が用意されていたようだった。
 3年間務めることになったのには、役割に変革があって落ち着いてからでないと、とてもではないが引き継げなかったからでもあるけれど、ほんとうのところ、学友との交際が乏しかったからだった。
 あ、乏しかったのにちがいがないが幾たりかはあった気心知れる友は、すでに近年同じ役目を果たしたか、海外に居住している……。

 しかし、本日、ついに、とうとう、やっとのことで、引き継ぎをすることができた。
 結局気心知れる友2人に、一肌脱いでもらった。
 久しぶりに、サラダを羊みたいに喰み、パスタをくるくるし、珈琲とデザートを勝手にシェアしながら過ごした2時間は、3年間の重荷に見合うどころか、それ以上のひとときだった。

「ね、あれ憶えてる? ……」
「憶えてるよ」

 の、連続。
 忘れるはず、ないじゃん。


4月4日
 二女の梢の家に泊めてもらい、朝から歩きまわる。

①ロイヤルホストのモーニング。
 わたしの両親は、帝国ホテル贔屓(びいき)だった。
 庶民であったのにちがいないのだけれども、帝国ホテルを愛していて、何かというと、帝国ホテルだったのである。
 昔のひとには、そんなところがある。
 母が、小声で「ここのパンケーキは、帝国ホテルに負けず劣らず美味しいのよ」と評したファミリーレストラン・ロイヤルホストのパンケーキ。
 そんなことを思いだして久しぶりにロイヤルホストの客となり、パンケーキを注文。

「あ、モーニングのパンをパンケーキに換えられる!」
「オムレツにしよう」
 と、ふたりではしゃぐ。

②神田明神のお礼参り中央線の車内で、梢が無言でわたしの腕をつかむ。
「……何?」
「古いお札を、持ってくるのを忘れた!」
 昨年、梢は後厄だというので昇殿してお参りしたのだった。
「あらま。でも、近くまた行けるということよ」

③カーチェイス!
 神田明神をあとにしたわたしたちは、湯島天神へ。
 途中、ふたり乗りのバイクを追いかける2人組白バイに遭遇。
 不謹慎まるだしで興奮する。
 初め見たな、カーチェイス。

「あまりひとに云いたくなくて、あなたにも云ってなかったけど、どうも山本さんちは菅原道真の子孫らしいのよ。ほら、この裏梅鉢の家紋、うちのと同じでしょう?」
 湯島天神に近づく道の上で、そっとわたしは告げる。
「それは偶然の一致じゃないの? 菅原さんとは別のウラウメバチなのじゃない?」
「……そだね」

 その後、あちらこちら歩きまわって(27,000歩)、さいごはスーパー銭湯の湯船に浸かる。岩盤浴で芯からあたたまって、買いだしをして帰る。
 お惣菜を選び、家で盛り上がる。


4月5日
「ここ、どこだろう」
 そうだった、梢の家。
 ときどき自分の家でも、こんなふうな思いが湧くが、それはなぜか。居場所が、わたしのなかで固定化されていないのかもしれない。
 どこででも、眠れる。
 枕が変わっても、草の上でも。寝ろと云われたら高速道路の中央分離帯でも、まるまって眠ると思う(してはだめだということは、知っています)。

①朝の映画鑑賞。
 身支度をしながら何か観ようと、テレビをつける。
 ディズニーチャンネルで「ソウルフル・ワールド」(Disney & PIXAR)を選ぶ。たしかこの春、「私ときどきレッサーパンダ」「あの夏のルカ」とともに劇場公開することになっている作品。
「ソウルフル・ワールド」は観たことがなかった。
 イレギュラーな公開は、おそらくコロナ禍の影響を受けてのことだろう。ニューヨークでジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師ジョーが主人公。思いもかけず、かぶりつきで堪能した。

②コミュニティ・センター
 朝からてくてく。
 娘たちのなかにもわたしのなかにも、「ごはん」と「歩く」があり、それに支えられてきたんだな、と思いながらしみじみ歩く。
 家からほど近い「コミュニティ・センター」を見学。
 図書室、視聴覚室、喫茶室、体育館がある。

「あ、浴室。60歳以上のひとが利用できるんだって」
「屋上にプールもあるよー。夏、泳ごうかな」

 ロビーの棚に「特別養子縁組制度」と「里親制度」のリーフレットをみつける。この制度にとてもとても関心がある。ここであらためて出合わせてもらった。子どもをこの世に生みだす通り道の役割が親ということなら、そこに血縁以外の選択肢があるのはあたりまえだと思いたい。

③ランチバイキング
 てくてく隣町まで歩き、ランチバイキング。
「バイキング・ビュッフェ」をいかにスマートにたのしむか、を近年ふたりで研究している。
 野菜がたくさん食べられるのが、何よりうれしい。
 遊びもある。
 スープカッブにあらかじめオニオン(みじん切り/ほんとうはタコス用)やチーズを入れてから熱いスープを注ぐとか、デザートを工夫してきれいに盛りつけるとか。

 夕方4時に解散。
 2日間のてくてくは、小旅行のようだった。


4月7日
「かえるの初鳴き」
 と、夫がつぶやくように云う。

「おめでとう」
 そう云うのがふさわしいような気がして、云う。
 二十四節気 七十二候では「立夏」の初候 5月5日−9日ごろが「鼃始鳴」(かわずはじめてなく)である。

 かえるさん、ことしも元気で。
 遠慮しないでいっぱい鳴いてくださいな。
 どうぞよろしく。

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梢さんの絵にダンボールで
額縁をつけました。
Kozue_p03
こんなところ、
ちょっぴり凝ってます。

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2024年4月 2日 (火)

 草競争

3月26
「シチュウが食べたい」
 と家人が云う。
「かしこまりました」
 と、この家のシェフたるわたしはすまして云う。

 ずいぶん長いこと家のごはんをこしらえてきたが、その「しごと」とプロの料理人の「仕事」とを重ねて考えることはなかった。友人知人のなかにはシェフもあって、その役割の幅広さに驚かされつづけてきた。目配り、吟味にも舌を巻く。
 だが、つい最近、自分のしている「しごと」は、プロに比してだいぶ生ぬるく、粗略でありはしても、家のシェフ、家の女将と呼んでみてもよくはないかとひらめいたのだった。
 なんちゃってシェフ、なんちゃって女将である。

 ところでなんちゃってシェフは、きどってシチュウの注文を受けはしたが、材料に不安をおぼえている。先週も肉じゃがをつくろうとして、じゃがいも、玉ねぎが不足、牛肉、しらたき・糸こんにゃくを持っていないことに気がついてあわてたばかりだが、またしても、わたしは、家にあるものでつくればいいのだという境地に立つ。なんちゃっての強みであり、面白みだ。

「なんちゃってシェフのなんちゃってシチュウ」

 調理台に材料をならべてみる。
 鶏むね肉1枚。ベーコンちょっぴり。じゃがいも。大根。人参。玉ねぎ。ブロッコリ。
 おお、おお、これで立派にクリームシチュウができる。
 わたしのつくり方は、こうです。
 大根、人参、玉ねぎ、ブロッコリの茎の部分という、崩れにくいか、崩れてしも困らない材料をオリーブオイルとバタで炒め、そこに小麦粉をふり入れてさらに炒める。鶏むね肉、ベーコンを加えてもうひと炒め。水を注ぎ入れ、弱火でことこと(スープ的なもの、塩、ベイリーフを投入)煮こむ。その後じゃがいもを加える。
 鍋のなかの皆さんがやわらかくなったところで、牛乳を注ぎ入れる。ここからは、焦げつかぬようにときどき木杓子で混ぜたり、鍋に向かって「焦げつかないでください」と声をかけたりする。
 味をととのえる。
 さあて、さいごに大事な作業が残っている。
 ブロッコリを蒸し焼きにする作業だ。フライパンに少量の水を入れ、煮立ったら、ブロッコリをならべ塩をひと振りする。ふたをして3分蒸す。ブロッコリはスープ皿にもりつけ、上からシチュウをとろりとろりと注ぐ。
 ベイリーフをわたしはとり出さない。
 皿にベイリーフが入ったひとは、「当たり!」ということにしている。

 なんちゃってシェフは思うのだ。
 料理は味つけも大事だが、材料の切り方にこそ、センスがあらわれる。
 うちに存在するスーシェフには、常常「材料の切り方に気をつかえるようになったら一人前ですぞ」と伝えている。


3月27
 昨夜クリームシチュウを、パンで食べた。
 本日は、しょうゆを少し加えて、ご飯にかけて食べる。この食べ方、好きだー。


3月28
 庭の草とりを開始する。
 昨年は、庭のしごとに、気持ちが入らなかった。
 スタートが遅かったからではなかったか。
 気がついたときには、くさたちが伸びていた。これまでの人生に「競争」を考えたことがなかったけれども、草たちとは競争しようと思っている。
 時間をつくって1日10分でも庭のしごとをする。

 せっせと草とりをしていたら、庭の片隅にフキノトウ発見。
 ちょっと育ち過ぎたから、急いで収穫。

 いきなり天ぷらにする。
 なんちゃって女将が登場し、フキノトウをていねいに掃除し(ちちの「野菜の掃除」という表現が、大好きだった)、水洗いして水気をとる。葉のあいだに打ち粉をする。打ち粉は片栗粉。
 天ぷら粉を水でといて、揚げる。

 芋焼酎を出してきましたとさ。

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絵の修復が終わりました。
取り掛かる前に、
「修復士の仕事」の動画を見たのです。
何かを盛るなどとは考えず、まず汚れをていねいに
とることを自らに云い聞かせて着手。
歯ブラシで、埃をとり除き(ていねいに!)、
色をほんの少し重ねました。

つぎは額縁づくりです。

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\うんたったラジオ37/

Spotify for Podcastersの仕様が変わって、BGMが使えなくなるかも。
作曲家・大友良英さんの音楽がBGMなったら最高〜という妄想。
映画「ゲバルトの杜〜彼は早稲田で死んだ〜」のクラウドファンディングに
挑戦中のダイチー(この映画の監督、ふみこの夫、あずさの父・代島治彦)
が登場。熊谷のいい店自慢。「魚竹」のお兄さんと
ケーキ屋「ピエージュドゥー」の店主の話、など。


◆代島治彦監督の新作映画「ゲバルトの森〜彼は早稲田で死んだ〜」のクラウドファンディング
https://motion-gallery.net/projects/GEWALTnoMORI/collectors

◆あずさが仲間とやっているポッドキャスト「炊き込みご飯わくわく舎」
https://spotify.link/wmPzS4DsnIb

▽お便りはこちら
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