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<title>山本ふみこの公式ブログ</title>
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<description>ふみ虫・泣き虫・本の虫</description>
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<title>ジャムを煮る</title>
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<description>５月27日　机の上の「ING」のふた無しの箱に、新聞の切り抜きがのっいる。　スク...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>５月<span>27</span>日<br />　机の上の「<span>ING</span>」のふた無しの箱に、新聞の切り抜きがのっいる。<br />　スクラップブックに貼りつけるところだが、記事のなかの写真の笑顔に惹かれて、そのままにしてある。<br />　日付を見ると「２０２４年６月<span>22</span>日」（毎日新聞夕刊）。もう２年近くもそのままにしてきたことになるのには、さすがに驚く。<br />「会いたい２０２４年夏」——脚本家山田太一さん（２０２３年死去　享年<span>89</span>）の記事。視線を斜め上にのばした笑顔で、両手を顎の前あたりで組んでいる写真は、かつてお目にかかったときの印象そのままだ。<br /><br />「一緒に道を歩くと、山田さんは向こうから来る人をよけて、道の端に寄って行ってしまう。最後には側溝のコンクリートの蓋（ふた）の上を歩いている……」という、山田太一晩年、６年にわたってインタビューした作家頭木弘樹氏のことばがこの記事のなかにある。<br /><br />　山田さんとわたしが待ち合わせをしたのは、小田急線の経堂駅だった。<span>10</span>年よりさらにいく年か前のことだ。「山田太一さんでいらっしゃいますね。山本ふみこでございます」と声をかけた。<br />　その日講演をなさる山田さんのそばについて、余計なお世話を焼くという役目を、わたしは担っていた。講演前に昼食をとることになっていたから、その店まで歩くとき、頭木弘樹氏が述べた前述の様子と、まるで同じことが起こった。<br />　気がつくと山田さんは、道の端のほうに寄って行き、このままではどこかへ落ちこんでしまいかねないという佇まいだ。<br />「どうぞ、こちらへ」<br />　と少しばかり中央寄りを歩いていただこうとしても、またいつしか、端に寄っている。謙虚であるからにちがいないけれど、このあたりからでないとみつけられない何かにじっと目を凝らしているようでもあって、わたしは、なんとも云えない気持ちになる。<br /><br />　昼食の店の、これまたもっとも端っこのテーブルについたとき、山田さんはバッグのなかから、当時刊行されたばかりの新書『ハンナ・アーレント』（矢野久美子著／中公新書／２０１４年）をとり出した。<br />　ハンナ・アーレントは政治哲学者（１９０６―７５）であり、戦争の世紀を独自の思考を以て生き抜いた女性だ。山田さんは、この本のなかの「アイヒマン論争」について、静かに、しかし熱く語る。<br /><br />　アドルフ・アイヒマンはナチ親衛隊のユダヤ人問題の専門家。それにより出世して、ゲシュタボのユダヤ人部門の責任者となる。この表現だと、伝わらないかもしれないが、ドイツや、ドイツが占領した地域のユダヤ人たちを強制収容所や絶滅収容所に移送する指揮をとった人物である。行政的大量殺戮の実行を担ったという意味において、悪の権化のように位置付けられた。<br />　しかし、アイヒマン裁判（イェルサレム）を通して、アーレントはアイヒマンを、「怪物的な悪の権化」ではなく、思考の欠如した凡庸な男と描いたのだった。<br />　このことにより、犯罪者アイヒマンの責任を軽くし、抵抗運動の価値を貶（おとし）めるばかりか、ユダヤ人を共犯者と仕立て上げようとしていると決めつけられたアーレントは、追い詰められる。彼女が書いた『イェルサレムのアイヒマン』を１行たりとも読んでいない人びとからも、攻撃された。<br />　それまで親しかったユダヤ人の友人からも絶縁を宣言されている。<br /><br />　山田さんとともに、このことをふり返りながら、わたしは大事な場面で根本的には何もしない（非難したり、攻撃することはあっても）大衆の習性のようなものをみつめていた。そうしてその大衆に、自ら身を投じ、何もしないわたしに……、なりつづけてきた……のだ、と考えていた。<br /><br />＊このときの会話、「アイヒマン裁判」のあれこれについて、これまで幾度も書いてきました。これから先も、思いだすたびわたしは書くだろうと思います。<br /><br /><br />５月<span>28</span>日<br />　小梅の実をとろうとろうと思っていたのに、できなかった。<br />　もうほとんど落ちてしまっていた黄色い実を２キロ拾って、ジャムにする。茹でてタネを除き、砂糖を加えて煮た。<br />「いつもいつも後手にまわって……、ごめんなさいね」<br />　と云いながら、鍋の前に立つ。<br />「ごめんなさいね」<br />　を受けとめてもらえたものか、美味しいジャムとなる。<br /><br /><br />５月<span>30</span>日<br />　庭のラズベリーを摘んで、洗ってよくよくつぶして、しばらくおいてこれもジャムにする。<br />『あるジャム屋の話』（安房直子／あわ・なおこ）を思いだして、目の裏が熱くなる。好きで好きでたまらない物語である。<br />　ジャムを煮ることで、わたしは救われていたのだな、という気がしてくるのだった。何から救われたのだかは、いま、ちょっとわからないのだけれども。<br /><br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/20260602.jpg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="20260602" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/20260602.jpg" alt="20260602" width="399" height="533" border="0" /></a> <br /><span style="color: #800000;">ブルーベリーの実がこんなにふくらんできました。</span><br /><span style="color: #800000;">ことしは、収穫をがんばります。</span><br /><span style="color: #800000;">昨年はカナダにいて、あまり摘めなかった……。<br /><br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/f96bed91750c4cd9b4e9cc6413f185_20260602182301.jpeg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="F96bed91750c4cd9b4e9cc6413f185_20260602182301" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/f96bed91750c4cd9b4e9cc6413f185_20260602182301.jpeg" alt="F96bed91750c4cd9b4e9cc6413f185_20260602182301" width="400" height="400" border="0" /></a> <br /><span>＼うんたったラジオ93／</span><br /><span>ちょっとおすまししてスタート。「仕事どう？」からの、占い師に言われたことばが忘れられないというふみこ。ARASHIの話。5月31日にファイナルを迎える彼らに、どうもありがとうを伝えたいよね、など。</span><br /><br /><span>◆『ことば飯』アマゾン・楽天ブックスからも購入できます！</span><br /><a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%B0%E9%A3%AF-%E3%81%B5%E3%81%BF%E8%99%AB%E8%88%8E%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E3%81%B5%E3%81%BF%E3%81%93/dp/4991428904">https://www.amazon.co.jp/ことば飯-ふみ虫舎文庫-山本ふみこ/dp/4991428904</a><br /><br /><span>▽お便りはこちら</span><br /><span>⁠</span><a href="https://forms.gle/rb9gqcwHJzKafpJr6">https://forms.gle/rb9gqcwHJzKafpJr6</a><br /><br /><span>▼うんたったラジオ93</span><br /><span>Spotify、Apple podcastで聴けます</span> <br /><br /><span style="color: #008000;"><span style="font-size: 10pt;">〈公式HP〉<br /><a style="color: #008000;" href="https://www.fumimushi.com/">https://www.fumimushi.com/</a><br />〈公式ブログ〉<br /><a style="color: #008000;" href="http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/">http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/</a><br class="" />〈公式Instagram〉<br /></span><span style="font-size: 10pt;"><a style="color: #008000;" title="https://instagram.com/y_fumimushi  " href="https://instagram.com/y_fumimushi">https://instagram.com/y_fumimushi</a><a style="color: #008000;" title="https://instagram.com/y_fumimushi  " href="https://instagram.com/y_fumimushi%20 ">  </a></span></span> <br /></span></p>
<p><br /><br /></p>]]></content:encoded>


<dc:subject>日記</dc:subject>

<dc:creator>ふみ虫</dc:creator>
<dc:date>2026-06-02T18:30:00+09:00</dc:date>
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<title>熊谷市内を歩きまわる</title>
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<description>５月23日　１週間机にかじりついていた。　これではいけない。　自ら自らを机から引...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>５月<span>23</span>日<br />　１週間机にかじりついていた。<br />　これではいけない。<br />　自ら自らを机から引き剥がさないと、たちまち「妖怪つくえかたまり」（偽物妖怪。パクリであります）になってしまう。「つくえかたまり」は悪さこそしないが、食べることに関すること以外、手につかなくなる。たとえば、お風呂に入るまでに<span>30</span>分かかるとか、眠りそびれるとか……。<br /><br />　そんなわけで、二女梢を誘いだす。<br />「ね、どこか、歩きまわらない？」　<br />「それでは、熊谷市内を歩きまわりますか」<br />　そう云って、梢は前の晩からやってきてくれた。<br />　埼玉県北自慢の百貨店「八木橋（やぎはし）」で開催中の「大九州展」に向けて歩く。例年どおり「八木橋」の東玄関前に大温度計が出ている。と、思ったら、ことしは西玄関前にも出ている。期間は<span>5</span>月はじめから、<span>9</span>月のお彼岸ごろまで。<br />　熊谷の気温が夏、<span>40</span>度まで上がることで知られるようになってから、「八木橋」の大温度計は毎年、新聞やテレビの情報番組に取りあげられる。<br />　調べてみると、<span>2007</span>年がはじまりと、わかった。「八木橋」からほど近くにある熊谷気象台（開設は<span>1896</span>年／明治<span>29</span>年／当時は熊谷測候所）にて午前<span>11</span>時と午後<span>2</span>時に発表される気温を、大温度計に表示する。<br />　愉快なのは……というか、頭が下がるのは、「八木橋」の担当者が目盛を手で、動かすこと。実際に、幾度がその現場を見た。<br />　こうしてわたしは、どんどん「八木橋」を好きになる。手動、手仕事に無闇に惹かれる質（たち）だからだ。本日の気温は<span>20</span>度に達していない。<span>18</span>度くらい。<br />　百貨店内のカフェでひと休みしたのち、「大九州展」会場へ。福岡県太宰府天満宮の「梅ヶ枝餅」に長い列ができている。しかしわたしがほしいのは乾燥きくらげだ。<br />　ところがところが、本会場にはきくらげの姿はない。<br />　ちりめんじゃこのいいのがあったが、頭はきくらげでいっぱいだ。出合えなかったきくらげを頭から追いだし、ちりめんじゃこに切り替える、そうした神経がつながっていない。つながっていないというよりも、切れている。<br />　その昔、母がわたしに「あなたは何かが１本切れている」と云ったのは、こういう一面についてだったのかもしれない。<br /><br />「八木橋」から出て、梢に熊谷市街地にできた「火鍋店」に偵察に行こう、と提案する。<br />「あなたに、吉祥寺（東京）で麻辣湯（マーラータン）の店に連れて行ってもらって以来、また食べたいと思いつづけてるの」<br />　そうしてカップ麺の麻辣湯を見つけだし、ひとりで食べたのだ。添付の辛いソースを入れ過ぎたため辛くてならず、鍋に移して牛乳とチーズを加える。それはそれで美味しかったのだが、麻辣湯の領域からははずれる結果となった。<br />「ははは。梓（長女）もはまってるみたい。栞（三女）は自分でつくれる！　と云ってる。近所に中国系スーパーがあって、材料をあつめやすいんだって。そうでなくても彼女は韓国系の辛い調味料をいろいろ持っているしね」<br />「麻辣湯って、火鍋なんじゃないかと思うんだけど。春雨入れれば、完全に」<br />「そう思う、わたしも」<br />　それで、偵察。<br />　夏までに行く約束をする。<br /><br />　こんな具合に、土曜日の熊谷を歩きまわったら、歩数計に、<span>19000</span>歩がカウントされていた。<br />　寝る前に、「八木橋・大九州展」でちりめんじゃこを買えばよかった、と思い返す。<br /><br /><br />５月<span>25</span>日<br />　寶登山（ほどさん）へあたらしい本のカヴァの写真撮影に出かける。<br />　雨降りがつづき、２回順延して今日やっとのことで決行。順延により総監督（ブックデザイン担当でもある）柴田裕介さんと、編集の山本梓さんの立ち合いならず、写真家の有賀傑（ありが・すぐる）さんと<span>Daichii</span>とわたしの<span>3</span>人で出かける。<br />　仕事のなかでも、こういう日はたのしい。<br />　有賀さんに写真を任せられるし、わたしには遠足みたいだ。けれどもそんな顔つきはせずに、仕事風を準備する。<br />　始発のロープウェィに乗って撮影するため、午前９時集合。集合場所に行くと、有賀さんが東京から到着していて、すでにあちらこちらにカメラを向けている。<br />　いつきても、ここはほんとうに気持ちがいい。<br />　寶登山ロープウェイ山麓駅前のカフェ「ベンジャミン」で、ベンジャミンさんとスタッフ大澤光恵さんに会う。気持ちがいいということでは、ヒトとしてこんなに気持ちのいいヒトたちも、めずらしい。ときどき顔を合わせて、そのエキスをもらうことに決めている。これでは「すいとり鬼」（またしても、妖怪のパクリであります）だが。<br />「仕事をすませてから、お寄りします。行ってまいります」<br />　緑いっぱいの山頂には、この山の空気をもとめてやってきた「すいとり鬼」たちが、わらわらと湧いている。失礼ごめんなさい。<br />　なんだか、妖怪の仲間のような気がしたのですもの。<br /><br />　ベンジャミンさんの店で、アイス抹茶ラテ（甘くない）と新作の「おさるコロッケ」をいただく。コロッケは、さつまいものと、しゃくし菜（秩父の農作物）のと２種類ある。おどろく美味しさ。<br />　しばらくおしゃべりして、「ベンジャミン」をあとにする。<br /><br />　夜、PCに有賀さんから写真が届いた。<br />　有賀さんは、やはり天才です。<br /><br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/646755e02d4149868d274272a40803_20260526154901.jpeg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="646755e02d4149868d274272a40803_20260526154901" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/646755e02d4149868d274272a40803_20260526154901.jpeg" alt="646755e02d4149868d274272a40803_20260526154901" width="399" height="533" border="0" /></a> <br /><br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/f96bed91750c4cd9b4e9cc6413f18578.jpeg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="F96bed91750c4cd9b4e9cc6413f18578" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/f96bed91750c4cd9b4e9cc6413f18578.jpeg" alt="F96bed91750c4cd9b4e9cc6413f18578" width="400" height="400" border="0" /></a>  <br /><span style="color: #800000;">＼うんたったラジオ92／</span><br /><span style="color: #800000;">雨の熊谷です。「水やりを替わってくれてありがとう」とお空に向かって言うふみこ。農業の進捗、まもなく麦刈りです。苗箱への土入れ、稲の種まき、赤ちゃんの育つ苗箱をムロに運ぶ。庭の草とりのサイクル。あずさはドラえもんミュージアムに行ってきました。おなじみ、ナイスガイ編集部の橋本太郎せんせいのアテンドで、一日中楽しみました。藤子・F・不二雄先生の裏話もたっぷりと！</span><br /><br /><span style="color: #800000;">◆「炊き込みご飯わくわく舎」のZINE、こちらで入手できます◎</span><br /><span style="color: #800000;"><a style="color: #800000;" href="https://summerxmas.base.shop/">https://summerxmas.base.shop</a></span><br /><br /><span style="color: #800000;">◆『ことば飯』アマゾン・楽天ブックスからも購入できます！</span><br /><span style="color: #800000;"><a style="color: #800000;" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%B0%E9%A3%AF-%E3%81%B5%E3%81%BF%E8%99%AB%E8%88%8E%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E3%81%B5%E3%81%BF%E3%81%93/dp/4991428904">https://www.amazon.co.jp/ことば飯-ふみ虫舎文庫-山本ふみこ/dp/4991428904</a></span><br /><br /><span style="color: #800000;">▽お便りはこちら</span><br /><span style="color: #800000;">⁠<a style="color: #800000;" href="https://forms.gle/rb9gqcwHJzKafpJr6">https://forms.gle/rb9gqcwHJzKafpJr6</a></span><br /><br /><span style="color: #800000;">▼うんたったラジオ92</span><br /><span style="color: #800000;">Spotify、Apple podcastで聴けます </span><br /><br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/582104443936571410_20260526155101.jpg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="582104443936571410_20260526155101" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/582104443936571410_20260526155101.jpg" alt="582104443936571410_20260526155101" width="400" height="400" border="0" /></a> <br /><span style="color: #800000;">＼しおりこっこラジオ23／</span><br /><br /><span style="color: #800000;">カナダでAirbnbをはじめました。</span><br /><br /><span style="color: #800000;">韓国のパリパリ文化に振りまわされながら、準備期間2日でなんとかエアビーをはじめることができました。学生時代に一夜漬けでテスト勉強していたときの、焦りと興奮がまざったような気持ちをひさしぶりに思い出しました。（笑）<br /><br />▼しおりこっこラジオ</span><br /><span style="color: #800000;"><a style="color: #800000;" href="https://open.spotify.com/episode/6y26eSMQzuwqqebxwtfgPS?si=PG_5gd70QxCSxoQZbqLlMg">https://open.spotify.com/episode/6y26eSMQzuwqqebxwtfgPS?si=PG_5gd70QxCSxoQZbqLlMg</a><br /><br /><br /><span style="color: #008000;"><span style="font-size: 10pt;">〈公式HP〉<br /><a style="color: #008000;" href="https://www.fumimushi.com/">https://www.fumimushi.com/</a><br />〈公式ブログ〉<br /><a style="color: #008000;" href="http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/">http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/</a><br class="" />〈公式Instagram〉<br /></span><span style="font-size: 10pt;"><a style="color: #008000;" title="https://instagram.com/y_fumimushi  " href="https://instagram.com/y_fumimushi">https://instagram.com/y_fumimushi</a><a style="color: #008000;" title="https://instagram.com/y_fumimushi  " href="https://instagram.com/y_fumimushi%20 ">  </a></span></span> </span><br /><br /><br /></p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>日記</dc:subject>

<dc:creator>ふみ虫</dc:creator>
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<title>ステーキを焼いて食べる</title>
<link>http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/2026/05/post-6dc46b.html</link>
<description>山本ふみこの公式ブログ。2026年5月19日号。</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><span>5</span>月<span>14</span>日<br />「『はじめに』と『おわりに』の原稿、ありがとうございます。<br />　恨むなんて、とんでもない！　恨めしいことなど何ひとつないのが『ふみ虫舎』とのお仕事なので。<br />　今回も書き手のみなさんの原稿、楽しく、ときにウルッときたり、ハッとしたりしながら読ませていただきました。日常のおもみや深みを感じてグッときました」<br /><br />　というメールが届いていた。<br />　ブックデザイナーの柴田裕介さんから。<br />　前の日の、わたしのメールに対するお返事である。<br />「ふみ虫舎エッセイ講座」のあたらしい本の「レイアウト」（その昔ゲラと呼んでいたのと意味合いも工程も同じ）を受けとったお礼のメールをわたしは、した。<br /><br />「ほんとうに、どうもありがとうございました。<br />　こんなに急いでいただいて。<br />　どうか恨まないでください。<br />　いえ、少し恨んで、『気』を抜いていただきたいです」<br /><br />　柴田さんのやさしいメールに、涙がこぼれる。<br /><br /><br /><span>5</span>月<span>17</span>日<br />　苗運びをする。<br />　約束の仕事が複数あって、頭を掻きむしったが、掻きむしりながら、それらをあとまわしにすることとする。<br /><br /><span>　Daichii</span>に<span>286</span>個（もち米を加えて、その数になった）の苗箱をひとりで運んでもらうのはしのびなかった。<br />　田畑の仕事は「待ったなし」と云われるが、そしてそりゃそうだとわかっているけれども、わたしの机仕事だってほんとうは「待ったなし」なのだよ、と思う。<br />　ひとつ落とすと、永遠に仕事がずれてゆく……。<br />　永遠に？　それは大袈裟。<br />　そこにたどり着いて笑う。<br />　なんとでもなる。<br />　いいわけだって、堂堂としよう。<br /><br /><span>　３</span>日前に萌がやってきて、<span>Daichii</span>とふたりで苗箱の土に蒔いてくれた籾種がむしろの下で発芽している。小さなもやしみたいな、芽。<br />　それを苗代田（なわしろだ）に運ぶのだ。半日がかりで運び、夕方、そこに虫除けネットをかける作業をした。<br /><br />　夜は、ステーキを焼いて食べる。<br /><br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/a2b6e1c8aaca4e4d9a16f969d0b3dc45.jpeg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="A2b6e1c8aaca4e4d9a16f969d0b3dc45" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/a2b6e1c8aaca4e4d9a16f969d0b3dc45.jpeg" alt="A2b6e1c8aaca4e4d9a16f969d0b3dc45" width="400" height="300" border="0" /></a> <br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/32ce65c877fe4fa685d922e5202a13f7.jpeg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="32ce65c877fe4fa685d922e5202a13f7" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/32ce65c877fe4fa685d922e5202a13f7.jpeg" alt="32ce65c877fe4fa685d922e5202a13f7" width="400" height="300" border="0" /></a> <br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/92451f14d24646c1b9d6fa4468059ffa.jpeg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="92451f14d24646c1b9d6fa4468059ffa" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/92451f14d24646c1b9d6fa4468059ffa.jpeg" alt="92451f14d24646c1b9d6fa4468059ffa" width="400" height="300" border="0" /></a> <br /><br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/f_fun20260516.jpg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="F_fun20260516" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/f_fun20260516.jpg" alt="F_fun20260516" width="400" height="282" border="0" /></a> <br /><span style="color: #800000;">ちょっとめずらしい仕事をしました。</span><br /><span style="color: #800000;">「フェリシモ」商品の製作に少し関わったのです。</span><br /><span style="color: #800000;">カタログ（Kuraso／クラソ）にエッセイや</span><br /><span style="color: #800000;">イラストもかきました。見てね。<br /><br /><span style="color: #008000;"><span style="font-size: 10pt;">〈公式HP〉<br /><a style="color: #008000;" href="https://www.fumimushi.com/">https://www.fumimushi.com/</a><br />〈公式ブログ〉<br /><a style="color: #008000;" href="http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/">http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/</a><br class="" />〈公式Instagram〉<br /></span><span style="font-size: 10pt;"><a style="color: #008000;" title="https://instagram.com/y_fumimushi  " href="https://instagram.com/y_fumimushi">https://instagram.com/y_fumimushi</a><a style="color: #008000;" title="https://instagram.com/y_fumimushi  " href="https://instagram.com/y_fumimushi%20 ">  </a></span></span> <br /></span></p>]]></content:encoded>


<dc:subject>日記</dc:subject>

<dc:creator>ふみ虫</dc:creator>
<dc:date>2026-05-19T12:20:00+09:00</dc:date>
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<title>麦から米へ</title>
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<description>５月９日　朝、東京から友人がふたり、きてくれる。　きょうは、ことしの稲作第一歩の...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>５月９日<br />　朝、東京から友人がふたり、きてくれる。<br />　きょうは、ことしの稲作第一歩の日。<br />　育苗箱（いくびょうばこ／以下、苗箱）に「土入れ」をする。<br /><br />　友人のひとりは、初めてうちに遊びにくるというのに、「土入れ」作業を引き受けてくれ、作業着、長靴をかついでやってきてくれた。<br />　まず苗箱（なえばこ）にシートを敷く。これは、保水性をよくすることに加えて、苗箱をならべて田植えを待つ「苗代田（なわしろだ）」の土に、根が付くのを防ぐためでもある。苗代田に苗箱からのびた根が張ると、苗箱を持ち上げるのに苦労する。——経験がある。<br /><br />　シートの上に土を満遍なく入れてゆく。<br />　専用の機械もあるが、うちはずっと手作業でやってきた。<br />　苗箱を置く→シートを敷く→土を入れて表面を定規のようなものでならす→苗箱を運んで重ねる。<br />　この作業を友人ふたりと、<span>Daichii</span>が進める。<br />　わたし？　わたしは昼ごはんの準備と、庭しごと。人数が多過ぎても、テンポが乱れる。３人でさくさく働いている。<br /><br />　昼はドライカレー。<br />　新玉ねぎのサラダ。<br />　ルバーブをのせたヨーグルト。<br /><br />　同じ姿勢で作業をくり返すため、身体がかたまり、時として腰が痛くなったりする。が、誰ひとりため息すらつかずに、流れるように、作業は進んでゆく。だんだん名人芸の域に入るようだが、やがて、それは終了する。午前<span>10</span>時にはじめて、午後<span>3</span>時半にすっかり片づいた。<br /><br />　夕方みんなでバスに乗って、市街地に出て、町中華の店で、乾杯する。<br />　芝海老のマヨネーズ和え、やけに美味しかったな。<br /><br /><br />５月<span>11</span>日<br />　夜、萌がやってくる。<br />　明日、籾種蒔き。<br /><br />　新玉ねぎとそらまめのクリームパスタ（そらまめは畑のもの）。<br />　きゃべつのサラダ。<br />　もずくとちくわと、きゅうりの酢のもの。<br /><br />　毎年、これから先の作業を助けてくれる道具（種蒔き）や機械（コンバイン）が無事に働いてくれますように、と祈っている。誰も彼も年とってきて、ときどき不具合が出る。わたしがこの家に来てからは、何かしら問題が出ている。<br />　そのたび、農協のドクター（機械担当）が往診してくださって、なんとか麦も、米も出荷できてきた。<br /><br />　道具たちと肩を抱き合い、あちらこちらさすり合いながら、働く。<br /><br />　いま現在、田んぼでは麦が青青として、風に揺れている。<br />　そんななか、つぎなる稲作の準備をはじめるといううつろいは、まさしく神事だ。道具の不具合でさえ、床しき試練である。<br /><br /><a href="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/20260512.jpeg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="20260512" src="https://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/images/20260512.jpeg" alt="20260512" width="399" height="533" border="0" /></a> <br /><span style="color: #800000;">今年の苗箱は、275箱でした。</span><br /><span style="color: #800000;">餅米もつくります。<br /><br /><span style="color: #008000;"><span style="font-size: 10pt;">〈公式HP〉<br /><a style="color: #008000;" href="https://www.fumimushi.com/">https://www.fumimushi.com/</a><br />〈公式ブログ〉<br /><a style="color: #008000;" href="http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/">http://fumimushi.cocolog-nifty.com/fumimushi/</a><br class="" />〈公式Instagram〉<br /></span><span style="font-size: 10pt;"><a style="color: #008000;" title="https://instagram.com/y_fumimushi  " href="https://instagram.com/y_fumimushi">https://instagram.com/y_fumimushi</a><a style="color: #008000;" title="https://instagram.com/y_fumimushi  " href="https://instagram.com/y_fumimushi%20 ">  </a></span></span> <br /></span></p>]]></content:encoded>


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